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都築郷夫(つゞき·くにを)の詩と歌と句iii

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こゝから有料となる予定。まあ貧乏詩人へのカンパと思つて下さい。マガジン1冊note24部分!讀み放題¥300-です。
兎に角note買はれるより、お安くなつてゐる、これに尽きます‼️
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都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲卅❳ 附・詩人の為のワードローブ集

都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲卅❳ 附・詩人の為のワードローブ集

ダメヨ、ダメダメと、逃げる芳恵に、私はなおも執拗に迫っていく。引っ掻かれようと蹴飛ばされようと、坊主頭をふりたてて蒸気機関車のD51(デゴイチ)のように突進する。(『ネコさんの好色十三月夜』金子信雄)

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都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿参❳ 附・詩人の為のワードローブ集

都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿参❳ 附・詩人の為のワードローブ集

二人の思いはしばし声もなく相並んで往き、やがて遠く離れたところで、ふたたび言葉の中に浮かびあがつた。それでも、思いはなおも無言のまま手に手をとり、すべてがすでに語られたかのようだった。(「愛の完成」ロベルト·ムジール - 古井由吉訳)

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都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿弐❳ 附・詩人の為のワードローブ集

都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿弐❳ 附・詩人の為のワードローブ集

自治というのは本来豪族が下人や家臣を統率して村をつくることではなく、村民個々の人格と力量がみとめられて、その協議によって村の運営のなされるものである。(宮本常一『伊勢参宮』)

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都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿❳ 附・詩人の為のワードローブ集

都築郷夫 ちよつとはみだ詩・❲廿❳ 附・詩人の為のワードローブ集

前に暗さということを言ったのはあるいは必ずしも妥当ではないかも知れないが、古代にはなかった暗さ、古代以後のヨオロッパにはない明るさというものを適宜に言い表すのは難しい。(吉田健一『ヨオロッパの世紀末』)

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