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#福井県立恐竜博物館

写真 恐竜への道 福井県立恐竜博物館

写真 恐竜への道 福井県立恐竜博物館

 3連休なので、写真の整理。
 福井県立恐竜博物館の、恐竜への進化を追っていく展示。

 原始的な主竜類。主竜類はワニ、恐竜、鳥類などを含む分類群。

 三畳紀の主竜類の中で、脚がトカゲのように横に張り出すのではなく、真下に伸びるよう進化してゆくグループ。マラスクスは、別名のラゴスクスの方がなじみ深いです。マラスクスは後脚の付け根の構造などから、分類上の恐竜ではないのですが、見た目はほとんど恐竜と

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写真 古人類と霊長類化石 福井県立恐竜博物館

写真 古人類と霊長類化石 福井県立恐竜博物館

 3連休なので、写真の整理。
 福井県立恐竜博物館の古人類と霊長類の展示。この博物館の中では、小さなコーナーに感じますが、普通の博物館なら準メイン級くらいに扱われる展示じゃないかと思います。

 「ルーシー」と名付けられたアウストラロピテクスと、「トゥルカナ・ボーイ」と名付けられたホモ・エルガスター。個体名まで有名な標本2体ですね。

 古人類の頭骨コレクション。系統樹の上に並べられています。

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写真 海獣類 福井県立恐竜博物館

写真 海獣類 福井県立恐竜博物館

 3連休なので、写真の整理。
 福井県立恐竜博物館のクジラと海獣の展示。クジラは天井から吊るしてあるので、下から見上げるかたちになります。

 クジラの祖先となった陸上動物。

 古代クジラ、ドルトン。痕跡的な後脚が見えます。

 古代クジラ、バシロサウルス。クジラなのに「サウルス(トカゲの意。爬虫類の学名によく使われる)」とつくのは、発見当時は海棲爬虫類と考えられていたからとのこと。痕跡的な後脚

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写真 哺乳類への道 福井県立恐竜博物館

写真 哺乳類への道 福井県立恐竜博物館

 3連休も終わってしまったけれど、一度手を付けてしまった写真整理は、キリのつくまでやってしまいたい。
 福井県立恐竜博物館の展示のうち、哺乳類を含む単弓類の展示。

 いわゆる「哺乳類型爬虫類」の代表格ディメトロドン。「哺乳類型爬虫類」の語は、専門的な場では、今ではあまり使われていないようです。
 実は単弓類の中では一番古い「盤竜類」というグループに属します。

 恐竜時代の角竜や、新生代の大型草

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写真 福井県立恐竜博物館 エントランス

写真 福井県立恐竜博物館 エントランス

 福井県立恐竜博物館の写真整理がすっかり滞っておりましたが、最後のエントランス部分の写真をアップします。昨年夏、リニューアル直前の写真です。
 記事の最後に他記事へのリンクもつけておきますので、良かったら他記事もご覧ください。

 博物館入口の看板。上におそらくブロンズのフクイラプトルが載ってます。

 入場してすぐの長い長いエスカレーターで地下に降りると、多数の化石パネルの並ぶ通路。一気に古生物

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写真 始祖鳥と羽毛恐竜 福井県立恐竜博物館

写真 始祖鳥と羽毛恐竜 福井県立恐竜博物館

 3連休なので、写真の整理。
 福井県立恐竜博物館の始祖鳥と羽毛恐竜のコーナー。

 始祖鳥の標本がずらり。でもやっぱり一番好きなのは、ベルリン標本です。アイヒシュテット標本の写真には自分の姿が写りこんでいますね。お見苦しくて失礼しました。

 中国産の羽毛恐竜たち、今では珍しくなくなってしまいましたが、20年くらい前は、展示が来るとなればちょっと遠くても頑張って見に行ったものです。

 始祖鳥と

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写真 地元の化石コーナーと、工夫と演出を凝らした展示 福井県立恐竜博物館

写真 地元の化石コーナーと、工夫と演出を凝らした展示 福井県立恐竜博物館

 福井の写真だけは、整理し終えておきたい。
 今回は雑多なコーナーをひとまとめに。

 まずは地元産の化石のコーナー

 続いてアジア産の恐竜2体

 ダイノラボという部屋では触れる化石が多数置かれていたり、ティラノサウルスの全身骨格の周囲に足場がめぐらしてあって、好きな場所を至近距離から観察できるようになっていたりしています。

 吹き抜け周りの廊下には、発掘現場から搬出中っぽく積み上げられた木

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写真 メイン展示の鳥脚類 福井県立恐竜博物

写真 メイン展示の鳥脚類 福井県立恐竜博物

 延々続く写真整理・・・。今回は鳥脚類。
 化石の密度が凄くて、逆に写真を撮る角度が限定されてしまうので、画面にライトが入ったり逆光の写真があったり後ろの化石と区別がつきづらいなど、ちょっと見づらい写真が多くて申し訳ないです。

 やや原始的な鳥脚類2種類。

 大量のイグアノドン類。ちょっと獣脚類みたいで、今も写真が間違ってないか何度も確認してしまったカンプトサウルス(の1種)と、背びれがあるオ

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写真 メイン展示の獣脚類 福井県立恐竜博物館 

写真 メイン展示の獣脚類 福井県立恐竜博物館 

 土日休んでようやく体力が回復してきたので、写真整理の続き。
 今回はメイン展示室の獣脚類。

 まずは発見されている中で最古の恐竜、エオラプトル。博物館の解説によると、最近では獣脚類に含めるかどうかを含めて、分類学的位置について議論があるとのこと。

 2011年に命名された、原始的な獣脚類。

. 後ろの骨格と被って、わかりにくくなってしまいましたが、ケラトサウルスです。

 中国産獣脚類3連

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写真 メイン展示の装盾類(剣竜類・曲竜類) 福井県立恐竜博物館

写真 メイン展示の装盾類(剣竜類・曲竜類) 福井県立恐竜博物館

 夏に行った恐竜博物館の写真をアップするのに、こんなに時間がかかるとは思っていませんでした。メイン展示の最後は装盾類。装盾類は剣竜類と曲竜類を含む分類群です。

 ヘスペロサウルス、今回行った時には唯一の剣竜でした。

 ジュラシック・パークの原作小説の著者、マイクル・クライトンから名前をもらったクライトンサウルス、Wikipediaでは「クリトンサウルス」表記になっていますが、本来学名はラテン語

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写真 メイン展示の周飾頭類(角竜・堅頭竜) 福井県立恐竜博物館

写真 メイン展示の周飾頭類(角竜・堅頭竜) 福井県立恐竜博物館

 シルバーウィークも写真整理。周飾頭類は角竜類と堅頭竜類を含めた分類群です。

 アーケオケラトプスは前期白亜紀の原始的な角竜類。

 逆光で見づらい写真になりましたが、有名な角竜のひとつプロトケラトプス。

 メデゥーサケラトプスはフリルの外縁の形状を、メデゥーサの髪に見立てて名付けられたとのこと。

 トリケラトプスの頭骨も逆光で、なかなか良い写真が撮れませんでした。いずれリベンジしたいです。

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写真 メイン展示の竜脚形類 福井県立恐竜博物館

写真 メイン展示の竜脚形類 福井県立恐竜博物館

 お盆休みも写真整理の続きです。今回はメイン展示の竜脚類など。
 大きすぎて、全身を写真に収められない標本多数です。

 竜脚類に含まれない、原始的な竜脚形類。古竜脚類という言い方は、最近では避けられているとのこと。

 小型の竜脚類ベルサウルス。

 ブラキオサウルス。頭骨は遥かな高さだからか、頭骨だけの標本も下に置いてあります。

 カマラサウルス骨格。腰骨にフォーカスすると、頭骨はピンボケに

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写真 水中から陸上へ 福井県立恐竜博物館

写真 水中から陸上へ 福井県立恐竜博物館

 福井県立恐竜博物館の写真整理を続けます。
 今回はエディアカラ生物群から両生類まで。実はあまり詳しくない範囲なので、文章少な目です。

 エディアカラ生物群の生物たち。

 板皮類ダンクレオステウスの頭骨。「ダンクルオステウス」表記の方が馴染みがあります。

 謎めいたヘリコプリオンの歯。サメの一種であることは間違いないと考えられていますが、この渦巻状の歯がどのようについていたかは、全くわかって

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