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商船三井、外航船200隻以上に「Starlink」本格導入–世界的な船員不足

世界で最も宇宙に通信衛星を送り出し、世界中でネットがつながるインフラを構築している、イーロンマスク率いるスペースX社の衛星コンステレーション「スターリンク」

このスペースX社といち早く日本で手を結んだのがKDDI

このたびKDDIが海運大手第2位の商船三井(1位日本郵船、3位川崎汽船)と取組み、

船上の通信環境改善を目的に、商船三井グループが運航するクルーズ船やフェリーなどでの法人向け衛星ブロードバンドサービス「Starlink Business」のトライアル利用を8月より順次開始、

今回のトライアルでは、商船三井クルーズが運航するクルーズ船「にっぽん丸」、商船三井フェリーが運航するフェリー「さんふらわあ さっぽろ」と、

貨物を積んだトラックやトレーラーをそのまま運ぶ“RORO(Roll-on Roll-off)”船「むさし丸」、フェリーさんふらわあ(大分県大分市)が運航するフェリー「さんふらわあ さつま」の計4隻にStarlink Businessの海上利用向け通信サービスを搭載する。

グループで管理する外国航路船舶(外航船)233隻に衛星インターネットサービス「Starlink」を順次導入していくと発表した。2023年度中に約140隻に導入する予定。

一般に使われている既存の通信環境と異なり、船舶と陸上基地などとのあいだで情報のリアルタイム共有が可能になる。

商船三井は、外航船にStarlinkを試験導入し、検証してきた。その結果、通信速度が最大で50倍向上するなど、通信環境の改善につながったという。

従来は難しかった家族とのビデオ通話や動画の視聴などの利用が可能となり、船員のウェルビーイング向上効果が得られたとしている。

海運業界では船員不足が深刻化しており、1月時点で世界で必要とされる船員に対して1割不足していると指摘されている。

Starlink導入で船員のウェルビーイングを改善し、船員不足の問題に対応していく方針。

商船三井は、内航を走るクルーズ船、フェリー、貨物を積んだトラックやトレーラーをそのまま運ぶ“RORO(Roll-on Roll-off)”船でも試験導入する。

2024年12月には航行中でもワーケーション可能なクルーズ船「MITSUI OCEAN FUJI」の運航を開始する。

世界一周しながらシームレスな通信環境でビジネスもでき、時には同じ船に乗る何千人のコミュニティの中から、つながりが生まれ、新たなビジネスが生まれてくるのかもしれない

船舶の他、飛行機でもZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)は、スターリンク)導入に向けた技術検証を進め、航空会社ではアジア初の試みで、機内インターネット通信の高速化を目指す。

今まで空や海でもネットが使える場合もあるが、つながりにくく遅延が当たり前だったのが、下り最大220Mbpsの通信環境を構築できる快適さは一気に広まるのだろうか

出典元(写真も)は下記URL参照
https://uchubiz.com/article/new30116/
https://uchubiz.com/article/new29684/
https://uchubiz.com/article/new24022/
https://newswitch.jp/p/36923


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