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中国の自動運転タクシー事情

自動運転技術を活用したサービスの代表格である自動運転タクシー。

米Waymoが2018年にサービスインして以来、その開発の熱は世界に広がり続けている。

最も加熱しているのは中国だ。同国主要都市では開発各社がこぞってサービス実証を進めており、現在進行形でサービスの深化やエリア拡大を図っている。

特に百度の動きはフットワークが軽く、最近では重慶で完全無人の自動運転タクシーを展開しはじめ、注目を集めている。

百度は中国版Googleのような地図アプリも充実しており、中国での全ての交通案内としても多くの人が使っている

また、自動運転車に関しては2017年からアポロ計画として、中国北部の河北省保定市にある雄安新区をスマートシティとして実装実験を開始してきた経緯もあり

2019年コロナ時には、無人運転車として武漢の病院への物資輸送車としても活躍してきた

北京では、2018年6月に公道走行ライセンスを取得し、2020年8月に一般ユーザーを対象とした自動運転タクシーサービスを開始している。

その後、セーフティドライバー不在の無人による自動運転車の公道実証許可も受け、2021年5月には首鋼園区で有料サービスにも着手している。

2022年7月には、経済技術開発区でドライバーレスによる有料サービスの試験運用を開始すると北京市が発表しており、百度とPony.aiがそれぞれ実証に臨むという。

このほか、湖南省長沙市で2019年6月に公道走行ライセンスを取得し同年9月にサービス実証を開始するなど、

2022年7月までに公表されているだけで上海、広州、重慶、滄州、深センの7都市で自動運転タクシーを展開している。

トヨタ自動車も、中国合弁企業の広汽トヨタ、自動運転スタートアップの小馬智行(ポニー・エーアイ)の3社で合弁会社を2023年内に立ち上げると発表した。

トヨタブランドの電気自動車(EV)にポニー・エーアイの自動運転技術を実装し、広汽トヨタが生産する。24年にも「ロボタクシー」サービスの実現を目指す。

合弁会社の資本金は10億元(約198億円)以上。ポニー・エーアイが50%、トヨタと広汽トヨタが残り半分を出資する。

ロボタクシーを手がけるポニー・エーアイは19年にトヨタと戦略的提携を結び、中国では「シエナ」や「レクサスRX」をベースとした約200台のプロトタイプ自動運転車を導入している。

新会社の設立により、自動運転技術の実装とロボタクシーの商用化を推進する。

 トヨタ中国本部長の上田達郎執行役員は今回の合弁事業について「中国の自動車市場は『電動化』と『知能化』が前例のないスピードで発展している。

一日も早くロボタクシーの運用を開始し、人々に安心・安全なモビリティを提供したい」と語った。

今後も増えていくのだろうか

出典元(写真も)は下記URL参照
https://jidounten-lab.com/u_china-city-autonomous-matome
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd127420.html


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