たかだのばばあ

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生存戦略、しましょうか。

こんばんは、たかだのばばあです。 2023年の中央競馬も終わり、運良くプラス収支で、終えることが出来ました。備忘録と情報共有のため、今年の成績のまとめと個人的に馬券を買う際に意識していることをまとめます。 運命の果実を一緒に食べよう。 2023馬券成績まとめ 2023年のPAT上の成績は以下。的中率は概ね狙い通りの所でしたが、配当に恵まれて想定以上の回収率がついてきました。感謝。 次にtwitter上に先出しした馬券の自己申告クソExcel集計です。アカウントを作った

    • マイルCS・考察

      前回の結果 ◎マリアエレーナ 〇サリエラ ▲ジェラルディーナ →はずれ マイルCS・前提菊花賞、エリザベス女王杯に続いて秋GⅠ3回目の京都外回り。ポイントはやはり3コーナー前後の起伏で、マイル重賞としては珍しく中緩み・後半戦勝負のラップ構成になることが多い。一定のペースで速い時計で走り切ることが武器のスプリンター寄りのマイラーは苦戦しやすく、溜めて末脚を伸ばせる中距離寄りの馬が好走しやすい舞台。 前者の代表例はアエロリットで、得意のワンペース型を作れた19年の安田記念では

      • エリザベス女王杯・考察

        前回の結果 ◎タスティエーラ 〇ソールオリエンス →はずれ エリザベス女王杯・前提菊花賞、秋華賞と同じく今年から京都に戻る。 阪神開催では直線坂越え2回、引き込みスタートで長引きがちな先行争い、内回りで仕掛けのポイントが早い、などスタミナ勝負のレースになっていた。宝塚記念と同コースで、芝のダメージも合わさってまさにタフな消耗戦向きという馬が良く走っていた。 京都開催では、4コーナーの下り坂からレースが動く展開になりがちで、ラスト4Fの走破能力(4Fをどれだけ速い時計で走れ

        • 菊花賞・考察

          リバティアイランド三冠おめでとうございます。 先週の結果 ◎リバティアイランド 〇ドゥアイズ ▲ラヴェル →はずれ 菊花賞・前提(京都菊花賞の理解度が低いのでやや薄味です) 今年から阪神内回り→京都外回りに戻る。スタート直後に約4mのアップダウン、一周回ってもう一度アップダウンがあるため、直線に坂はないものの体力のいるコース。1周目の下り坂→大観衆の前を通るホームストレッチで引っかからない折り合い、2回のアップダウンを超える体力、2周目の下り坂から4Fの持続力が求められ

        生存戦略、しましょうか。

          秋華賞・考察

          お久しぶりです。 今週から本格的に秋GⅠシーズンが始まるので考察記事を再開します。 秋華賞・前提 今年から京都2000mへ戻る。 スタートから1コーナーまでが短くポジション確保には出足のよさが必要。本質マイラーの多い牝馬戦、かつ1コーナーまでにポジションを取りに行くためペースはタイトに流れやすい。 締まった流れで向正面から3コーナーまで上り坂、からの4コーナーまで下り坂というレイアウトで、下り坂の勢いで加速した先行馬たちは最後に脚が上がりやすい。そのため内回りコースながらし

          宝塚記念・考察

          Twitterに上げた各馬短評がとっちらかって読みにくいので記事にまとめました。 前回の結果 日本ダービー ◎タスティエーラ 〇ソールオリエンス ☆べラジオオペラ、ショウナンバシット →あたり 宝塚記念・前提上半期の総決算たるドリームレース。ここ数年はメンバー集まらずスカスカの実質○頭立てみたいなレースになっていたが、今年はイクイノックスを筆頭にGⅠ馬8頭が揃う豪華レースになった。 以下、ポイントはこの時期の阪神の馬場と2000/2200の相違点。 阪神芝・馬場 開催最

          宝塚記念・考察

          日本ダービー・考察

          日本ダービーの考察を書きました。 先週の結果 オークス ◎ゴールデンハインド ○イングランドアイズ ▲キタウイング △ドゥーラ →はずれ 皐月賞・回顧 まずは皐月賞の振り返りから。 雨で重たくなった+最終週の荒れ具合ということで完全な外差し馬場。レース前の大方の見方通りグラニットがハナを主張してペースを引っ張った。直線入り口では逃げグラニット・番手べラジオオペラで隊列は落ち着きかけたが、8枠からタッチウッドが掛かって進出しグラニットに競りかけていった。この影響で前半100

          日本ダービー・考察

          オークス・考察

          Twitterに上げた各馬短評がとっちらかって読みにくいので記事にまとめました。無料です(強調) 先週の結果 ヴィクトリアマイル ◎ソダシ 〇ナミュール ▲スターズオンアース →はずれ オークス・前提春の3歳牝馬には過酷な東京2400m。前半のペースは緩くなるが後半の持続力勝負が肝で、ラスト2Fが連続の減速ラップになることも珍しくない。Cコース替わりのダービーの前週ということで馬場は外伸びになる事が多く、前がきつく差しが届くレースになりやすい。概ね全馬未知の距離になるため

          オークス・考察

          ヴィクトリアマイル・考察

          Twitterに上げていた各馬考察まとめ。無料です(強調) NHKマイルの結果 ◎モリアーナ ○シングザットソング →はずれ ヴィクトリアマイル・前提 今週から東京芝はBコース替わりで、テンプレ通りのイン前馬場になることが想定される。馬場の速さに関しても、この時期の東京はダービーに向けて速い時計が出せるコンディションに作られているため、良馬場ならほぼ高速決着となる。去年は良馬場ながら前日に降った雨の影響がやや残っており1:32.2の決着となったが、パンパンの良馬場であれば

          ヴィクトリアマイル・考察

          NHKマイルC・考察

          Twitterに上げた各馬短評がとっちらかって読みにくいので記事にまとめました。無料です(強調) 前回(天皇賞・春)の結果 ◎タイトルホルダー 〇アスクビクターモア →はずれ 各馬考察エエヤン 新馬戦とNZTの内容が秀逸。 新馬戦は出遅れをコーナーで強引に巻き返す無理な競馬で、内で溜めたヒシタイカンが余裕をもってコーナーを回っているのに対しこちらは押して位置を上げていった。無理に一度ったぶんラスト1F切ってからはさすがに甘くなったが、直線半ばまではヒシタイカン・スキル

          NHKマイルC・考察

          天皇賞(春)・考察

          Twitterに上げた各馬短評がとっちらかって読みにくいので記事にまとめました。無料です(強調) 前回(皐月賞)の結果 ◎ベラジオオペラ 〇タスティエーラ ▲タッチウッド →はずれ 天皇賞(春)・前提 2年の休止期間を経て、京都競馬場に戻った天皇賞・春。大きなポイントは2周目が内回り→外回りに代わることと、直線の急坂がないこと。阪神春天は本質的に内回りのレースなので2周目3角の入り口から仕掛けていく持続力勝負になったが、京都春天はコーナーの下り坂をゆっくり降りて直線の上

          天皇賞(春)・考察

          皐月賞・考察

          Twitterに上げた各馬短評がとっちらかって読みにくいので記事にまとめました。無料です(強調) 先週の結果 桜花賞 ◎コナコースト 〇シングザットソング ▲ドゥアイズ →はずれ 皐月賞・前提 中山芝2000mは求められるものの多い総合力コース。引き込みスタートで長引きやすい先行争い、コーナー4つ、向正面の起伏、短い直線、ゴール前の急坂など… 直線一気で何とかなる東京や阪神外回りと違い、現時点での競馬のうまさ・完成度の高さが求められる。 また、春の中山開催最終週に行われ

          皐月賞・考察

          桜花賞・考察

          Twitterに上げた各馬短評がとっちらかって読みにくいので記事にまとめました。無料です(強調) 先週の結果 大阪杯 ◎ヒシイグアス →はずれ 桜花賞・前提 阪神1600mは紛れの少ない王道マイルで、馬場がフラットであれば21桜花賞のように一番強い先行馬と一番強い差し馬がハナ差で入着する非常にフェア(本来の意味)なコース。直線が長いだけに上り能力は要るが、先行力があって上位5位くらいの上りが使えるタイプも来れる条件設定。 しかし、最近は阪神の園芸課が張り切りすぎているのか

          桜花賞・考察

          大阪杯・考察

          Twitterに上げた各馬短評がとっちらかって読みにくいので記事にまとめました。無料です(強調)(2回目) 先週の結果 高松宮記念 ◎ナムラクレア 〇トウシンマカオ →はずれ 大阪杯・前提 阪神2000mは2200mに比べて前が残りやすい。スタートから1角の入りまでの直線が短く、先行争いが落ち着きやすいことが理由。類似の傾向は中京の2000/2200mでも見られる。 「小回り・前有利」条件の中距離GⅠは大阪杯ぐらいで、有力馬差し届かずパターンの荒れ方が頻出する。ここ2年は

          大阪杯・考察

          高松宮記念・考察

          Twitterに上げた各馬短評がとっちらかって読みにくいので記事にまとめました。無料です(強調) 前提 去年はナランフレグが内から突き抜け、外を回したメイケイエールが5着に敗れたレース。イン以外を通すと即死するレースだったが、主な原因は3点。 ①そもそも中京1200がコース体系的に内の強いコース ②開催3週目、かつBコース替わりで内の馬場がいい ③前日雨の当日晴れで悪化した馬場が回復していく過程。馬場の水分はインから抜けていくので最内が乾いて使えた。 特に③がイン差しの決ま

          高松宮記念・考察