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風のファイト 作成日記

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#パラスポーツ

風と空のfigirling作成日記

以前描いていた風のファイトは全編構成のしなおしをして、スタンバイの漫画コンテストに出す前提で、風と空のfightingと名前を変えて、作っています。今回はほぼアナログです。しかも、下描きなしで描いています。鉛筆の線でゴリゴリ描くと線がぶれるので、一発勝負です。

目の見えない風と姉の空2人で組んでブラインドボクシングでパラリンピックを狙います。風も空もクソアネキ、クソ妹と呼び合い表面上は、仲が悪い

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応援してもらうより、まず応援する

応援してもらうより、まず応援する

今日は鈴木康夫さんの記事を読ませていただきました。ブラインドサッカーの女子チームを作ろうとしているんですね。

地域にサッカークラブを応援してもらうというより、まずはこちらから地域を応援しようというのがとてもいいと思いました。

ギバーになると成功者になるというのは色んな成功哲学で出ていますね。しかもただギブするだけでなく、相手とこちらがWINWINになる関係が、一番成功しやすいんだというです。鈴

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Blenderであがき続ける

Blenderであがき続ける

漫画風のファイトは僕にとって初めづくし
ブラインドボクシングというパラスポーツを扱うのも初めて出し、視覚障がいの主人公も初めて、でも今一番苦戦してる初めてが、3Dソフトblenderでの背景作成です。

今日は本を購入してチャレンジしました。ラインだけの輪郭線の画像にレンダリングしたいのだけど、なかなかできません。

僕の使っているblenderはバージョン2.9で、本のバージョンが2.8なので。

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お話作りって、はずかしいのか

お話作りって、はずかしいのか

お話を作る行為ってはず開始ことだと思っています。

なぜなら、作者は作ろうとするお話の神様なわけですから、

「私は神様だ」と叫んでいるようなもの

これを渋谷のスクランブル交差点のど真ん中で叫んだらものすごく恥ずかしいと思うんです。

厳密にいうと、叫んでいる時は頭がいっちゃってるから、恥ずかしくないんですが、あとで冷静になって、こちらを見ているギャラリーに気づくとむちゃくちゃはずかしい

物語

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ドラマチックな場面を選ぶ

ドラマチックな場面を選ぶ

風のファイトの作画をしていて、ネーム(漫画の設計図)ではこのコマはこの構図で行こうと思ったけどやはりこの構図で行こうと、変えることが多いです。これは映画監督が、現場の撮影でいきなりカメラワークを買えるようなもので、そのような現場だったら大迷惑かもしれません

今回風のファイトの5ページ目を描いていました、光太郎がジムがつぶれちゃうのと飛び込んでくるシーンから始まるのですが、そのコマを最初は上からみ

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今日は描く気があまりなく 風のファイト作成日記

今日は描く気があまりなく 風のファイト作成日記

毎日風のファイトを描いているのですが、今日はなんか描く気がなかったんです。

なぜなのかわからないんですが、パソコンを閉じようかなと思ったのですが、作業ライブをスタートさせてしまったのでとりあえず、漫画を描きました。

こういう気が乗らないときは線を引いても、うまくいかないことが多くて、余計うまくいくように何本も引いてしまい、それでもうまくいかないと資料を探してそれをもとに描いていると、新たな発見

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パクられてもいい 風のファイト作成日記

パクられてもいい 風のファイト作成日記

00:00studioで作業のライブ配信をやっていて、ネームをnoteで公開して、この作品に関しては、出版公開されまでの秘密が一切ありません。なぜそうしているのかというのは、実は二つの理由があります。

1つ目は、ブラインドボクシングという競技を多くの人に伝えたいということが目的です。なのでこのマンガのネタ、もしくはブラインドボクシングの漫画が僕よりもうまく描けて、多くの人に広められるスキルを持っ

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時間がない朝のタイムプレッシャーがすごい 風のファイト作成日記

久保大輔さんの記事にとても共感してしまいました。時間がない時こそアイデアが湧くというのはよくわかります。

僕が漫画「風のファイト」は朝に描いています。

なぜ朝なのか

朝は時間がないからです。

社会人のほとんどは仕事を持っていて、平日の朝というのは、仕事に行かなくてはいけないので、朝はとにかく時間がない。そこで朝を創作の時間にすると、何時までにこれを仕上げなくてはということでタイムプレッシャ

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キャラの手が開いているか握っているか

キャラの手が開いているか握っているか

前にキャラの走って逃げるシーンのアニメーション練習をしていて思ったのですが、確信犯的に逃げている時は、手のひらを握っていて、本人も予想外の展開の時、例えば逃げてて勢いついてこけそうになった時などは手のひらを広げたほうが雰囲気が出るかなと思ったのんです。

格闘シーンなどのファイティングポーズでは握ると開くの間あたりを描くと、これから攻撃するぞ、でも相手を軽くかわせるぞ見たいな表現ができて、かっこい

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プロセスエコノミーはアイディアを盗まれる?風のファイト作成日記

プロセスエコノミーはアイディアを盗まれる?風のファイト作成日記

漫画「風のファイト」は00:00studioによるライブ配信をしています。

ライブ配信とは、色々な作家の作業風景をリアルタイムで見れるサイトで、僕はパソコンの漫画作成画面をライブしています。

これはキングコングの西野亮廣さんが提唱しているプロセスエコノミーというものを実践しています。

プロセスエコノミーは作品ができる過程を有料公開にしてファンによる資金を増やし、作品が公開されてあまり売れず赤

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出会いは最悪なほうが、見るものに引っかかる

出会いは最悪なほうが、見るものに引っかかる

今回の作業の画面共有ライブのアーカイブはこちらから見れます

出会いは最悪なほうが、見るものに引っかかる

主人公が、もう一人の重要なキャラに出会うシーンは一つの見せ場です

そこで、すんなり出会うより、最悪の出会いにすることで、
読者の心引っかかりを残すのではないでしょうか。

ラブストーリーでは、最初は嫌いという相手が、なぜかいつも気になったり
アメリカ映画のバディものでも、最初は互いに仲が悪

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風のファイト作成日記、憧れが冒険の入り口

風のファイト作成日記、憧れが冒険の入り口

作成画面のライブアーカイブはこちらから見れますhttps://0000.studio/becotaro/broadcasts/00d51e73-43e1-4151-8c72-4ad96f144d84/archive

ストーリーは、主人公能動型と巻き込まれ型の二つが大半を占めていると思っています。

風のファイトは、光太郎と風が出会って、ブラインドボクシングをやりたいと思って行動するので、主人公能

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風のファイト作成日記、あがくことでキャラを立てる

風のファイト作成日記、あがくことでキャラを立てる

キャラを無様なまでにあがかせると、キャラが立つんだと思うんです。
このマンガの主人公 風(ふう)はカンフーが好きで、ブルースリーみたいなヒーローになりたかったのに、
失明する病気にかかり、夢を断念。
そんな時に出会ったというか救った、いじめられっ子光太郎はボクシングジムの息子で
そこで、視力障がい者のボクシングがあるからそれでチャンピオンになれば
夢はかなうのではという。ところがジムは、経営難でつ

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クオリティ戦線から離脱せよ

クオリティ戦線から離脱せよ

絵を描く方に多いと思い、僕にも当てはまるのですが、誰かの作品と比べるというのが多いように思いますが、僕は、比べるべきは今目の前で描いている絵と自分の中の絵の完成図だと思うのです。その完成図に近づけるためにこだわったり描きなおしたりするのであって、誰かの作品と自分を比較すると作品の軸がぶれてしまうと思うんです。

絵はうまい人はごまんといるわけで、その頂点に登ろうと思ったら並大抵の努力じゃクリアでき

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