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林真理子著「李王家の縁談」

久しぶりに紙の本を借りて読みました。

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実在する梨本宮伊都子妃の日記によって、史実をもとに皇族の婚姻が細かく描かれています。

朝鮮併合、日中戦争という苦難の時代に、皇族の一員である一人の女性がたくましく時代を先駆けるように婚姻を通じて生きていく様は、時代を超えて私たちにも勇気を与えてくれます。

今はウイルスとの戦いで疲れている時代、本作を読んでさらなる未来に向かって、私たちは知恵を振り絞る必要があるようです。

いつの時代も、高貴な方々の結婚問題はむずかしい――
梨本宮伊都子妃は、娘・方子女王の結婚相手探しに奔走していた。
なかなか身分の釣り合う婿が見つからないのだ……。方子女王が皇太子妃になる道が潰えた今、方子がみじめな思いをしないように、一刻も早く、良縁を見つけてやらなければならない。聡明で率直、そして行動力に溢れた伊都子妃は、誰も思いつかなかった方法で、娘の方子女王を〈皇太子妃〉にする道を見つけ出すが……。そのために乗り越えなければならない課題は、伊都子妃の想像を越えるものだった。高貴なる人々が避けては通れない縁談を軸に繰り広げられるご成婚宮廷絵巻(Amazon内容紹介より)

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