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[登校渋り小1]発達WISC-Ⅳ検査の結果から見えた渋り理由

子どもの歯のレントゲン写真をみたことありますか?

乳歯の下にズラっと大人の歯の白い影たちが控え揃っていて思わず感動して泣きそうになったことがあります

子どもの成長が[確保]された状態を
[目]にできることってそうないですから

長男の場面緘黙の克服を経験したからこそ、子育てには子どもの成長する力を信じる力が問われているのが、よくわかります

発達検査も同じようなもので
私たち親の道しるべになってくれます

今回結果を受けて本当によかったです

検査結果をみながら、「ここ私っぽいなぁ〜苦手部分同じかも…でもちゃんとわかってあげられてなかったなー」とか
いろんな思いを巡らせたと同時に
母、メラメラとやる気が湧いてきましたよ

発達具合や得手不得手
目に見てなかった部分が
はっきりと表されて
私の子育ての指標が追加されました


ふんわりしてた疑念が
確信に変わり
信じてあげようと
検査結果が
親の私を包んでくれています

悩みって
何もなす術がないときに
最大の強敵になります

方向性や試すことが次々あれば
悩みは悩みでなくなるものです



さて、次男ダイレくんに見えてきた課題

この結果を最大限に活かすには・・・?

そんな気力が立ち上がりました



〜ここから〜

我が家のダイレくんは1年生

2学期から約2か月間ほど

強烈な登校渋りがありました

この期間中は

家で大荒れ…本当に毎日どうするか

苦しかったんです


主な原因は
授業中にわからないときに
気軽に聞けないことが
ストレスなこと

結果うまく順応できず
固まってしまい
サボっていると思われ
先生からヒドイことを
いわれたりもしたようです

反対にいうと
「できるように見えてしまう」から
サボっていると思われしまう・・・

一見、語彙力とかコミュニケーションは長けてる気がします
グループワークは大好き
友達もすぐにできる
明るく活発なのが持ち前



でも答えのない感想を書くとか
漢字ドリルの書き写しひとつにしても
完璧で正確な手順が分からないと
(漢字だけ?前後の文章も?どこまで?)
どうしていいか戸惑ってしまい
やらないというか
やれないという面があったようです



今回は発達検査を受けに行った結果を

記録していきたいとおもいます


〜過去の関連記事はこちら〜


学校には本年度から
[行き渋りの子が過ごせる専用の教室]が新設されていて利用しています

はじめこそ
少し慣れない感じで

でも徐々に慣れて
この教室のおかげで

いまでは別人かのように
進んで登校するように

いまは自分のクラスと行ったり来たりの様子なので来年に向けて支援級への進級を希望することにしました。



支援級ではより手厚い支援が
得られますが
利用できるかは
学校側と教育委員会の
審査のため検査等が必要になります
(自治体により異なります)


WISCは最も有名な知能検査の一つで、児童用の知能検査として国際的に信頼されているものです


病院や教育機関で受けることができます


ちなみに発達障害そのものを判断するものではなく得手不得手を知ることでどのようなサポートが必要かを客観的に把握するための検査とされています。 



うちの場合は学校と教育委員会に何度かお願いをしてようやく検査を受けれることになりました


なんかそれぞれでの連携がうまくいかないというかトライアングルがスムーズに回らなかったんですよね


スムーズに繋がるかどうかは自治体により違いそうですね



ちなみに診断については
病院でしかなされません


後日、病院にも行く予定なので
そちらはまた記事にします😊


うちの自治体は支援級利用の場合
検査結果で知能的な遅れが見られると
知的級になるようです


仮に親が情緒級を望んだとしても
検査の結果によって
学校と教育委員会のほうで
どのクラスが良いかを審査すると話がありました


検査当日

検査は親と離れて個室で行われるため、
どんな感じだったか一切わからずだったんです


そして検査時間も80分
子どもの集中力を考えると長め💦
よく頑張りました!




終わった後でダイレくんが
どんなことをしたか教えてくれましたが、どのくらい出来たとかはよく分からず💦




ただWISCは本当にいろんな種類の内容を行うので、いきなり連れいった中で、よく集中して頑張ったなぁとそれだけで感心してしまいました(感度低いですね笑)



だって正直、普段の様子から
(学校や習い事にしても手こずるので)
検査そのものがしっかりできるか不安だったのでやり遂げてくれてそれだけでホッとしたのが正直なところ…


検査は


「難しかった」
と言ってました



ちなみに検査終了後も
検査士から検査時の様子といったお話もありませんでした




結果がいつ頃わかるかも
ハッキリしなかったので
心の寄りどころなく
不安なまま
検査結果がでるまで
ひたすら待つのみ(苦笑)




早く結果を知りたくて
楽しみのような・・・
でもどんな結果か
想像がつかなくて・・・
どこか恐いような・・・
複雑な気持ちだった



学校をあれだけ行き渋りしていて
その間は家でも大荒れ気味で
凄く大変で苦しい日々だったので
何かしらよくない結果がでるでしょう

ショックが少なくて済むように
心の準備をして
かなり構えていきました。


そして、その日はやってきました

1カ月と少し経ったころです

検査結果が出たので聞きにきてくださいと連絡が

夫と一緒に聞きに行きました



結果は



全検査IQが122でした


え、ビックリ…

これが正直な感想です

困り事で藁にも縋るおもいで
検査を受けにいったんです

WISCは大きく4つの項目で
数値がでます。


言語理解、知覚推理
ワーキングメモリ、処理速度です

正直なところ
授業のつまづきがあるので
どれかの項目が下位ゾーンなのかもと
予想してたので

全ての項目で平均〜以上あり
若干耳を疑うくらいでした💦




ダイレくんは

言語理解が一番高い数値が出ていて


次に高かったのが


知覚推理

特に空間認知能力が高いというお話がありました



反対にワーキングメモリと処理速度は

平均~少し上

くらいとのこと


え、支援が受けられるのかしら…と
不安がよぎりました


なので思わず
IQの高さ、低さというよりは
各項目の凸凹ですよね…?


と私(苦笑)



その不安を察してか



説明してくださった教育委員会の方は

IQが平均以上のため
知的ではないことは
確かです。


ただ各項目の数値の差が開いているという点で学業で何かしら情緒的にも困難が生じていると考えることができるので情緒の支援級のサポートを受けることができるでしょうということを言われました



ただ正式な協議はこれからになるとのことです


そう、WISCは
IQの高い、低いだけではなく
各項目の差がどれくらいあるかで
本人の中での困りごとを測ってあげられらのがこの検査の良いところです



一般的に各項目に差が生じにくいと
たとえIQが低くても生きやすいようです


ダイレくんの場合は
105〜130くらいの幅がありましたから




夫婦ともにダイレくんの
言語力の高さと勘の良さ、鋭さのような
性格はあると思っていたものの

空間認知が高いというのは意外であり
逆に処理速度が他の項目と比べて低いのも意外でした

にしても全体的に高めの数値だったことは思ってもみなかったんですよね。。



事前の予想では
平均のものと、少し下のものと
あるのかな・・・と思ってましたから


ただ、今回の各項目の結果
凸凸凹凹は


・単純なコツコツ作業に苦痛を感じやすい
⇒学校での板書の作業など

ということがいえるようで

もう、まんまソレ・・・と


例えるなら
感よく色々見えて
頭の回転が結構な速さのAくんと

それを

紙にコツコツ落としたり
作業するのが普通のBくんが

同じ人物内に同居してるわけで

お互いについていけん!!
やってられん!!
となってる感じかなぁ…


誰しも得手不得手があり
大人になれば
自分なりの対策をとっています

例えば忘れっぽい人は
日頃から
メモをたくさんとっていたり


すごく納得がいったので

とにかく検査は受けて本当に良かったです


検査結果を受けて一番大切なのは
では、どうするか?
の部分です




我が子のことをきちんと分かっては
いてなかったのだと反省した母でした



この結果を最大限に活かせるように
どうすればこの子が

喜びと愛で満ちた子になれるか


どんな結果であれど

精神的に豊かな子になってほしい


そのために
私ができる育児と教育とは?


私の思いは変わりません


日々、勉強を重ねていきたいと思います(o^^o)




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