お金を払って太り、病気になる。経済を回すために太り、ジムへ行きサプリを飲む。

おはようございます、音楽家の河野一之です。

お知らせ


まずはお知らせをさせてください。


①The LIVE "In Eb"動画販売中!
令和3年2月28日(日)
東京都西日暮里駅もより「やなかホール」にてチューバ、テナーホーン、ピアノ、パーカッションの4人で開催されたライヴコンサートの配信動画です。

あの感動をいつどこでも再び!


②17LIVEという無料配信サイトで毎朝生放送しています。

ぜひ覗きにお越しください。

毎朝6:30~管楽器奏者が教えるブレスウォームアップ
毎日チューバライヴ

資本主義の怖さ

例えば食べ物を扱うお店や飲食店は消費者に「食べてほしい」わけです。そうでないと売り上げが上がらず生活がままなりません。

ジムの経営者も、健康志向な人を増やした方がジムに通ってもらえるので売り上げが上がります。なので”今この時点で健康に対し興味があったり、不満を感じている人。または不安にさせやすい人”が必要です。

製薬会社も花粉に消えてもらってしまうと花粉症の薬の売り上げが減ります。

なので世の中にある様々な広告の中にはサブリミナル効果的に人の不安を煽ったり、日本人に有効な”普通は””一般的には””平均的には”という言葉を使って我々に何かを消費させようとしてきます。

消費や広告の全部が全部悪いなんて僕は全く思っていません。しかし、時になんて愚かなんだろうと考えてしまうことがあります。

崩れた体型&病気自慢ばかり

僕が子供の頃から大人たちの多くは崩れた体型と病気の話ばかりをしていました。

暴飲暴食、運動不足、寝不足、ハードな仕事

これらをまるで「これだけ頑張っているんだ」と言いたげなばかりに話題にあげ笑い話として話しています。

否定はしません、でも僕はできないなという話です。

暴飲暴食を続け、運動もせず、寝る間を惜しんで仕事に明けくれます。
つまり暴飲暴食に寝る間を惜しんで働いて稼いだお金を注ぎ込みます。

そして病気になります。そこから寝る間を惜しんで稼いだお金を使って、ジムに行ったり、ダイエットサプリをとったり、ひどい場合だと通院が始まります。

つまり必死に働いて経済を回し、その経済を回した代償として不健康さやストレスを得ているのです。そしてその不健康さやストレスを改善するために経済を回します。

運が良ければ大病をせず天寿を全うし、そうでなければ病院通いかストレスで自死します。

動物と同じだよ?

小さい頃何かミスをして母親から「そんなんじゃ動物と同じだよ?」という躾を受けました。

この言葉は心のどこかに残っており、今でも資本主義の経済という輪の中で広告によって人間としての3代欲求「睡眠欲」「食欲」「性欲」のどれかを刺激され無闇にリラックスしようとしたり、食べたり、性に走る人を見ては母の言葉を思い出します。

捨てる、やめる

何か欲を満たすために「得る」ことばかりに着目してはいけません。

睡眠欲を満たすために良い枕を買うのも手ですが、仕事を減らし、寝る時間を増やすことが大事です。

食欲を満たすために底無しに食べるのではなく、末長くおいしく物を食べ続けられるように足るを知り、自分にあった食生活を見直すのも必要です。また1日3食!健康にはこれ!と社会が決めたルールに従う必要はありません。自分にとって必要な食事の量と回数、種類を選ぶべきです。

性もそう、何歳までに結婚とか、今年の流行ファッションとか、モテるモテないとかもどうでも良いのです。自分がどうしたいのか、どうありたいかが大切です。

そのために何かを得たり、付け足すことばかりではなく、

諦める、やめる、捨てる

これらのことをしてみるのも効果的です。

まとめ

太るまで食べ、自分がそれで満足、幸せであるのであれば構いませんが

広告に踊らされ、お金を稼いで食べ、太り、お金を稼いで痩せ、また太り、お金を稼いで病院に通い、また食べ

というループは本当に恐ろしいです。

食べ物だけでなく、色んなものに言えるのではないでしょうか?

自戒を込めて

Thank you

Kazz



サポートして頂いた支援は全て金管楽器や金管バンドの奏法の研究、音楽を使ったエンターテイメントの発展に使用させていただきます。