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コミュニケーション

おはようございます。音楽家、チューバ奏者のKazzです。

このnoteはコロナ禍で音楽の機会が減っている全ての人に、何かしらお役に立てることはないか、と昨年550日連続で書いていたnoteの第二章的なものです。

基本的には今自分自身がプロ金管楽器奏者、指揮者という音楽家になるまでにした成功体験や失敗体験をもとに同じ苦労をしてほしくないという思いのもと書いています。誰かの役に立っていたら幸いです。

本文の前に宣伝

3/27 13:00~

10回目を迎えた金管楽器のソロとピアノの演奏会、Brass in Recitalが入場無料で開催されます。是非皆様ご登録フォームから登録いただきお越しください!僕も一曲お届けします。

埼玉県川口駅徒歩3分、駅ほぼ直結のリリアホールにて開催です!

もくじ

先日仕事終わりに最寄りの駅を歩いていると、以前お世話になっていた飲食店の前を通りかかりました。あの頃と同じように店長も働かれていて、のぞきながら歩いていました。

すると、店長も気づいてくれてお互い手を振りながら挨拶をし、そのまま通りすがりました。

その後駐輪場で自転車の生産をしていると、名前を呼ばれ振り返った先には店長がいました。わざわざ雑談をしに来てくださったのでした。

みんな大変

ネットやSNSではたった数タイピングで表現される「飲食店は大変」、会話の中でも何度か口にしたことがあると思います。でも、実際に飲食店で働いていない自分からするとどうしたって他人事で「そうか、大変だよな、お金を回しに行かなくては」ぐらいにしか思っていませんでした。

しかし、店長の口から実際に「うちも結構大変だよ」という言葉を聞いた時に、「あんなに行列まで作るお店でさえ」と、それがリアリティを増して自分に入ってきました。

視野が狭まっていた

コロナ禍3年目、僕自身うんざりしていて、過去2年頑張ってきたストレスと合間ってか、かなりメンタルをやられていたため、自分のことで気持ちが精一杯でした。

しかし、本当はみんな頑張っているし、何かしら我慢や忍耐をしています。きっと今これを読んでいただいているあなたもマスク生活を我慢したり、ちょっとした人との交流にも気を使ったりと配慮と忍耐をされているでしょう。

今はかなり回復してきたのですが、本当にしんどい時は世界に自分一人きりで頑張っているのではないか、不遇なのではないかというある意味傲慢な気持ちにもなります。

コミュニケーション

コロナ禍で人と直接会って話す機会が減りました。サラリーマンの世界での無駄な出張や会議が減ったのは本当にいいことだと思いますが、プライベートでも同じです。

このコロナ禍2年間で学んでことですが、本当に人間は面白いもので、実際に会って話さない満たされないゲージみたいなものがあるようで、それが例えオンラインでの動画付き音声通話であっても満たされないのです。

機械の進歩に人間の脳が恐らく追いついていないのです。

なのでどれだけ機械が「まるで実際に会っているかのようだ!」な体験を作っても、人間がもつ五感(六感)は満足できません。

なので先日わざわざ店を飛び出し、話しかけにきてくださった店長には本当に感謝していますし、大事なことを思い出させて頂きました。

最後に

本来はコロナ禍は関係のないことですが、

大切な人には必ず会いに行ったほうが良いです。

先日も音楽業界に素晴らしい功績を残された音楽家が1人、とても信じられない若さで旅立たれました。

こんな時、コロナ禍前のとある夜、何年も「今度はゆっくり飲みにでもいきましょうね!」と言っていた年一で会うとある目上の方に突然電話をかけ、アポ取りをし、その場で夜行バスを予約し0泊2日で飲むためだけに会いに行ったのを思い出します。

距離や仕事の忙しさは関係ありません。実はコロナ禍にそんなに関係ありません。

本当に会いに行くか、実際に行くのか、自分だけが決められます。

生きているうちに、会えるうちに、色々な障害があるかもしれませんが、実際に行くと決めて考えればどれも可能なことばかりです。

自戒を込めて

Thank you

Kazz






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