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ゼロコロナ政策で低迷の中国経済 立て直しのカギはインフルエンサー

日本では3月13日よりマスク着用義務が3年ぶりに解除された

好調だった自動車産業や電気電子産業も半導体不足から、売りたくても売れない状況が続き、原料不足から物価は上がれど収入の上昇は追いつかず景気低迷が続く

そんな状況はお隣中国でも同じだ。中国の場合はゼロコロナ政策による行動制限が大きな原因だったかもしれない

しかし中国の場合は次々と新たな技術が生まれる文化がもう20年以上も続いている

その結果今では電気自動車は世界の65%シェアを占め、太陽光発電では80%、ロケット宇宙産業も昨年1年だけで宇宙ステーションの完成に至った

中国の大学卒業生の数は1000万人を超え、コロナの影響での採用人数減もあり、都市部での失業率は20%を超えるところもあるという話もある

大学を出ても就職先がみつからず大学院で修士や博士を取る人が急増し、試験にパスすることさえ狭き門となってきた

大学生の子供を大学院試験にパスできるように応援したい気持ちから、両親も一緒に大学院の入試勉強をした結果、両親は合格したが子供は落ちたという、笑えない話もある

それでも屈しないのが中国の若者で、以前は中国人の2人に1人は経営者になると言っていたが、今でもチャンスがあればとビジネスのチャンスを虎視眈々と狙っている

中国の主要都市では、広場や大通り、駐車場などを使った「トランクマーケット」が流行している。

夕方以降、若者たちが自家用車のトランクスペースを使い、日用品や飲食物を販売している。

また中国では10年くらい前から、ITによるアプリの進化で、SNSや口コミがさかんとなり、TikTokの前進であるドウーインは今ではアクティブユーザー数が6億人を超えている

当時から、新しいレストランに入って、何か注文するのに、日本だったらメニューを見るが、彼らはアプリに出てくるお勧め評価サイトの画面を見てオーダーする

物販でも当時はネット販売だけだと信用度が低かったが、その後YouTuberで信用できる人が商品紹介するような形式での販売が大爆発したのが、ライブコマースだ

ライバーと呼ばれるYouTuberみたいな人が、現場で商品をネットアプリを使って紹介しながらそのアプリ画面に着いているカート(買い物かご)から直接購入出来て、自動決済、配送される

1回の放送で数億円売るインフルエンサーもいるといて、インフルエンサー養成所に通う人も増えているそうだ

今ではSNS投稿で物販だけでなく、施設や物販、見た物、聞いた物をネットで公開し、多くのファンを集めていくことでビジネスにつながっている若者も急増している

今度の中国の首相である李強氏は、これからの5年間は急速に経済を立て直すことを最も重要事項としており、そのためにはGDPの4割を占める個人消費の回復が重要だと、今回の人民大会では述べている

こうしたSNSを最大限に活用した若者達のパワーも最大限に応援していくのかもしれない

出典元(写真も)は下記URL参照
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/375232?display=1&mwplay=1
https://find-model.jp/insta-lab/influencer-marketing-manual/
https://find-model.jp/insta-lab/sns-marketing-for-global-business/
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/03/09/2023030980004.html
https://x.gd/rNVtP

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