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BG2, 第2章、救援を求めるナリア、スラム詣でが好きなお嬢さま

<スラム地区、コパー・コロネットにて。声を枯らしてそこの人々に救いを求めていた貴族のお嬢さまらしい若い女性が、主人公の姿を認めて走り寄ってくる>

ナリア
「誰か私の頼みを聞いてくれる人はいないの?誰も?あなた達はみんな私を知ってるのに―私、あなた達の何人かを助けてあげたこともあるのに!これが私への感謝というものなの?あなた達みたいな人を、私たくさん助けてあげたわ!」
「あなた!あなたは雇うことができて?傭兵として、という意味よ。あなたは有能でまじめそうに見えるわ。ちゃんとした訓練をされてるみたいに」
主人公
「お手伝いができるかもしれない。落ち着いて、何が起きたのか話して」
ナリア
「私、強力な助っ人が必要なの。うちの領地が侵略されていて、なのにここにいるこいつらったら、誰も私を助けようとしないの!私、こんな連中をこれまでいろいろ世話してやったのに!お願い、私を助けて下さって?」
主人公
「敵は何者で、なぜあなたの土地を攻撃しているの?」
ナリア
「もう時間がないの!敵どもが内部にまで押し入ってないのを祈るのみなの。もし内部にまで入ってたら…もし敵どもが城の中庭にまで入り込んでたら、やつらを押し出すのは難しくなってしまう」
「私の知ってる抜け道とかを全部教える。たぶんそっと城に侵入して、有利な場所から攻撃できると思う。父が無事だといいけど。父は…絶対、逃げようとしない」
「一緒に行ったほうがいいかしら?私、何週間かスラムに出入りして、難しいカギを開けるのがすごく上手になったの。城から出るだけでも、3つもカギを開けなきゃいけなかったんですものね」
「叔母さんは私が夜出ていくのにいい顔をしなかったけど、でもそれ以外に貧しい者にコッソリ施しをする方法はないでしょ?貧しい者にだってプライドはあるし、それに…私は彼らと一緒のところを見られたらほんとにまずいの」
主人公
「今のところは人手は足りてる。道を教えてくれたら現場で会うことにしましょ」
ナリア
「いいわ。でももし考え直したら、私はいつでも旅は歓迎だから。あなた、人助けはよくするの?私は恵まれない人を助けるのが大好き。あの人たちはすごい努力家ですってね」
「うちの領地で待ってるわ。あなたの地図にしるしをつけておく。見つからないように、城の南で落ち合ったほうがいいわね。どうか急いで」


*たしかにナリアの口調や態度は偉そうに響くけど、この10倍偉くてかつ実際に主人公から大変な恩義を負ってるバルダーズゲートの大公らの、ドラゴンスピア(SoD)での主人公への仕打ちを思うと、これくらい可愛いもんですぞ…😅

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