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BG2, 第2章、裏闘技場での試合、奴隷の闘士の叫び

<スラム地区、コパー・コロネットにて。ここでは秘密裏に禁制の奴隷による売春、死闘の見世物、それに対する賭けなどが行われている。今しも、スリルに興じる貴族たちの眼の前のピットに、ひとりの闘士とトロルとが登場した>

司会者
「ではもういちどご注目くださいませ、アスカトラ*の紳士淑女がた!レーティナン*によります二度目の興行が始まります!2名の闘士が命をかけて戦おうとしている闘技場にどうかご注目を!」
「賭けはもうお済みですな。よろしい!戦闘開始!」
剣闘士
「俺は戦うのは嫌だ!こんな残酷な見世物!なんでよくもこんなことが続けられるんだ?!なんで―」
司会者
「貴様は奴隷だ、貴様は戦えと命じられたら戦うほかないのさ!嫌なら我らのお客さまがたのお慰みに、そこで屍を晒すんだな!」
アノメン(主人公PTのファイター/クレリック、騎士になるのが夢)
「こいつらはあの人を無理に戦わせようというのか?正義を叫ぶ時だぞ、<主人公>。我らは座視してこのまま続けさせることはできん!」


*アスカトラは、このコパー・コロネットのあるスラム地区を含む数々の地区からなる大都市の名。
*コパー・コロネットを経営するいかがわしさ満点の男。

*アノメンの怒りにもかかわらず、PTはこの場面では何も手出しできません。

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