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「宇宙エレベーター」仕組みは?いつ実現?–大林組が体験コンテンツ出展

大手ゼネコンが宇宙事業に取り組んでいることをご存じだろうか

清水建設は「宇宙ホテル」、竹中工務店は「宇宙農場」、鹿島建設の「人工重力施設」、大成建設の「SLAM自動運転技術」

そして、今東京臨海部で5月26日まで開催中のテクノロジーイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」で紹介している大林組の宇宙エレベーター

大林組は有明アリーナ(東京・江東区)の会場において、宇宙エレベーター(軌道エレベーター)を疑似体験できる「SPACE GATE」を出展している。

この構想は日本だけではなく、海外でも研究されており、どこが最初に始めるかも注目されている

宇宙エレベーターとは、地球と宇宙をケーブルで結ぶ輸送システムだ。実現すれば、まるでビルのエレベーターのように、宇宙と地球を気行き来できる。

また、化学ロケットと比べて宇宙への輸送コストを大幅に低減できる。

宇宙エレベーターの仕組みは運動会の「綱引き」に似ている。

ケーブルは宇宙空間の静止軌道(高度約3万5786 km)まで伸び、その先にカウンターウェイト(重り)が取り付けられる。

ケーブルは地球の自転と同期しており、宇宙側には遠心力がかかる。

この遠心力によってカウンターウェイトがケーブルを引っ張り、地上と宇宙の間でケーブルがピンと張って安定する。

なお、ケーブルは静止軌道を結ぶため、地上からは真上に伸びる「ビル」のようにも見える。

大林組の構想では、ケーブル長は静止軌道を超え、9万6000kmに達する。

地表から離れるにつれて遠心力が強くなり、より深宇宙を探査するために必要な「速度」を得られる。

このため、途中に火星に向かうゲートや、木星・小惑星帯へ向かうゲートを設ける計画だ。

さらに、地上から静止軌道に達するまでには数日を要すことが想定される。そのため、エレベーター内はホテルライクな居住空間とする計画だ。

なお、宇宙エレベーターを実現するには、上記の「綱引き」に耐える素材が必要だった。

しかし「カーボンナノチューブ」が発見されたことで、素材面では実現可能性が高まっている。

大林組によると、ケーブルやクライマーを開発し、2025年にアース・ポートを着工できれば、25年間の工期で静止軌道ステーションの供用を2050年にも開始できるとしている。

なお、設置場所は赤道上が想定されている。

SusHi Tech Tokyo 2024の展示では、宇宙エレベーターに乗り込み、静止軌道ステーションまでの映像を360度のスクリーンで楽しむことができる

ちょっと新幹線で宇宙に行ってきます。そんな時代が遠からずやってくるのだろうか。

出典元(写真も)は下記URL参照
https://uchubiz.com/article/new46876/
https://magazine.zennichi.or.jp/commentary/8748
https://x.gd/rJQUM



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