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BG2, 第2章、主人公は奴隷の剣闘士ヘンダックを解放する

<スラム地区、コパー・コロネットにて。囚われの剣闘士ヘンダックの嘆願により、調教師を倒して首尾よく檻のカギを手に入れた主人公は、檻に戻ってまずそこに入れられていた少年や少女を解放する>

(主人公、少女の檻を開ける)
少女
「イヤーーー!あなたは誰?あなたもあたしを痛くしに来たの、そうなの?」
主人公
「いいえ、お嬢ちゃん。あなたを出してあげに来たのよ。ほら、急いで」
少女
「ほんと…ほんとに!*シクシク*あたし、出ていいの?ああ、ありがとう、ありがとう!」
(主人公、ヘンダックの檻を開ける)
ヘンダック
「カギが手に入ったか!入ったんだな!神よ、感謝します!それとあんた、あんたがやってくれたことに心から感謝する、わが友」
「俺たちは自由だ、兄弟よ!さあ、行って女たちを救い出せ!このヘンダックは、あの我らの御主人とやらの心臓に我が剣を突き刺して、二度とやつが我らを苦しめぬようにしてくれる!さあ、ここから出て自由を味わえ!」
剣闘士
「神は讃えられよ!我らは自由だ!ついに自由だ!」
ヘンダック
「重ねて礼を言う、わが友。さあ、次はレーティナン*の悪魔めを成敗する番だ。そうしたければ助太刀してくれ。さもなければ、このヘンダックが復讐を遂げるところを脇で見物していてくれ!」
(レーティナンのいる表に向かって進み出す)
貴族男性A
「逃げろ!逃げろ!奴隷どもの脱走だ!」
貴族男性B
「うわああ!逃げなきゃ死ぬぞ!やつらに殺されちまう!」


*奴隷を遊興に使ってガッポリの悪徳経営者。

*この後、何もしなくてもヘンダックはどんどんレーティナン目指して進み、顔を合わせるまで足を止めません。驚きつつも凄文句よろしく戦いに応じるレーティナンとのあいだに決闘がはじまり、ヘンダックの勝利に終わります(まれにレーティナンが勝つ場合もある由。それはイヤだ)。ヘンダック曰く、これまでの賠償としてこの店をいただき、かたがた二度と奴隷の利用が行われないよう監視することにすると。ヘンダックが店主に変わると店の販売品がグレードアップするので、忘れず確認しておきましょう。


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