まばたきの涙と光で電力を生成する「スマートコンタクトレンズ」

拡張現実(AR)技術が発展したとき、スマホに変わる主要なデバイスとなるのが「スマートコンタクトレンズ」だと予想されている

そのため多くの企業や研究機関はスマートコンタクトレンズの開発に取り組んでいる

しかし、このデバイスで大きな課題となるのが「どこから電力を供給するか」のかということだ

最近、アメリカのユタ大学(The University of Utah)電気コンピュータ工学部に所属するエルファン・プールシャバン氏ら研究チームは、

瞬きで生じる涙と太陽光や人工光源から電力を生成できるスマートコンタクトレンズ用の発電システムを開発した

このシステムは外部電源に依存しないため、より便利で快適なスマートコンタクトレンズの開発に役立つはずだ

原理は、金属空気電池のように機能する、まばたきで作動するシステムです。着用者の自然な涙、より具体的にはその中の電解質は、発電のためのバイオ燃料として機能する

目が完全に開くと、ハーベスターはオフになります。次に、目が瞬きを始めると、涙液の電解質がマグネシウム陽極と出会い、酸化反応と電子の生成が引き起こされる

最後に、涙液電解質はアノードと白金カソードの両方に接触し、アノードの表面でのさらなる酸化とカソードの表面での酸素の還元を通じて、より多くのエネルギーを生成する

まぶたの動きや涙の継続的なリフレッシュによって電極が汚れるのを防ぐ

自律型健康管理マイクロシステム、特にスマート コンタクト レンズは、緑内障治療のための血糖値や眼圧などの生理学的信号の非侵襲的通信に使用できる。

これらの IoT デバイスは、目の乾燥、慢性的な眼表面の炎症、および視覚障害に対処するためにも使用される。

眼球上マイクロデバイスには健康および情報の幅広い用途があり、大規模な新市場を生み出す可能性があるという

研究の詳細は、2024年3月13日付の科学誌『Small』に掲載された

論文は難しそうなので、下記にURL、日本語翻訳URLを付記しておく

出典元(写真も)は下記URL参照
https://nazology.net/archives/148429
https://onlinelibrary-wiley-com.translate.goog/doi/10.1002/smll.202401068?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
https://spectrum-ieee-org.translate.goog/power-smart-contact-lenses?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp&_x_tr_hist=true
英語原文 


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