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インテリアは、色と光。

はじめまして。ばんばみえです。

いちばん身近な場所をいちばん好きな場所にしたい、そんな人に向けて
住まいのインテリアコーディネートをしています。

これからnoteにどんなことを書いていこうとしているか、書いてみたいと思います。


コロナ禍で「住まい」という、いちばん身近な場所を見直している、そんな話をよく聞きます。


気分転換したいとき、
外でご飯を食べたりお酒を飲んだり、友人と会ってお喋りしたり、旅行をしたり、好きな雰囲気の場所へ行ってリフレッシュしていたのに、それが難しい日常。

それでも毎日、生きていると
機嫌のいい日もあれば
落ち込む時もあるし
ストレスを感じる日もある。


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家にいる時間が増えたことで、これまでそんなに気にならなかったインテリアが、いやでも目に入ってくるし、
家って大切だな。インテリアも気分も変えたいな。
そうは思うのだけれど
でも、どこを何を変えればいいんだろう。

ZOOMで友達と喋ったり、
講座を受けたり、リモートで仕事をするたび、背景も気になるし、
ちょっとしたストレス。

もっと心地よく、もっとおしゃれに暮らしたいのに。
どこから始めればいいのか分からない。。。
どうにかしたいと思うけれど、気がつけば日々は過ぎてゆく。

そんなふうに思われたことはないですか。

頭であれこれ思いながらも進まないこと、私もいっぱいあります。
でも、小さなキッカケで変わることがある。


このnoteが
いちばん身近な場所をいちばん好きな場所にしたい、そう感じている人に
何かのヒントになればと思います。

ベッドサイド_テーブルライ


私はインテリアの仕事に携わって25年になります。
「色」と「光」が大切だ。という、いまの答えに至るまでのこと、少し長くなりますが、よろしければお付き合いください。


はじめにインテリアの仕事に興味を持ったのは高校生のとき、母の仕事でした。大学4年間は陶芸を専攻しオブジェを中心に制作。大学のヨーロッパ・地中海の旅行で海外インテリアに憧れる。インテリアの仕事に初めて携わったのはハウスメーカーのインテリアコーディネーターとしてだった。インテリアの世界を知るにつれ、それまで知らなかったワクワクするインテリアの世界が広がってゆき、ほぼ自社の商品をすすめることに窮屈さを感じて仕事を辞めた。そして、単身イタリアに飛んだ。イタリア語もろくに喋れなかったのに。いま思えばよく行ったと思う。


イタリアで過ごした1年。イタリア人との暮らしの中から「自分の好き」をもっともっと表現して生きることに惹かれた。色の使い方や日本とは全く違うあかりの使い方などを学びんだ。イタリア国内だけでなく、イギリスやフランスや北欧にも行った。ショールームはもちろん、店も、知人の家も見るもの見るものワクワクする日々だった。


帰国してからは、いちばん興味深かった住宅照明のプランナーになった。その後ご縁があって、輸入家具・輸入キッチン・照明器具・カーテンや雑貨までインテリアを幅広く扱っていたライフスタイルショップ兼一級建築士事務所に勤めた。そこで販売をしながらフルオーダーメイドキッチンの設計を担当。国内外の展示会に足を運んだり、店と現場の往復の中で常に学びながら幅広く住宅業界の経験を積ませていただいた。


その後、結婚。夫の家族と同居、子育てと日常に追われる日々を過ごしていたけれど「ねばならない」という理想の自分と現実の差にだんだん辛くなっていった。その頃、整理収納片付け術を学んだ。良い悪い・好き嫌いではなく価値観の違いがあることに改めて気づかされる。子育ての合間時間を見つけて、片付け講座をしていたが、再びインテリアをメインに打ち合わせをさせていただく機会がやってきた。専門学校の非常勤講師や、企業セミナー講師もさせていただくようになり、現在、フリーランスでインテリアコーディネートの仕事をしている。


これまで延べ2000件以上のプランをし、様々な価値観や好みの方と出逢わせていただく中で、これがテッパン!というインテリアはないことを確信している。

人それぞれ、生活スタイルの違い、好みの違い、インテリアにかけられる予算にも違いがある。
何を大切にした暮らしにするかによって、つくるインテリアは変わってくるが
それでも共通していることがある。


いちばん身近な場所を いちばん好きな場所にするポイントは


「色」と「光」だということ。


インテリアを考えていく中で、色と光以外にも、素材や形という要素もある。
美しい木目の家具、しっとりと上質な革のソファ、洗練されたフォルムや柄、質のいい金具、できることなら全てにこだわりたい。もし予算に上限がなければ最高だ。でも予算上、難しいことが多い。
ここは!というこだわりは残して、じゃあどうするか。

色の調和で考えてみるといい。

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家具も、カーテンも、キッチンも、壁紙も、みんな色があって単色ではない。
組み合わせ方で印象がつくれる。
ナチュラルな印象、モダンな印象、可愛い印象、かっこいい印象。

色をベースにしてインテリア全体を考えていくと
まとめやすくて、こだわりの素材感やデザインも引き立ちやすいのだ。


逆に言えば、ひとつひとつが魅力的なデザインだったり、上質な素材でも
色の調和が取れていなければ残念な空間になる。


そして、色は光によって見え方が変わる。密接な関係だ。

照らす光の色や明るさ・どこをどんなふうに照らすかで
同じ部屋でも落ち着いた雰囲気にも、爽やかな雰囲気にもできるし、
光で視線や動線、暮らしのリズムもつくることができる。
美味しそうに見せたり、肌を綺麗に見せたりも光次第。

カーテンなど窓辺のファブリックの取り入れかたと自然光。
ろうそくや暖炉の光。
照明以外の楽しみも色々とある。


自分の心地いい場所は、小さなことからつくれるのです。

インテリアは、色と光。

これをテーマにnoteを綴っていこうと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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