9/19(木) 🇺🇸米国マーケット情報（パフォーマンス、経済指標、 $NVDA 決算情報）

2024年9月20日 21:22

🇺🇸株式市場振り返り

HEADLINE

✅ 米国株は木曜日の取引で上昇し、最高水準に遠く及ばず終了

🇺🇸米国株は高値引け📈

🔘 DOW: 　　　　
+ 1.26%
🔘 S&P500: 　　　　
+ 1.70%
🔘 NASDAQ: 　　　
+ 2.51%
🔘 RUSSELL2000: 　
+ 2.10%

✅ S&P500は終値で過去最高値を更新したが、ナスダックは7月の年初来高値をまだ3.5%下回っている

🔘 大手ハイテク企業が市場を牽引し（TSLA、NVDA、METAがいずれも～4％超の上昇）、その他小型株、半導体、無収益ハイテク、自動車、銀行、IB、資産運用会社、クレジットカード、ホームビルダー、カジュアル・ディナー（DRI）、機械、トラック運送、工業金属、化学、中国ハイテクなどが上昇した。

🔘 相対的に出遅れているのは、HPC、公益事業、食品／飲料、損害保険、取引所、マネージド・ケア、ヘルスケア流通、REIT、決済、テレコムなど。

✅ 🇺🇸経済指標・経済ニュース

🔘 新規失業保険申請件数
コンセンサスを下回り、5月以来の低水準となった
🔘 継続申請件数
予想を下回り、6月以来の低水準

🔘 フィリー連銀製造業景況指数
予想を下回ったが、プラス圏に浮上

🔘 雇用指数
上昇、物価指数はともに上昇したが、新規受注指数はマイナスに転じた。

🔘 エンパイア製造業
予想に反してプラスに転じたのは2023年11月以来

🔘 8月中古住宅販売件数
前月比マイナスとなったものの、ほぼコンセンサスに近い結果となった

✅ Fed Speak

🔘 昨日の50bpのFRB利下げを受け、株価は大きく上昇した。
FRBは当初、タカ派寄りのパウエル議長の「50ポンドの利下げは一連の大幅利下げの始まりとみなすべき」との発言に注目していたが、現在は2025年に100ポンドの利下げ、2026年に中立金利に達するなど、ハト派寄りのドット・プロット（点描図）に注目している。

このほか、AIの楽観論、業績の拡大、記録的な自社株買い、第4四半期の季節性など、長期的な強気シナリオも引き続き注目される。しかし、明日のトリプル・ウィッチング（5.1兆ドルのオプション満期）、S&P500のリバランス、ショート・ガンマ・ポジショニングによるオーバーハング、オプション満期までのラリーにも注目が集まる。

✅ 🇺🇸企業情報、決算情報

🔘 TGT
新CFOにジム・リー氏（直近ではPEPの副CFO）を指名

🔘 BLDR
CEOとCFOの交代計画を発表

🔘 DRI
第1四半期は失敗したものの、オリーブ・ガーデンとUBERの提携を発表

指数/セクター別　パフォーマンス

✅ Techは本日急反発し、最も高いパフォーマンスを示した。次いで、Comm Serv and Industrialsが続いた。
Utilitiesは下落したが、年初来では依然として第3位のパフォーマンスを維持している。

✅ 小型株は本日好調で、大型株に追随している。

指数パフォーマンス
（前日比）

セクター別パフォーマンス
（前日比）

指数パフォーマンス
（前月比、前年比）

セクター別パフォーマンス
（前月比、前年比）

その他　パフォーマンス

国債：　カーブがスティープ化し、まちまちの動きとなった
ドル・インデックス：　ユーロとポンドに遅れをとったが、対円では強かった
金：　0.6%上昇📈
銅：　1.2％上昇📈し、7月中旬以来の高水準で終えた
ビットコイン先物：　5.8％上昇📈
WTI原油：　1.8％上昇📈

今週の🇺🇸経済指標発表
（日本時間）

✅ 9/16(月)

★★☆　NY連銀製造業景気指数 (9月)
🔘結果：11.50　🔘予想：-4.10　🔘前回：-4.70
ほぼ１年ぶりに拡大圏に浮上した。受注と出荷が好調
新規受注が17ポイント余り急上昇しプラス9.4と、2023年４月以来の高水準。出荷はおよそ１年半ぶりの高水準に改善

✅ 9/17(火)

★★★　コア小売売上高 (前月比) (8月)
🔘結果：0.1%　🔘予想：0.2%　🔘前回：0.4%
★★★　小売売上高 (前月比) (8月)
🔘結果：0.3%　🔘予想：-0.2%　🔘前回：1.1%
市場の予想外に増加した。オンライン購入に支えられた。その他の分野は強弱まちまち
FOMCにおける意思決定に重大な影響を与えるほどではないとみられる

★★☆　リテールコントロール (前月比) (8月)
🔘結果：0.3%　🔘予想：0.3%　🔘前回：0.4%

★★☆　鉱工業生産 (前年比) (8月)
🔘結果：0.8%　🔘予想：0.2%　🔘前回：-0.9%
ハリケーン「ベリル」の影響による前月の落ち込みから回復した。製造業と鉱業の生産持ち直しを反映
FOMCはインフレ圧力の弱まりを背景に、18日の会合で金融緩和に踏み切るとみられている

★★☆　鉱工業生産 (前月比) (8月)
🔘結果：0.04%　🔘前回：-0.74%
★★☆　企業在庫（前月比）(7月)
🔘結果：0.4%　🔘予想：0.3%　🔘前回：0.3%
★★☆　小売業在庫（自動車を除く） (7月)
🔘結果：0.5%　🔘予想：0.5%　🔘前回：0.3%

✅ 9/18(水)

★★☆　建築許可件数 (8月)
🔘結果：1.475M　🔘予想：1.410M　🔘前回：1.406M
一戸建て住宅の建設許可件数は４カ月ぶりの高水準となった。
着工件数のうち、一戸建て住宅は16％近く増加し年率99万2000戸と、２月より後で初めて増えた。集合住宅は５月より後で初めて減少

★★☆　住宅着工、変化 (前月比) (8月)
🔘結果：9.6%　🔘前回：-6.8%
★★☆　住宅着工件数 (8月)
🔘結果：1.356M　🔘予想：1.310M　🔘前回：1.237M

★★★　FOMC経済見通し
★★★　FOMC声明

★★★　政策金利発表
🔘結果：5.00%　🔘予想：5.25%　🔘前回：5.50%

★★★　FOMC記者会見

✅ 9/19(木)

★★☆　失業保険継続申請件数
🔘結果：1,829K　🔘予想：1,850K　🔘前回：1,843K
★★★　失業保険申請件数
🔘結果：219K　🔘予想：230K　🔘前回：231K
減少し、５月以来の低水準となった。人員採用の減速にもかかわらず、雇用市場が引き続き健全なことを示唆

★★☆　経常収支 (Q2)
🔘結果：-266.8B　🔘予想：-259.0B　🔘前回：-241.0B

★★★　フィラデルフィア連銀製造業景気指数 (9月)
🔘結果：1.7　🔘予想：-0.8　🔘前回：-7.0
★★☆　フィリー連銀雇用 (9月)
🔘結果：10.7　🔘前回：-5.7
★★☆　中古住宅販売 (前月比) (8月)
🔘結果：5.00%　🔘予想：3　🔘前回：1.3%
★★★　中古住宅販売戸数 (8月)
🔘結果：3.86M　🔘予想：3.92M　🔘前回：3.96M
★★☆　米国景気先行指数 (前月比) (8月)
🔘結果：-0.2%　🔘予想：-0.3%　🔘前回：-0.6%

決算情報

9/16〜🇺🇸決算スケジュール
注目は
9/19　$DRI $FDX $LEN

Pick Up Earnings

予想を上回る決算を発表し、今四半期のガイダンスも予想を上回った。
現在進行中の人工知能ブームの主な受益者である。
しかし、最新の数字が成長鈍化を示しているため、株価は7％下落📉したが、年初来では約150％上昇

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