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距離を縮めると豊かになる

こんにちは。僕です。
毎日のお米誰が作ったのか
分かって食べてる人ってどれくらいいるんだろう???

毎月決まった人から買っている人もいると思う。
でも知らないで、食べてる人の方が多いんじゃないかな。

スーパーで値段を見て買ってくる。
食材に値段以外重きを置いてないって人が多いのは仕方ない。

でもその食材には確かに作り手がいる。
顔は分からないけど、確かにいる。

途中で途切れてしまっているんだ。

出荷された時から食材に対する想いなどは伝わる事なく値付けされ
値段だけが最後までついていく。

市場出荷とかこういう物だから仕方ない。

でもそこに想いや作り手の顔が思い浮かぶと日常の食は一気に豊かになる。

と僕は思ってる。

毎日誰でも行う食事。
もっと楽しく豊かな食卓になって欲しいと思い、僕は大学生の時に八百屋を始めた。

作り手の分かる食品を多く扱った。
お客さんに想いや、作られている産地の様子を語りながら売った。

本来あったはずの想いを伝える役をした。

同じ品でも想いを知っただけで違う品に感じてもらえていた。

想いを聞くのを楽しみにしているお客さんもたくさんできた。

これまで食卓の話題は世間話がほとんどと言っていたお客さん。
想いを知ってからは食材の話で食卓が盛り上がるようになったと、言ってくれた。

同じ食材で同じ料理をしたとしても食材への想いを知っただけど、豊かになる。

今はこの食の豊かさが欠けてしまっている。
生産者と消費者の距離が離れて過ぎてしまったから。

でも最近この豊かさを取り戻すサービスも色々出てきている。
色んな人が簡単に想いに触れる事ができるきっかけが増えている。

そこで頑張らないといけないのは生産者。
サービスを受けれる消費者がせっかくできたのに、生産者が発信しないと伝わない。

どの生産者にも想いがある。
その想いを伝える努力をしないといけない。

生産者になった今、自分も想いを発信して消費者と繋がる距離を縮めたいと思っている。

市場出荷は想いを伝えるのに難しいところもある。
でもこういったブログやSNSなど伝えていきたい!!

棚に並べられたチンゲンサイ 。
同じ値段でも僕の事を知ってて買うチンゲンサイ の方がそうでもないものに比べて料理も食事も食卓も楽しくなるんじゃないかな。

僕はそう思う。

だからもっと楽しくなってもらえるようにこれからも発信していく!!

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