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H3ロケット4号機、10月20日に打ち上げ–宇宙安保に関わる「きらめき3号」搭載

【要約】H3ロケット4号機は10月20日に打ち上げ予定で、防衛省の重要な通信衛星「きらめき3号」を搭載。宇宙と安全保障の連携が進み、日本の宇宙産業が成長を続けています。

【本文】ようやく日本のロケット打上げも増えてきそうな予感

今週日曜日発表のスペースワンによる民間企業ロケットのカイロス2の打ち上げが12月に向けて最終調整中の発表が和歌山県串本市の宇宙シンポジウムであったが、

昨日はJAXAのH3ロケット4号機の打ち上げが10月20日15時42分〜17時30分に実施との発表があった

H3ロケットは現在のH2Aロケットが最終50号を最後に引退し、その後継機となり今後日本の主流ロケットとして置き換わる

H2Aロケットは49号機を9月11日打ち上げが決まっており、あと1機を残すのみ

H3ロケットも初号機は2023年3月7日、鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げられるも、ロケットはミッションを達成する見込みがないとの判断から、指令破壊信号を送信され失敗となった

H3初号機には国が280億円を投じて開発した地球観測衛星「だいち3号」(ALOS-3)も搭載されていた。高精細な地上の画像を撮影でき、防災の新たな切り札となる衛星だった。

H3ロケット2号機は、種子島宇宙センターから2024年2月17日9時22分55秒(日本標準時)に、H3ロケット試験機2号機を打ち上げ、ロケット性能確認用ペイロード(VEP-4)の分離を確認で成功

H3ロケット3号機は7月1日1日の昼過ぎ、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、17分後には搭載した地球観測衛星「だいち4号」を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功

そして次回の4号機には防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」の軌道投入をめざす。

同衛星は、自衛隊の部隊運用において極めて重要な指揮統制などの情報通信に用いられる。

すでに1号機、2号機を打ち上げており、3号機の打ち上げで3機体制を構築する。

宇宙と安全保障は切り離せない関係となっており、技術革新が進む分野の1つとなっている。

「きらめき」シリーズでは、画像や映像データを送受信できる広帯域通信が可能で、海外活動など広域での通信の確保も可能となる。

2022年には打ち上げ成功ゼロだった日本の実績も、成功や再チャレンジに向けて、9月、11月、12月と計画されてきた

そのうち北海道大樹町のインターステラ、大分のシエラスペースなどの民間も打ち上げや宇宙船着陸に参加してくるだろう

世界の宇宙産業における市場規模はモルガンスタンレーによれば2040年までに140兆円規模になるだろうと言われている

H3ロケットの電子部品9割は車載流用との情報もある。日本は自動車や家電を通して多くの技術開発力を生み出してきたし、今でも、ものづくりの精密さは世界の先端をいくと思う

宇宙産業には多くの産官学の知恵や応用なども大いにチャンスはあるだろうから、家電、自動車に継ぐ一大産業への事業展開、事業転換などがうまくいったらいいなと思った

出典元(写真も)は下記URL参照
https://uchubiz.com/article/new52100/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG164XH0W4A710C2000000/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240419/k10014426351000.html
https://www.jaxa.jp/press/2024/02/20240217-1_j.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240701/k10014497981000.html
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/seizo_sangyo/space_industry/pdf/001_05_00.pdf
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01540/00014/


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