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2024.03/20 FOMC STATEMENT 連邦準備制度理事会 声明文


✅ポイント

年内に3回の25bps利下げをの見通しを維持
インフレ率上昇を受けて2025年の利下げ幅は以前より縮小すると予想
5.25%から5.5%のレンジを維持(2001年以来の高水準、5会合連続)


FOMC STATEMENT
(日本語訳)


最近の指標は、経済活動が堅調なペースで拡大していることを示唆している。雇用の増加は力強く、失業率は低水準を維持している。インフレ率はこの1年で緩和したが、依然高水準にある。

当委員会は、長期的には最大限の雇用とインフレ率2%の達成を目指している。委員会は、雇用とインフレの目標達成に対するリスクは、より良いバランスに移行しつつあると判断している。経済見通しは不透明であり、委員会は引き続きインフレ・リスクに細心の注意を払っている。

その目標を支えるため、委員会はフェデラルファンド金利の目標レンジを5.25~5.50%に維持することを決定した。フェデラルファンド金利の目標レンジの調整を検討する際には、委員会は入ってくるデータ、進展する見通し、およびリスクのバランスを注意深く評価する。当委員会は、インフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信が深まるまで、目標レンジを引き下げることは適切ではないと考えている。さらに委員会は、以前に発表した計画に記載されているように、財務省証券、政府機関債および政府機関住宅ローン担保証券の保有残高を引き続き削減する。委員会は、インフレ率を2%の目標に戻すことに強くコミットしている。

金融政策の適切なスタンスを評価する上で、当委員会は経済見通しに関する情報の影響を引き続き監視する。委員会は、委員会の目標達成を妨げる可能性のあるリスクが出現した場合、金融政策のスタンスを適宜調整する用意がある。委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力とインフレ期待、金融および国際情勢に関する読みなど、幅広い情報を考慮に入れる。


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