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おしゃれして医療費削減!

4月の統一地方選挙で、住んでいる町の議会議員になった私。
 
11月17日は、葉山町の福祉会館で研修がありました。
 
講演は順天堂大学の医師 天野 篤 氏(上皇陛下の手術をしたことで有名)による「若々しい高齢者であるための行動学」というものでした。
内容を簡単に書きます。
 
★志望率はがんがトップで、次に血管系(脳・心臓)の順だが、医療費は循  
 環器系が約20%、がんは14.2%で死亡の原因の順序と入れ替わる。
l★死亡率はがんが右肩上がりでR2年度は320人(10万人当たり)である
 が、心臓を死因とするものはトータルだとがんより多いのではないかとい
 うのが専門家の意見。
★特定検診の受診者は、未受診者に比べて医療費が安い。その差は外来で 
 5000円程度、入院では数万円。
★健康寿命の延伸には心臓を守ることが大切。(そりゃそうでしょ!)
★ また高血圧、特に拡張血圧(下)の高血圧を放置しておくのはよくない。(そりゃまぁ)
★ 糖尿病患者の高血圧を放置しておくと透析治療に進む。
★コレステロール、高尿酸、高中性脂肪も血管に影響する。メタボの人は再 
 治療のリスクが高い。
★睡眠障害や睡眠不足は、肥満・高血圧・高コレステロールと同じくらい心
 臓に悪い
★いい睡眠には脳の温度を下げて休ませることも必要で、副交感神経優位の
 状態で脳の温度は比較的下がっている。
★飛行機は離陸前のドアクローズで気圧を10%下げ、機中温度を21℃前後
 にするので寝やすい。
★脳の温度を下げるのは鼻咽頭と耳しかないので、マスクも影響する。
★心房細動を起こすと脳梗塞を起こしやすくなるし、心臓の手術は心房細動 
 を起こしやすいので心疾患の管理を行って脳梗塞を予防することも大切。
★歩くことは非常に大事だが、4,000歩/日歩かないと意味がない。また7,000
 歩/日歩くと脚の筋肉の維持だけでなく増強につながる。週に一回10,000歩
 歩くと7,000歩/日と同効果と言われている。
★運動療法を取り入れ、フレイルやサルコペニアを予防し、美容。流行・食
 に興味を持つことが若々しく生きることに関係している。
★美容やファッション・サプリに興味を持つことで若さが維持できる。
 
最初、議員研修なのになぜこのテーマ?
と思いましたが、検診を受けることで医療費が削減できるなら、それを啓発することで医療費を抑える施策を行政に訴えるなどをすべきという気づきが与えられました。
だいたいどこの自治体も特定検診費用の補助があるので、その啓発も必要ですね。
 
また美容やファッションに興味を持つことが健康寿命と平均寿命との差を縮め、結果として医療費の削減につながるのなら、そうした事業が行われているかのチェックと、企画・推進を行政に働きかけることもできます。
 
 
私の場合は、アルビオンや大塚製薬で、メイクやスキンケアを、そしてそれを教えることを仕事にしてきました。
フォーデイズではそれに加えて健康や栄養、特に「核酸」について学んできました。
これからはこうしたことをテーマにしたセミナーも展開していきます!

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