趣味のバルダーズゲート1&2プレイ翻訳

バルダーズゲート1,2(BGEE&BG2EE)のプレイ翻訳&メモ。BGEE拡張…

趣味のバルダーズゲート1&2プレイ翻訳

バルダーズゲート1,2(BGEE&BG2EE)のプレイ翻訳&メモ。BGEE拡張シナリオのシージオブドラゴンスピア(SoD)のは→https://note.com/nezumigame/

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最近の記事

BG2, SoA, ラサードと主人公の対話、ロマンス#6

***ロマンスは自力で味わうぞ!という人はネタばれ注意!*** <#5はこちら。この対話は#5の後けっこう短時間で起こる> ラサード 「あなたは実に…」 主人公 「実に…?」 ラサード 「<主人公>、あなたはトーリル*の地の表における最も美しい、驚異的な存在だ。あなたの優雅さと気品は私を魅了する。あなたの内なる光*は他の何よりも輝かしい」 主人公 「あなたはすごい観察家ね」 ラサード 「冗談を言っているのではありませんよ、<主人公>。心からそう言っているんです」 主人公

    • BG2, SoA, ラサードと主人公の対話、ロマンス#4

      ***ロマンスに人の助けはいらぬ!という人はネタばれ注意!*** <#3はこちら。ウマル・ヒルにて。この#4を聞くには野外で夜にキャンプすることが必要(月の話だし。でも雨が降ってたらどうなるんだろう、未検証。また、ラサードの個人クエスト*の進み具合と関係あるのかも未検証。この主人公の場合に関しては最後まで達成済み)> ラサード 「今夜は冷えますね」 主人公 「まだもっと冷えてきそうよ」 ラサード 「そうなるかもしれません」 「以前の私は夜が好きでした。月の女神*が私を見守

      • BG2, SoA, ラサードと主人公の対話、ロマンス#3

        ***ロマンスは実力で成功させるものだ!と思う人はネタばれ注意!*** <#2はこちら。この対話は#2の後ならどこででも起こり得る> ラサード 「お話ししたいことがあるのですが、<主人公>」 主人公 「もちろん、ラサード」 ラサード 「あまり不愉快な話題でなければよいのですが」 「ただ少しー何と言ったらいいのでしょう?ガマズの仇を討ちに私がこの旅に出た時、私はこれは自分1人だけでやらなければという気がしていて」 主人公 「1人でやることなんかない、ラサード。私が生きてるう

        • BG2, SoA, ラサードと主人公の対話、ロマンス#2

          ***自力でロマンスをやり遂げる!という人はネタばれ注意!*** <#1はこちら。アスカトラ、スラム地区にて。普通はアスカトラで起こる会話だろうけど、#1の後ではどこででも起こる可能性アリ。一日以上は間隔があるかな> ラサード 「アスカトラでガマズと私との間にあんなこと*があった後、再びここに戻ることになったとは奇妙な気分です」 「この街には楽しかった記憶がほとんどありません」 主人公 「ここで長い時間過ごさなきゃならなくて申し訳ないわ」 ラサード 「どうか謝らずに。私は

        BG2, SoA, ラサードと主人公の対話、ロマンス#6

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        • BG2(SoA)インターアクション/バンター
          83本
        • BG1
          24本
        • BG2(ToB)ストーリー/クエスト
          26本
        • BG2(SoA)ストーリー/クエスト
          57本
        • BG2(ToB)インターアクション/バンター
          22本
        • BG2、ウォッチャーズ・キープ
          16本

        記事

          BG2, SoA, ラサードと主人公の対話、ロマンス#1

          ***ロマンス可能NPCとの対話。自力で成就させる!という人はネタばれ注意!*** <アスカトラ、ワーキーン・プロムナード地区にて。なお、ラサードは最初トレードミートにいるけれど、同PTでアスカトラに来るまでロマンスは始まらない*この主人公はBG1からラサードとロマンス関係(空気感程度だけど)にあったので、初めてロマンスする場合とは少しセリフが違うかも> ラサード 「あなたは変わりましたね、<主人公>。あなたの瞳は以前はもっと輝いていたように思いますが…今はそうではないよ

          BG2, SoA, ラサードと主人公の対話、ロマンス#1

          BG, ベイロスと主人公の会話3、身の置き処の悩み、ベイロスの安堵

          <2の続き> ベイロス 「ご覧のように、私は復活を遂げた。デーモンウェブ・ピッツ*行きは免れたわけさ!だが、以前備えていた力を失い、交渉相手にこと欠いてこんな脳タリ―おっと、お詫び申し上げる。どうも、長々喋り過ぎたらしい!」 主人公 「もっとひどい言われ方を、もっと立派な人にされたことだってあるわよ。何にしろ、何かお願いが来そうな予感」 ベイロス 「私は単純に、おたくらの種族とは上に立って見下す以外の口をきくのに慣れていないのだ」 主人公 「もう少しゆっくり、かしこまった言

          BG, ベイロスと主人公の会話3、身の置き処の悩み、ベイロスの安堵

          BG, ベイロスと主人公の会話2、ブラック・ピッツでの試合、欺かれたベイロス

          <1の続き。ベイロスは相変わらずエンターテイナーの舌をふるって主人公を圧倒する> 主人公 「そんなことする気ないけど」 ベイロス 「フーン。おたくは先に私が思ったほどには教養がないらしいな。何にしろ、私はちょっとした窮地にあるようだ。もといた世界に帰ることができず、ヤバいヤバン人どもの世界に裸で置き去りと来た!」 主人公 「それはお気の毒。あなたみたいな切れ者さんが、どうしてこんなことに巻き込まれちゃったの?」 ニーラ 「二回連続!」 ベイロス 「おたくらには質問したいこと

          BG, ベイロスと主人公の会話2、ブラック・ピッツでの試合、欺かれたベイロス

          BG, ベイロスと主人公の会話1、地上に転送された芸人、派手な喋りの達人

          <ラースウッドにて。主人公一行の前に突然ひとりのドロウ(ダークエルフ)が転送されてくる。最初は尊大だったドロウだが、自分が今いる場所に気づくとにわかに慌てだし、大声で早口にまくし立て始める。その口調がいかにも鮮やかなので、主人公のPTのニーラは感心して、まるでショーの観客気分> ベイロス 「もう助けに来ていい頃だと思ってたぞ。この能なしが何をグズグズ―待て、こんなはずは!」 「バカ者!完全に復活できてないじゃないか!ヨワッて、ヨタって、それからヨレヨレのヨボヨボ同然だぞ!お

          BG, ベイロスと主人公の会話1、地上に転送された芸人、派手な喋りの達人

          BG1, チェイスと主人公の会話、自殺願望のお坊っちゃん

          <ライオンズ・ウェイにて。主人公は崖っぷちに立って飛び込みそうにしている若者に声をかける> チェイス 「こんちは…ふうん…僕は、僕にこれ以上近づかないでくれって言うつもりだったけど、どうやらそう言っても聞いてはくれなさそうだね?うむ、それでも、決まってることは守るべきだろうな。それ以上近づくな、ここから飛び込むぞ!さ、聞こえただろ、本気だぞ。だから…絶対…それ以上近づくな。僕を止めようとしてもムダだぞ!」 主人公 「いいわよ」 チェイス 「いいわよって…?君、何も手出ししな

          BG1, チェイスと主人公の会話、自殺願望のお坊っちゃん

          BG1, ガラヒンヌ作『ノスフェラトゥ』

          <カーニヴァルにて。人影の少ないカーニヴァル会場で、ひとりのパフォーマーが吸血鬼を題材にした哀歌を吟じている> 役者 「…してかの女はわが傍らに横たわる、いろ蒼白に成り果てて! 我は言いにきを、妖精の小道は恐ろしきもの、 この森を行く者に恐ろしきもの、誰であれ、 ノスフェラトゥが想いを懸けし乙女には、と― かの女は身まかりたり、ああ、身まかりたり…」 「…宝に満ちし広間に、無造作に棺は置かれてあり、 そこへ来たるは、おぞましき悪魔のコウモリ! 血の如く赤き眼に、血の如く赤

          BG1, ガラヒンヌ作『ノスフェラトゥ』

          BG1, ニーラと主人公の対話、ニーラの身の上話2、爆発事故と出奔

          ニーラ 「魔法の実習で、あたしたち火球を呼び出すことになったんだけど、あたしの火球がなぜかあたしから離れて行っちゃって。あたしが意識を集中させた次の瞬間、クラスメートたちが床の上を転げ回って悲鳴をあげてた」 主人公 「とんだことになったのね。でも、それで自分を責めることはないでしょ」 ニーラ 「自分を責めるに決まってるわよ!事故でも何でも、あたしはもっと気をつけてなきゃいけなかった。そこに残って責任を取ることだって、せめてバケツに水を汲んで来ることだってできたはずなのに。あた

          BG1, ニーラと主人公の対話、ニーラの身の上話2、爆発事故と出奔

          BG1, ニーラと主人公の対話、ニーラの身の上話1、森から放浪の生活へ

          ニーラ 「こんな大変な旅や、冒険を…どうやってうまくやってるの?今までは、あたし死なないようにするので精一杯だった。でも、こうしてあなたと一緒だと…楽々って感じ!」 主人公 「道連れがいれば安心できるもの」 ニーラ 「道連れがいるから、ね?まあ、そうかも。あたし、前には旅の仲間なんて全然いたことなかったし、そのせいかも。あたしの放浪生活は孤独だったの。ゾッとするほど寒い夜に、それよりゾッとする夢。女の子だし、ハイ・フォレストに帰りたくなったってそりゃ無理ないでしょ」 主人公

          BG1, ニーラと主人公の対話、ニーラの身の上話1、森から放浪の生活へ

          BG2, ToB, 第9章、バルサザールと主人公の対話2、バールの血を滅する大義

          ***ToB最終盤のクライマックスのひとつ、ネタバレ注意!*** <1の続き> バルサザール 「それはどうでもいいことだ、<主人公>。結局、メリッサンも私も望んでいた結果を手に入れたのだから。我々以外の”五人衆”はすべて死んだ。もっとも、彼女と私は立場を異にしたままだが」 主人公 「そして今、私を殺してあなた一人でバールを復活させようというの?」 バルサザール 「とんでもない、<主人公>。私にはそんな気はさらさらない。バールの血はこの世における災いのもとだ。殺戮の王の存在

          BG2, ToB, 第9章、バルサザールと主人公の対話2、バールの血を滅する大義

          BG2, ToB, 第9章、バルサザールと主人公の対話1、欺瞞の全貌と黒幕

          ***ToB最終盤のクライマックスのひとつ、ネタバレ注意!*** <アムケスランにて。主人公は固く守られた修道院にひそかに侵入し、修道院の長であるとともにバールの有力な子の”五人衆”の最後の一人であるバルサザールと対峙する> バルサザール 「<主人公>…ここで君に会うとは、私も実に愚かしいことをしてきたものだ。傭兵をかき集めて軍を作ろうと骨を折ったりして。こんな無駄ごとのためにアムケスランの人々に犠牲を払わせたのが心から悔やまれる」 主人公 「私にはわかってるのよ、バルサ

          BG2, ToB, 第9章、バルサザールと主人公の対話1、欺瞞の全貌と黒幕

          BG2, ToB, 第9章、シリック神と主人公の対話2、シリックの安心と反省

          <1の続き> シリック 「で、この私、偉大なるシリック様もまた、おとなしく見物してるしかないわけさ。それでも、もし前代の殺戮神の子に脅威を感じるものが誰かいるとすれば、それは*私*に決まってる。これ以上当然のことはないだろ」 「私はしばらくそなたの成長ぶりを観察していた。実に感銘深いものがあったよ。私にはいくつか結論も出たが、ひとつ本人の口から直接聞いてみたい。私はそなたを*恐れなければならない*かな?」 主人公 「私を恐れる必要はありません…私は殺戮の神になるつもりは全然

          BG2, ToB, 第9章、シリック神と主人公の対話2、シリックの安心と反省

          BG2, ToB, 第9章、シリック神と主人公の対話1、殺戮神シリックの心配

          <ポケットプレーンにて。主人公は封印の解けた試練の部屋で、派手な服をまとった一人の見知らぬ男に出くわす> シリック 「ご機嫌よう、我がかつての敵の子よ。話し合う時だ、そなたと私で」 「が、まず…そなたの友達とやらに邪魔されぬようはからうとしよう。これは内輪の話だからな」 <シリック、主人公以外のメンバーを転移させる> 「さて、では本題に入る前に、ちょっと聞いておこうか。そなたは私が誰か知ってるかな?」 主人公 「あなたは…現在の殺戮の神じゃないですか?」 シリック 「その通

          BG2, ToB, 第9章、シリック神と主人公の対話1、殺戮神シリックの心配