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風のファイト 作成日記

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#anime_sako

キャラのしわの描き方

キャラのしわの描き方

今日はジュウ・ショ(カルチャーライター・シュルレアリズム作家)さんの記事を読ませていただきました

とても学びが多い記事でAKIRAがどれほど衝撃的であったか、というのがよくわかりました。記事を読んでいただけるとわかると思います。

僕は洋服のしわのうつりかわりが面白いと思いました。

キャラのしわって書いてると面白いんです。風のファイトではパラスポーツが題材なので、動きがすごく出ていきます。漫画

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応援してもらうより、まず応援する

応援してもらうより、まず応援する

今日は鈴木康夫さんの記事を読ませていただきました。ブラインドサッカーの女子チームを作ろうとしているんですね。

地域にサッカークラブを応援してもらうというより、まずはこちらから地域を応援しようというのがとてもいいと思いました。

ギバーになると成功者になるというのは色んな成功哲学で出ていますね。しかもただギブするだけでなく、相手とこちらがWINWINになる関係が、一番成功しやすいんだというです。鈴

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お話作りって、はずかしいのか

お話作りって、はずかしいのか

お話を作る行為ってはず開始ことだと思っています。

なぜなら、作者は作ろうとするお話の神様なわけですから、

「私は神様だ」と叫んでいるようなもの

これを渋谷のスクランブル交差点のど真ん中で叫んだらものすごく恥ずかしいと思うんです。

厳密にいうと、叫んでいる時は頭がいっちゃってるから、恥ずかしくないんですが、あとで冷静になって、こちらを見ているギャラリーに気づくとむちゃくちゃはずかしい

物語

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ドラマチックな場面を選ぶ

ドラマチックな場面を選ぶ

風のファイトの作画をしていて、ネーム(漫画の設計図)ではこのコマはこの構図で行こうと思ったけどやはりこの構図で行こうと、変えることが多いです。これは映画監督が、現場の撮影でいきなりカメラワークを買えるようなもので、そのような現場だったら大迷惑かもしれません

今回風のファイトの5ページ目を描いていました、光太郎がジムがつぶれちゃうのと飛び込んでくるシーンから始まるのですが、そのコマを最初は上からみ

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コーチングは相手の中の何かを引き出す

コーチングは相手の中の何かを引き出す

今日は宮本大地さんの記事を読まさせていただきました。

コーチングというのは私も教えることだと思っていました。ですがこの記事を読むと、その人の中に眠る潜在能力を引き出すということなんですね。

命令では、人は恐怖でしか動かないから持続力がないとありましたが、のびのび動けない状態では能力の少ししか発揮できないんでしょうね。

マンガ風のファイトの風は目が見えなくなる病気を抱えていますが、それは恐怖だ

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今日は描く気があまりなく 風のファイト作成日記

今日は描く気があまりなく 風のファイト作成日記

毎日風のファイトを描いているのですが、今日はなんか描く気がなかったんです。

なぜなのかわからないんですが、パソコンを閉じようかなと思ったのですが、作業ライブをスタートさせてしまったのでとりあえず、漫画を描きました。

こういう気が乗らないときは線を引いても、うまくいかないことが多くて、余計うまくいくように何本も引いてしまい、それでもうまくいかないと資料を探してそれをもとに描いていると、新たな発見

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パクられてもいい 風のファイト作成日記

パクられてもいい 風のファイト作成日記

00:00studioで作業のライブ配信をやっていて、ネームをnoteで公開して、この作品に関しては、出版公開されまでの秘密が一切ありません。なぜそうしているのかというのは、実は二つの理由があります。

1つ目は、ブラインドボクシングという競技を多くの人に伝えたいということが目的です。なのでこのマンガのネタ、もしくはブラインドボクシングの漫画が僕よりもうまく描けて、多くの人に広められるスキルを持っ

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風のファイト作成日記、背景に3D

風のファイト作成日記、背景に3D

風のファイトの創作をライブ配信していますが、背景をほとんど入れていないんですね。背景は3Dで作ろうと思っているんです。3Dモデルはどんなカメラワークにする背景が作れるので、うまくいくと効率化できるのではと思っているんです。

今回3Dを作成するソフトは、スケッチアップとブレンダーで行こうと思っているんです。スケッチアップで作ったモデルはブレンダーに入れ込むことが出来るのですが、ブレンダーはまだ使い

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風のファイトのラストページを描く

風のファイトのラストページを描く

ラストページを公開で描いていました。ネタバレを作者がしてしまうという前代未聞の出来事だと思うんです。このラストシーンは最初は、希望に向かって進むという感じのハッピーエンドで終わらせようと思ったのですが、事なかれ主義みたいな感じがして、とても気になったので大幅に変えました。

風が目が見えなくなってしまったというのを引きにしただどうかと思ったんです。漫画用語の”引き”というのは、このあとどうなるの?

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集中線をゆがめたい。風のファイト作成日記

集中線をゆがめたい。風のファイト作成日記

集中線というのは、漫画でよくあるキャラの中心に向かって無数の線画走る効果で、動きを出したり、さっそうと登場したりする場面で使われます。

風がパンチを出す瞬間を、集中線にしたいのだけれど、それを中心線が曲線をうならせるように曲げたいと思ったんです。

使っているソフトのmedibangでは集中線が引ける定規はあるのですが、まがった集中線を描く定規がなく、そこで考えたのが、集中線を引いて、それを変形

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キャラの演出 風のファイト作成日記

キャラの演出 風のファイト作成日記

今回の作業ライブ配信は風のファイトの4ページ目、表紙にあたるところを作成しています。

表紙なのですが、3ページ目の終わりで風が失明してしまう病気を持っているということを光太郎にカミングアウトして、それで、ブルースリーみたいに強くなって、みんなのヒーローになりたかったのにと告白するのですが、それを受けた光太郎が「ブラインドボクシング」でチャンピオンになればヒーローになれるよというセリフを吐きます

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キャラの名前登場

キャラの名前登場

メインキャラの名前を出すタイミングを考えたりします。インパクトのある名前の出し方のほうが、印象を残しやすいからです。スーパーヒーローだったったら、〇〇登場!とか、ミステリーだったら、「ふふふ、じつは私は〇〇だったのよ」みたいな感じです

風は動きを見て憧れてしまった、サクラさんに名前を問われ「音坂 風です」緊張しながらも、勢いをもった演技をさせて言わせています。

ここは主人公が冒険の入り口に立つ

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時間がない朝のタイムプレッシャーがすごい 風のファイト作成日記

久保大輔さんの記事にとても共感してしまいました。時間がない時こそアイデアが湧くというのはよくわかります。

僕が漫画「風のファイト」は朝に描いています。

なぜ朝なのか

朝は時間がないからです。

社会人のほとんどは仕事を持っていて、平日の朝というのは、仕事に行かなくてはいけないので、朝はとにかく時間がない。そこで朝を創作の時間にすると、何時までにこれを仕上げなくてはということでタイムプレッシャ

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