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“普通”にしていると病気になる

こんにちは、久家です。

「人を動かしたい時に
 どんなことを言ったらいいか?」

この答えは万国共通ではなく
国民性が現れるそうです。

例えば、
アメリカ人には
「これをしたら英雄になれるよ」
というのが効果的。

イギリス人には
「これをやる人は紳士的だよね」

イタリア人には
「これをやればモテるよ」

なんだそうです。

では日本人は何だと思います?

「みんなこれをやってるよ」

おそらくこれ、
日本人をディスってるんだと思うのですが、
日本人の特徴を見事に言い当てていますよね。

それなら僕は皆さんに
健康になって頂くために
「みんなこれをやってますよ」と
世間で流行っている健康法を
お伝えすればいいのですが、
僕はこれまでも
そしてこれからも
そうするつもりは一切ありません。

なぜなら…

みんなと同じことをしていたら
間違いなく不健康になるからです。


10年寝たきりがみんなと同じ


厚生労働省が発表している
令和4年度の死亡原因

1位 悪性新生物〈腫瘍〉
2位 心疾患
3位 老衰
4位 脳血管疾患
5位 肺炎

過去数十年の死亡原因を見ても
割合や順位の変化はあれ、
これらが上位を占めてきており、
今後も変わることはないと思われます。

これを見て明らかなのは…
「生活習慣病」がほとんどだということ

死に関わるような大きな問題のほとんどは、長年の積み重ねによって起こっているんです。

そして
医学の進歩によって
平均寿命が伸びてきている中、
健康寿命が
「平均寿命マイナス10歳」
であることを考えると…

生活習慣は改善されてきていない

ように僕は思います。

患者さんたちが抱えている
慢性的な腰痛、肩こり、頭痛、膝痛なども
ある意味、生活習慣病と言えます。

なので
僕は常々患者さんたちに
生活習慣の話はしているのですが、
最近特に“強く”伝えていることがあります。

それは…

普通に生活をしていると、病気になることが約束されている

ということ。

ここでいう「普通」とは…

「世間と同じ」「みんなと同じ」

ということです。

ではいくつか具体的に
「普通」を挙げてみましょう。


睡眠不足、運動不足、食べ過ぎ


例えば

睡眠、運動、食事に関して、
「普通」ってなんだと思いますか?

  • 仕事やプライベートの時間を作りたくて、真っ先に削るのが睡眠時間

  • 毎日寝る直前までスマホを見て自ら睡眠の質を下げている

  • 運動不足

  • 食べ過ぎと分かっていてもやめる気がない

などなど
こういった人たちが「普通」です。


健康に関して
睡眠、運動、食事が大事というのは
昔からお題目のように唱えられているので
誰もが知っていることです。

寝る前のスマホが睡眠の質を下げる

というのは
常識と言えるぐらいに誰もが知っている。

みんな健康になれる方法を知っているんです。

知っているにも関わらず
改善しようとしないのが「普通」なんですね。

睡眠の質を上げるために
「寝る前2時間、スマホを見ないで」
とアドバイスして
できる人はごくわずかです。

やってくれた人に
「すごいですね!」と言うと
「先生、大袈裟だよ」と言われますが、
全然大袈裟ではなく
本当にすごいことなんです。

「普通」じゃないわけですから。

・眠れない…
・疲れが取れない…
・体調が悪い…

と悩んでいても、
「スマホを見ない」ことすらできない、
というか
やろうとしないのが「普通」なんです。

時間もお金も全くかからない
一番有効な方法にも関わらず…

あなたはどうですか?


予防する気がない


仮に睡眠、運動、食事を改善して
体の「治す力」を
高めることができたとしても、
現代社会には
体を「壊す力」が常に働いています。

それが…

「活性酸素」

活性酸素は
「体を錆びさせる」「老化の原因」
などと表現されますが、

体の不調の約9割に関わっている

とも言われています。

そして
その発生原因のトップ2が

「電磁波」「ストレス」です。

この2つ…

今の社会ではなくすことができないものです。

むしろこれからその影響は
どんどん大きくなる一方でしょう。

だからこそ日頃から
活性酸素に体がやられないように
「抗酸化」が必要になってくるわけですが、
多くの人が
電磁波についても、抗酸化についても、

「何か聞いたことはあるけど…」で終わって、何もしようとしません。

こういったことに
日頃から対策をしている人は
まだ少なく、
健康意識の高い人、健康オタク、意識高い系
みたいに見えるかもしれませんが、
僕は別にこの人たちを
意識が高いともオタクだとも思いません。

真っ当な「予防」の意識を持っている人

だと思います。

おそらく
多くの人が取り組み始めるのは
自分の健康に害が出てからでしょう。

体への影響が
どれだけ大きいか分かっている…
その予防方法も分かっている…
でも今大丈夫だから何もしない

このように

予防の発想が全くない

これが「普通」です。


コスパを求める


予防の発想がない人は
体が徐々に悪化していって、
症状が出てはじめて
何か行動を起こすわけですが、
次のような考え方を持っている人がほとんどです。

「制限はしたくない」

「時間はかけたくない」

「努力はしたくない」

でも…

「手っ取り早く治したい」

これが「普通」です。

そこで、みんなやるのが

薬で治す

あるいは
ネット、YouTube、SNSなどの

無料で手軽に手に入る情報でなんとかしようとする。

大体この2つです。

今風に言えば
「コスパ」重視でしょうか。

その結果どうなっているか?

薬に頼って
その場しのぎを繰り返し
根本的な改善は全くできず…

膨大な情報に振り回され
何が良いか悪いかを自分で判断できずに
健康ビジネスに巻き込まれて、
不健康にまっしぐら…

・薬を飲むだけで症状が治る

・スマホですぐに無料で情報が得られる

一見
「コスパ」が良さそうですが
長い目で見たら…
全然良くありませんよね。

でも今はこんなことを
「コスパ」がいいと思って
やっている人たちが普通なんです。


いかがでしたか?

以上見てきたように

睡眠、運動、食事に気を使わず、

予防するという意識がなく、

不調を感じてから、対処療法や無料コンテンツで何とかしようとする

これが現代の普通の生活です。

こんな毎日を積み重ねていけばどうなるか?
容易に想像がつきますよね。

普通に生活をしていると、病気になることが約束されている

と言った理由が
分かって頂けたでしょうか。

「みんなと同じ」に
大きな価値をみる僕ら日本人、

・みんなやってるから
・テレビで紹介されていたから
・YouTubeで再生回数が多かったから
・インフルエンサーが言っていたから

健康に限らずどんなことに対しても
世の中の判断基準が
こういったものになっているように見えます。

これからの時代を
健康でい続けるためには…

「普通じゃない」何かをしていかなければいけない

そう思います。

「普通」=「みんなと同じ」

なら

「普通じゃない」=「自分自身であること」

世の中で言われる健康ではなく、
自分自身であるための健康を自分で定義して、
その実現に向けて
日々努力していきましょう!

最後に
僕の好きな言葉を1つご紹介して
終わりたいと思います。

他の何者かではなく、
自分自身であるために努力しなさい

       オグ・マンディーノ

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

久家


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