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ストレス、睡眠、食事

おはようございます。

河野企画代表、チューバ奏者、指揮者の河野一之です。

今日は健康の話

ストレス、睡眠、食事

この三つのバランスが崩れた時、僕たち人間は簡単に身体を壊す。

ストレスはもともと人間に嫌なものは嫌と感じさせ、そこから逃げさせたり、緊張状態の時に交換神経を活発化させ集中状態を作り出し危機を脱脂させやすくするもの。

睡眠は脳や心体を休め成長させたり、疲労により失った体力を元に戻したりする。

食事は言わずもがなこの心にも身体にも必要な栄養素を摂取する行為だ。

それぞれ独立しているように書いたけれど僕たちの身体の中で密接に関わり合い日々の生活をまともに送れるようにしてくれている重要な要素だ。そんな三つの要素のバランスを崩し痛い目をみた時の話を書く。

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時は大英帝国在住時代

母国より10,000km離れた海外で大学院生をしていた僕
大学院での課題も山積み、海外での暮らし、Cory band活動、全てが絶頂期でとても充実した毎日を過ごしていた。

そんな折、充実した毎日だったけれどもプライベートで心的ストレスがかかることが半年以上続いた。ここでまず第一次ストレスがかかる。

そして大学院生活最後の試験シーズンがはじまりそこでも第二次ストレスがかかる。

さらにCory Bandとして人生2度目の出場であったEuropean Brass Band Championshipsのシーズンも同時期に始まった。偉大なバンドと偉大なコンテストに出場する為第三次ストレスがかかる。

三重のストレスがかかっている中、僕自身睡眠を取らないとダメな人間なのは経験上わかっていたのでどちらかといえば取っていたと思うけどストレスで深酒が増え睡眠の質はよくなかったと思う。食事も同様。

つまり留学二年目の中期、河野は綺麗に健康三銃士のストレス、睡眠、食事の三拍子をコントロールできていなかった。

そして起きたのが痛風だった、英語で書くと"Gout".

その日は土曜日、ちょうどヨーロピアンに向けたSectional(指揮者付きパート練)が開催される日だったのだけれども朝起きると左足に激痛が走る。

見てみると通常時の二倍以上に腫れ上がった左足、特に人差し指に激痛が走る、もはや地に足が着かない。

その後は迎えに来てくれたフィルの助けもあり気合いでセクショナルへのぞみ、あとは休憩室で死んでいた。結局痛風治りかけぐらいの状態でヨーロピアンに出場し、優勝した。優勝した大会なのでなおさら覚えているのだ。

GOUT

痛風、読んで字のごとく風が吹いただけで痛い。20数年間ともに切磋琢磨してきた左足だったけど、その時ばかりは切り落としたくなるぐらい痛い。

これが第一次発作。第二次発作はその二年後に起きた。

帰国し日本でプロ活動を始めていた河野、友人のポールが日本ツアーにきたいということで彼のツアー同行+ツアー千秋楽は指揮者を務めるネクサスの定期への出演ということで京都から茨城まで彼のツアーに同行し通訳から観光から業務をこなしたあと最後茨城の地についた。

そこでも指揮、通訳と両方こなし、最終日はフルコンサートを指揮し終了。

その何日か後に再度痛風を発症した。前回と全く同じ症状だったのではっきり理解した。

お読みいただいた通り条件も一緒だ。長時間労働、長距離移動、睡眠不足、外食続きの塩分、アルコール過多である。

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学び

痛風もそうだし、風邪を引くなど病気になるというのはかなり人生の時間をロスを招く。なりたくてなっている人はなかなかいないし、ウィルス性や癌etcなどどうしようも無い部分もある。

だけど先述したようにストレス、睡眠、食事は自分でコントロールできる部分だ、でもそれゆえコントロールしにくい部分でもあるのかもしれない。

留学時代、もう少しで90kg台にいきそうだった体重を帰国してから26kg減らして64kgまで減らした。そして現在は筋量も増やし67kgぐらい。
睡眠は最重要項目で、僕は長く寝ればいいだけではなく、”早めに寝る”というのが条件としてもあるため基本的には21:00就寝を目指す。遅くて23時。そして作業は朝6時に起きて食事を取った後すぐ始めるため7時前後ぐらいには僕の一日は始まっている。
(ショートスリーパーもいるのでこれは本当に人による)
食事も一度にたくさん食べられる僕は一日二食取れば十分なことがわかった。(一日三食の文化はわずかここ400年の歴史)
しかも、家族のおかげで幼少の頃に美味しいものはたくさん味わってきたので毎日豪勢な食事を楽しみたいという欲求は無く、朝ごはんも毎日同じものを食べているし、昼に至っては好きなものを食べている。

でも食に関して気をつけているのは定番の油物や高脂質、高炭水化物のものはできるだけ避けるようにしている。
「ラーメンを我慢する=ストレス=気が狂う」という連鎖が起きるので、
ラーメンを食べる場合も
・大盛りにしない、麺少なめ具材増しとかにする
・油や味付けを薄めに注文する
・頻繁に食べない

という風な意識を持っている。
些細なことだけれども、鶏肉もこれまでもも肉しか食べなかったものを胸肉やササミ肉に変え皮も取り除いたり、90kg近かった頃はお米も一食三合食べていたものを一食に1/3合に減らしたりした。

ストレスに関しても
嫌な仕事はしない=お金のために仕事をしなきゃいけなくなるような環境を作らないなどの

ストレスを感じる環境を作らない=Happyでいられる環境を作る。

苦手な人の側に行かないとか、無駄にものを買ってお金を減らさない=稼ぐ必要がなくなる=嫌な仕事をしなくて済むとかね。

食べ物も「無駄に高カロリーなものをお金をたくさん払ってたくさん食べて、そのお金を稼ぐために時間を浪費しストレスを感じ、またお金と時間を使って痩せようとする」なんていう無駄なサイクルをやめるようにした

すると何が起きるか、これまで各季節の変わり目ごとに風邪を引いていた自分が風邪をひかなくなり、先述した通り体重も約30kg減らせ、貯金もたまり、痩せて筋トレしてかっこよくなり、精神力もかなり上がった(自己肯定感もあがりポジティブになった)。
まるで通販で売っている怪しい薬の効能的な勢いで世界が変わった。

第二の脳

少し余談だけれども、人は脳でも考えるが、それ以上に神経が通っているのが腸だ。まさしく第二の脳。

そういうことを学び始めてから、確かに食べたものによって気分や体調のムラというものが出てくることに気づいた。

僕の場合は炭水化物を多く摂取すると眠くなり、ネガティブ思考になりやすい。

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まとめ

そんなに長く無い人生、しかも若い身体的に絶好調な時期というのはあっという間に過ぎる

その時に無駄にお金と時間を使って「食べて欲しい、消費して欲しい」という売り手の策略にはまり不健康になる必要はない。向こうはプロなので抗うのはかなり気合いがいる。

人によるのは大前提で、夜を抜く(またはおつまみなしのお酒だけ)一日二食で十分に活動できている。例え三食にしてもどこかで炭水化物を一切とらないとかも効く。

睡眠もストレスフリーな状態も義務教育を終えたら全て自分で作るしかなくなる。

親や学校が教えてくれて、強制してくれるような時期はとうの昔で、お金を使わせたい、太らせたい、病気にさせて医療費を支払わせたい人たちからの誘惑から逃れ自制し自分の人生、身体は自分で作るべきである。

意識が高いんじゃない、そうできない人の意識が低いのだ。

体質を除けば、多くの人がわざわざお金を払って不健康を買っているような世の中は切ないよね。

太古の昔からそんなにモノがなくても生きてこられて今があるわけだから、僕たちはそんなにモノが無くても大丈夫。(自分にとって)良く寝て、良く動いて、嫌なことは避け、必要な分だけ生きるため、幸せになるために食べたら良い。

足るを知る。

父が教えてくれた言葉。


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