モリンゲン

だいたい45歳。こじらせてしまったクソみたいな人生をどうにかしようと思っている。良い習…

モリンゲン

だいたい45歳。こじらせてしまったクソみたいな人生をどうにかしようと思っている。良い習慣を身に着けて、もう少しマシな人間に慣れるように精進する。

マガジン

  • #好き

    これまでの人生で感じた、特に好きなコトやモノを紹介します。あなたの趣味と合いますか?一覧だけでも是非ご覧頂き、少しでもシンパシーを感じましたら、リアクションをして頂けるとうれしいです。私も興味もってあなたのnoteを見に行きます。

  • #雑記

    雑多なこと、雑多なもの

  • #内省

    はきだまり、悩み事、成長のための目標とか経過とか

  • #弓道

    弓道のこと全般、学んだこと、感じたこと、共感したいこと、共有したいこと

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    嫌いなこと、嫌いなもの

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表紙

ひょんな事から、生きづらい日常のより所としてnoteを始めました。 noteを続ける理由は、後ろ向きな自分の角度を少し変えるためです。 変な使い方かもしれないけど、気長に続けたいと思います。 noteで実施中のこと noteを書く 肉体改善(ダイエット&筋トレ) 睡眠改善 ダクソのゲーム実況 書いている記事

    • #好き027 グレート・ギャッツビー

      フィッツジェラルドの小説、複数の翻訳版が存在しているが、私は村上春樹が訳したものを、発売日に手にして読んだ。当時村上春樹は、本書が本人にとって最も重要な本であると紹介していた。 お気に入りの本には、お気に入りと思える登場人物が存在してることが多い。特に語り手が主人公が場合、実際の言動以上に、その人物の思考を知ることができるため、シンパシーを感じたり、好感を持つようになる。「ライ麦畑でつかまえて」のホールデンや「異邦人」のムルソーや「罪と罰」のラスコーリニコフや「変身」のザム

      • #好き026 kocorono

        ブッチャーズのギターの音が好きで、このアルバムをよく聴いた。 それほど音楽に詳しいわけでも、好きなわけでもないため、あまりライブにも足を運んだことはなく、ましてやライブハウスなんて数えるほどしか行ったことはないけど、二十歳のころに確か新宿のロフトプラスワンでブッチャーズのライブを見に行ったことがあったような気がする。△がでたころだろうか。それともNumber Girlだっただろうか、音楽から離れすぎて、音楽を聴いていたときの記憶も感情も薄れている。 こういうエレキギターの

        • #好き025 PERFECT DAYS

          シアターを出たあと、見える世界が変わった。 平山の日常の生活が淡々と描写される。その暮らしぶりは楽には見えず、質素で単調である。客観的に見ると、社会から孤立し、経済的にも精神的にも豊かには見えない。Perfect Daysなどとは、ほど遠く感じる。 しかし、その平山の日常を繰り返し観察をすると、暮らしの中には様々なルーティンがあり、平山がそれを大切にしている様子がうかがえる。そして平山は、その日常の中に小さな喜びを見いだし、質素ながら平穏な暮らしをしていることがわかる。他

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          #好き024 ライ麦畑でつかまえて

          J・D・サリンジャーによる唯一の長編小説 私が初めて読んだのは高校生の時で、16歳か17歳のときだ。 アメリカで道徳的に発禁になっただの、ジョン・レノンを射殺した犯人が犯行現場で読んでいただの、健全な反骨精神をはぐくむために10代で読むべきクールな本の代表格として、盛大な前評判によるバイアスがかかった状態で読んだわけだが、10代だった私もその例外に漏れることなく、ホールデン・コールフィールドに大いにシンパシーを感じた。 所謂文学的な作品としてのお気に入りなのとは少し違うが、

          #好き024 ライ麦畑でつかまえて

          #好き023 Audible

          Audibleは現在1,500円/月のサブスク契約が基本で、およそ40万タイトルのうちの12万タイトルの書籍が聴き放題になるサービスである。 たびたび無料だったり、それに近いような大幅な割引キャンペーンをしていて、解約も再契約も簡単な操作で行えるため、私は結構頻繁に契約を切り替えていて、1年間のうちに大体4ヶ月間ほど利用をしているのだが、その半分はちゃっかり無料のキャンペーンの恩恵を受けている。 何年か前までは今のようなサービスではなく、無料配信のタイトル数は大幅に少なく

          #好き023 Audible

          ㊗本屋大賞の成瀬あかりと岩倉美津未

          2024年の本屋大賞に「成瀬は天下を取りにいく」が選ばれました。 本屋大賞という賞には賛否があるようですが、私はわりと肯定的にとらえていて、やはり売れる本というのは、今の時代を反映していて、読者を選ぶことなく、エンターテイメントとしての素直な面白さがあるように思います。 「成瀬は天下を取りにいく」は、本屋大賞受賞の記事を見てから、Audibleで配信されていることを確認して、その日の帰りと、翌日の通勤の時間を利用して聴きました。とても愉快なお話で、明るい気持ちになれました

          ㊗本屋大賞の成瀬あかりと岩倉美津未

          春の日記

          桜の季節なので、今日は公園で昼食をとりました。 いつもは職場のでデスクで食べています。 公園の近くにはお気に入りのタイ料理屋さんがあって、グリーンカレーのお弁当を売っています。買い物をすると、店員さんが両手を合わせて、おそらく「ありがとうと」の意味の言葉を掛けながらお辞儀をしてくれます。もしかしたら、何かお祈りをしてくれているのかもしれません。それから、お釣りの小銭を渡すとき、片方の手を私の手の下に添え、両手を使って丁寧に渡してくれます。そんな店員さんのしぐさと、具が沢山入

          生きゆるむ

          「生き急ぐ」という言葉がある。 面白いもので、前に突き進むポジティブな印象と、死に向かっていくネガティブな印象の、両方の側面を持ち合わせている。 具体的にイメージをしてみると、幕末の志士だとか、身を粉にして世界を救うスーパーヒーローだとか、作品制作に心血を注ぎ衰弱する芸術家だとか、焦燥に駆られ戦い続ける格闘家だとか、危険を顧みずに秘境の地を目指す冒険家だとか、そんな人たちが思い浮かんだ。周りの人には心配を掛けていそうだが、当の本人は一心不乱で、なんだか少し楽しそうでもある。

          #好き022 平家物語

          これまでの人生で、最も好きなアニメ。 私にとっては、あらゆる要素が奇跡的にマッチした作品である。 800年以上ものあいだ、途切れることなく改良を重ね語り継がれてきたその物語は、古典とは言え、現代人の心をも揺さぶる。アニメによるオリジナルの脚色もあるが、物語の大まかなストーリーはすでに知っているにもよらず、回を重ねるごとに、その物語の行く末に心を奪われた。そして、全話を見終わった時には、これまでに感じたことがないほどのアニメロスに陥った。 構成、色彩、音楽、声優、作画、など

          #好き022 平家物語

          死後、フロッピーディスクから見つかった安部公房の遺作『飛ぶ男』が2月28日に発売

          というタイトルの記事が目についた。 砂の女の記事で書いた通り、私は安部公房の作品のファンである。また、著者の死後にフロッピーディスクから遺作が見つかるというのは、日本文学史上初のことだと言われており、センセーショナルで非常に魅力的な見出しの記事だ。 しかし、よくよく内容を読んでみると「飛ぶ男」は、安部公房が急逝した翌年にすでに単行本で刊行されている。つまり、完全な新作が発掘されたわけではない。どういうことかというと、単行本化された原稿は、安部公房の死後に夫人によって編集さ

          死後、フロッピーディスクから見つかった安部公房の遺作『飛ぶ男』が2月28日に発売

          ㊗アカデミー賞受賞!映画「君たちはどう生きるか」の雑記

          noteを初めて約1ヶ月、独りよがりの投稿ばかりをしてきましたが、ホットな話題にも触れてみようと思って初チャレンジです。 ホットな話題と言っても「君たちはどう生きるか」がアカデミー賞を受賞したのはすでに10日前の出来事で、私はそのことを、お薦めに上がってきた以下のnoteの記事で知りました。 まず始めに申し上げますと、私はジブリアンチではありません。 宮崎駿監督(以下、宮さん)には、一方的な親しみを覚えていて、ようするに大ファンです。しかし、宮さん以外が監督をしているジブ

          ㊗アカデミー賞受賞!映画「君たちはどう生きるか」の雑記

          #好き021 鉄コン筋クリート

          全三巻の松本大洋の作品。高校生の時に一番好きだった漫画。 子供のころから漫画は好きだったが、どいうわけか20歳を境に一切漫画を読まなくなり、引っ越しやなんやで、ほぼすべての漫画を一度手放している。そして40歳を過ぎたころから、また気まぐれに懐かしの漫画や話題の漫画を読むようになり、この漫画も20数年ぶりに読んだら、少しエモい気持ちになった。 この漫画が一番好きだった、18歳のころの自分を思い出す。そして、私が46(シロ)のイラストが描かれた白いTシャツを着て、その時に付き合

          #好き021 鉄コン筋クリート

          #好き020 コカ・コーラ

          私の父はお酒が飲めなかった。 その代わりにコーラが好きで、私が子供のころ、実家の勝手口の脇には、漬物樽と並んで、酒屋から仕入れた瓶コーラのラックが置いてあった。だからと言って、日常的にコーラを飲んでいたわけではなく、おそらく月に数本程度しか飲んでいなかったと思う。また我が家では、その瓶コーラは”父のコーラ”という共通の認識があった。勝手に飲んではいけないと言われた記憶はないが、そのコーラを取り出して飲むのは、父か、または父の了解があった時だけだったと記憶している。 そして父は

          #好き020 コカ・コーラ

          #内省008 目標:睡眠改善

          現在の私の生活において、最も改善すべきは睡眠問題である。 人生を好転させる云々の前に、まずもって睡眠をしっかり取らないことには始まらないであろう事は気がついていたが、その見直しを行うことを宣言をすることに二の足を踏んでいた。(誰に約束するわけでもないのだけど) 直近一ヶ月の睡眠状況は以下の通りである。睡眠の質には問題がなさそうだが、就寝時間が遅いがために、睡眠時間が明らかに不足している。 大体こんな生活がすでに2年間以上続いていて、それは人生がクソだと思うようになった時期

          #内省008 目標:睡眠改善

          #好き019 魔女の宅急便

          ジブリ世代ど真ん中の私は、宮崎アニメと供に成長した。そして、大人になった今でも好きだ。生涯で最も繰り返し視聴した映画トップ10の半分は、宮崎アニメになると思う。特に思い入れがあるのは「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「紅の豚」「もののけ姫」で、おそらくそれは、自分が大人になる前に見た作品だからだと思う。その中でも特に好きなのが「魔女の宅急便」であり、いつ観ても何回観ても面白いと思える作品である。 他のジブリ作品に比べるとストーリーが地

          #好き019 魔女の宅急便