マガジン

最近の記事

2025年を迎えようとしている私へ

2024年1月。もうすぐ30歳になろうとしているあなたへ。今年はどうでしたか?昨年は楽しいことよりもそうでないことのほうが多かったように思います。バンドは解散してないけど去っていくメンバーがいました。頭を撫でてくれる恋人はいなくなって、飼っていた犬は死んでしまいました。お父さんの病気も良くはなっていません。 言いたいことは少し言えるようになったけど、それより相手を変えるなら自分が変わるほうが早いって考えるようになってしまいました。あ、でも友達の数は減ると思っていたのに増えた

    • 27歳、人生で初めて好きな人と付き合う

      2022年8月15日。この夏毎日のように電話してわたしなりに本気で向き合った男の子を切った。泣きながら連絡を絶った。彼はバセドウ病を患い、日本に一時帰国中のアメリカの大学生だった。わたしは自分がどんどん削られていくような感覚になって、最後のほうはもう立っているのもようやっとというくらいだった。彼は痛みを抱えながらも生きる選択をし続けているひとだった。ひどいことたくさんされたけど、うまれてはじめて、おなじくらいの傷をもった他人と出会えたことはわたしにとって大きなことだった。さよ

      • 2024年を迎えようとしている私へ

        2023年1月。28歳の誕生日を目の前にしている私です。去年のわたしは初めて尽くしでしたね。バンドを組んで曲をリリースして、東京にバンドという名の居場所ができました。そしてはじめて、好きなひとと付き合うことができましたね。わたしから好きになったわけではないけど、ちゃんと好きになれたひとです。見た目も金髪になったり変化があったけど、それだけじゃなくて自分に時間やお金を使ったりすることで、すこしだけどこれまでより「自分を大事にする」ができるようになったのかも。 2024年を迎え

        • 子どもシェルターでボランティアをしている

          子どもシェルターでボランティアをしている。「児童福祉法」で守られる子どもの年齢は18歳未満が対象、でも成人は20歳以上だもんで、法で守られる年齢を超え、かつ成人でもないちょうど18歳・19歳の年齢の子どもたちは福祉的な支援を受けられない。子どもシェルターは、その制度からこぼれ落ちた心理的虐待や身体的虐待、ネグレクトや性的虐待などを受けた子どもをたち受け入れる施設!です。 わたしはスタッフの中でも最年少で、子どもたちにもスタッフにもなんでここで手伝おうと思ったの?と聞かれる。

        2025年を迎えようとしている私へ

        マガジン

        • 日記
          3本
        • 恋愛
          1本
        • 音楽
          4本
        • 発達障害
          1本
        • 中国
          1本

        記事

          自殺予告を目にして警察に通報した話

          昨日、自殺予告を見て通報しました。 私自身どうしたらいいのかめちゃくちゃ困ったし悩んだので、もし自殺予告を見つけた際にはこういうことをするんだな~と参考になれば幸いです。 もし現在進行形で自殺予告されている時は、今すぐ警察に110番通報してください。 まず結論 通報しました。 自殺しようとした子は生きています。 予告から通報するまで 真冬の2月の深夜0時過ぎでした。twitterを開いた所、こんなツイートが目に入りました。 「今晩逝きます」 「飛び降ります」 「こ

          自殺予告を目にして警察に通報した話

          はじめてzineを作りました

          はじめてZINEを作り、期間限定ネットプリントにあげました。コンビニコピー機でA4両面印刷&ご自身で半分に折ってご覧いただくスタイルです。好きな音楽を聴きに行った帰り道、夜行バスの中で一息でつくりました 【予約番号】 セブンイレブン:8E7TNZFA ファミリーマート・ローソン:G95MZWQEXX A4両面(横綴じ)/カラー推奨 白黒40円 / カラー120円 期間:17日まで ※セブンイレブンのみ12日まで 情けない感情達のことをいつか頭の中でだけじゃなくちゃ

          はじめてzineを作りました

          2022年を迎えようとしている私へ

          明けましておめでとうございます。 去年を振り返り、新年の抱負を考えたとき、一年前の私は、去年一年をどうしたいと思って、何を考えて生きていたんだろうと気になりました。 そこで、一年後の自分に向けて文章を書こうと思います。 2021年12月31日、年を越そうとしている私へ。今わたしはどこからこの文章を読んでいますか?私の希望としては東京の一人暮らしの部屋から帰省して、また大学時代の友人と過ごしていて欲しいです。また一人、また一人と結婚していき、集まる人数は減っているでしょう

          2022年を迎えようとしている私へ

          天使かなんかの恋

          すべてをなくしてしまった。わたしにとって、“すべて”というのは彼のことだ。 以前にも書いていたように、9月から中国に留学に行く予定だった。コロナがあって延期になってはいるものの、行くこと自体は決定していた。 はずだった。 入学直前になぜか奨学金取り消しになった。似たようなことはこれで三度目で、こんなことならコロナが理由だったらまだ良かった。ある日突然夢が絶たれた。私の夢は叶うことはない。 仕事は辞めることになっていたし留学のために携帯を買い替えたり必要なものを買い揃え

          天使かなんかの恋

          発達障害と診断を受けた

          数ヶ月前、ついに「大人の発達障害クリニック」の扉を叩いた。ネット上にある診断チェックシートをしても確信が持てない結果となっていたが、まず初診で30分程度医者と話をすると「傾向はある」と言われた。 1.受診のきっかけズバリ、「めちゃくちゃ上司に注意を受けて精神的に参ってしまったから」。 わたしは提案接客型のアパレル販売員をしていゆ。まず、社会人1ヶ月目、売上一位のお店に配属された同期が3日で辞めると言い、その代わりとして私がそのお店に異動に。詳細はここでは省くが、結果うつ状

          発達障害と診断を受けた

          死ぬまでにしたい100のこと

          01.好きな人と付き合う(本当に頼む)→2022年11月、叶いました…27歳にしてようやっと…。頭おかしくなりそうなくらい好きとかそういうのではないけど、ぬるっと平温より少し低めくらいの温度 悪くないんじゃないでしょうか… 02.結婚する。どんな大変な事があっても帰れば安心できるような居場所を、わたしにとってのシェルターが人生に必要。(相手にとってもそうなれたらもっといい) 03.妊娠。人体の不思議を身をもって感じたい。 04.出産。どんだけ痛いのか怖すぎて、むしろこれ

          死ぬまでにしたい100のこと

          みんなブチ切れてないんですか?

          いや、あの、みんな、ブチ切れてないんですか? 私はブチ切れてるんですけど。 自粛の時より増えてますよね感染者? 二ヶ月の休業、あれなんだったんですか? 商店街のおじちゃんが首吊ったり、 セシルマクビーもフランシュリっぺも店畳んで、 大好きなライブハウスは潰れちゃって、 めちゃめちゃ楽しみにしてた旅行の予定はなくなるし、 三年前から準備してた中国留学は行けなくなって。 これって私たちが悪いんですか???? 努力不足ですか????自己責任ですか???? そういう職業選ん

          みんなブチ切れてないんですか?

          コロナで留学の目処が立たない

          タイトル通りだ。コロナで留学の目処が立たない。ただの愚痴記事になりそうだ…。 中国留学の奨学金にはいくつかあって、二つ落とされ、粘って粘って最終的に申し込み期限ギリギリに見つけた某奨学金に合格した。これについては実際に行けるとなったら記事にしたいと思う。我ながらESを始め書類審査の通過率90%越えなので要望があれば添削なりも全然してあげたい。ただし金は貰う。(結局金儲けか。) わたしは就活で100社以上落ちている。音楽業界にどうしても行きたくて、若干名採用又は募集すらして

          コロナで留学の目処が立たない

          働く男

          今日は一日、例の動画の話題でSNSは持ちきりだった。星野源、たまったもんじゃねぇよなという気持ちでいっぱいだよ、私は。 今でもたまに、「音楽で世界を変えたい」と言う人がいる。僕は「音楽で世界は変えられない」と思っている。無理だ。音楽にそんな力はない。他の業界に比べて音楽業界は夢見がちな人が多い気がする。スタッフには「元ミュージシャン」とか表舞台に名残がある人も多いから、社会性のない人も多い。そんな人に限って言うのである。「君ら日本を変えられるよ」とかなんとか。 そんなもんは

          働く男

          3020

          こちら2020年4月10日、コロナウイルスが蔓延中の日本です。 これ全部夢でしたー、みたいなことないかなと思うほど大変なことが起きていて、ずっとわるい夢の中を生きてるみたいな感覚。家の外では見えない弾丸が飛び交ってる。早く夢から覚めたい。 何も無い毎日を色鮮やかにしてくれていたライブにも行けなくなった。だけどストレスの元凶である仕事もコロナで休業。合法的に一ヶ月休める。給料は振り込まれるか分からないが、毎日クタクタになるまで働かなくていいし、上司から重箱の隅を突かれるよう

          ライブハウス

          「ここに居ない人も俺は大事にしたいし、今日ここに居る人は、これが生活のためだと思って来たならば、あなた達が明日も生きれるように俺らは一生懸命やります」 そう言って始まったライブ。コロナウイルスの自粛が始まってまだ間もない頃、私はそのライブをインスタライブを通して見ていた。 「本当の意味で死んじゃうかもしれないわけじゃないですか。それでも来てるってことはライブがないと死んじゃうかもしれない人たち、ってことでしょ。そしたら俺はそんな人たちが死んじゃわないように歌います」 私

          ライブハウス

          19歳〜25歳まで6年間好きだった人がいた

          19歳〜25歳まで6年間好きだった人がいた。本当に好きだった。生まれ変わったらあの人が飼ってる猫になりたいと本気で思っていた。 三ヶ月前、好きな人が結婚するとなり、わたしの映ったタイムラインの記事を全て消された。ついにこの時がきたか、と連絡をしなくなった。心の底から彼が幸せならいいと思っているし、わたしの存在が彼の幸せを脅かすくらいなら何の迷いもなく私は消える。三ヶ月も連絡をとらないのは初めてだったし、向こうから連絡がこないことも含めて「わたしも進もう」(=彼を諦めて誰かと

          19歳〜25歳まで6年間好きだった人がいた