小峯和城

東京経済大学バドミントン部監督 あきる野市バドミントン連盟理事 JSPO上級指導員3級…

小峯和城

東京経済大学バドミントン部監督 あきる野市バドミントン連盟理事 JSPO上級指導員3級 3児(娘、双子の息子)のパパ 民間企業で働きながらバドミントンの指導者をしています バドミントン特化型人生! 家庭も仕事も生き甲斐も人間関係も!全てバドミントンから頂いた大切なものです!!

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武井凜生 オリンピックを目指して(1 ): やり切る決意と、競技向上の鍵を握る4つの要素

1. 本コラムの目的 ・オリンピックを目指す視点や考えを発信 ・普段の練習内容や質などの情報を共有 ・試合の回顧や感想などを発信 ・私が勉強した事などを発信 2. 本文 オリンピックを目指して頑張りたい。 私が青梅ジュニアのコーチをしていた頃の教え子からこんな相談を受けた。 唐突な話だったが、私は凜生がそう思ってくれていて嬉しかった。最近の戦績不振から心が折れてないか心配だったが、向上心溢れていたのだ。 ・現状打破したい気持ちが強い ・チーム内で主役では無いし年齢も下。

    • 東京経済大学バドミントン部リーグコラム(27): 2024関東学生春季リーグ1日目 対早稲田大学2-3

      2024関東学生春季リーグ戦初日。 対戦校は早稲田大学。 全国大会チャンピオンを始め、名選手を多く輩出している名門校だ。 私が現役時代に東日本で対戦した経験があるが、結果は惨敗。リーグ戦においては初対戦となる。 オーダーはこちら。 結果は2-3で敗戦だった。 とても見応えのある良い試合だった!! 回顧は以下。 坪倉が第1シングルで登場。 結果は0-2で敗戦。 相手のクリアーやスマッシュのタイミングが合わず。終始一歩遅れた出だしとなってしまい、ラリーをさせて貰え

      • 日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(24):『脱力』とは何か①〜主動筋と拮抗筋を理解する

        こんにちは! 今回は『脱力』と言う言葉について情報共有して行きましょう! ・力を抜いてプレーするんだよ ・力を入れちゃダメだよ ・一瞬力を入れるだけであとはリラックスだよ こんな内容のアドバイスをもらった事はありませんか? アドバイスをもらったは良いものの、感覚を掴めずに終わってしまった。。。 こう言う方は多いのでは無いでしょうか。 本コラムは『脱力』を筋肉の視点から深掘りして行きましょう。 1. 人間が身体を動かす時は必ず支点がある →肘を曲げる、手首を回す、

        • 東京経済大学バドミントン部リーグコラム(26): 試合前の考え過ぎをやめよう

          1. コラムの目的・大学生の状況・練習意識・行動・発言を発信 ・監督目線でその練習意図や詳細を解説 ・大学戦績を求める人の心に響く内容をありったけ書く ・『→』以降の文は小峯マインド(コミマイ) 2. 本文大学バドミントン界がいよいよシーズンインだ。 シーズンオフからオンに変わるこの時期。 『考え過ぎてしまう』と言う悩みに直面している人は多いだろう。 考え過ぎに陥る原因 シーズンオフは比較的自分の目標に注視したり。自らの課題に取り組んだり。周囲の環境や他人の考えから

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        武井凜生 オリンピックを目指して(1 ): やり切る決意と、競技向上の鍵を握る4つの要素

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          武井凜生 オリンピックを目指して(27): 男子シングルス徹底分析② 〜連続失点を断ち切る思考の作り方〜

          1. 本コラムの目的・オリンピックを目指す視点や考えを発信 ・練習内容や質の情報共有 ・試合回顧や感想を発信 ・私が勉強した事を発信 2. 本文連続失点の多さ。勝つ事を目的としたプレーでこれは大きなマイナス要素となるだろう。 男子シングルスのトップ選手の連続失点は3点まで。意識しろと言う訳では無いが、数値化でこう言う事実も見えてくるのだ。 一流選手でも失点は必ずある。失点する事自体は必ずしも悪い事では無い。 ・思い切ってプッシュを打った ・レシーブでカウンターを狙った

          武井凜生 オリンピックを目指して(27): 男子シングルス徹底分析② 〜連続失点を断ち切る思考の作り方〜

          日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(23):『情熱』とは何か

          こんにちは! 今回は『情熱』と言う言葉について情報共有して行きましょう! ・楽しみたい ・勝ちたい ・レギュラーになりたい ・健康でいたい ・オリンピックに出たい 様々な理由でバドミントンをしていると思います。 全ての理由が正解であり、そこでバドミントンを選ぶと言う事は『バドミントンへの情熱』があるからだと思います。 しかし、こんな事を思った事がありませんか? 『この人の情熱はちょっと自分と違うな』 情熱には種類がある。これがこの気持ちの正体です。 情熱には『

          日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(23):『情熱』とは何か

          東京経済大学バドミントン部リーグコラム(25): 学生からの声12

          2024.04. 学生からこんな質問があった。質問者は男子部員2年生だ。 質問 プレッシャーの掛かる場面で身体が上手く動かず手先のプレーになってしまいます。 自分でも悪い流れの時に身体が上手く使えない事が分かるくらい不自然な動きになってしまいます。 初見 オーバーヘッドストローク時の身体のダイナミックさは目を見張るものがある。 緊張や精神的な不安要素から身体の大きな部分が固まってしまい、いつもと違う打ち方になってしまう様だ。 ノっている時のショット、タッチの速さな

          東京経済大学バドミントン部リーグコラム(25): 学生からの声12

          片山さんとのサシ飲み‼️贅沢な時間を自分の指導にどう活かすか!😆

          『贅沢な時間』とはこの事ですね❗️❗️ 西国分寺でサシ飲みさせて頂きました! 18:30頃から飲み始めて結局終電まで。笑 5時間以上、2人で様々なお話をさせて頂きました。 結論、『2人は変態』で落ち着きましたwww 一言、一言。1アクション、1アクション。本当に意味があって、繋がっていてしかもそれが即答で出てくる。片山さんの頭の中では常に何かが巡っていて、繋がる感覚があるのでしょう。その領域まで足を踏み入れたいですね。 簡単にですが、主に話した内容をざっとあげます

          片山さんとのサシ飲み‼️贅沢な時間を自分の指導にどう活かすか!😆

          武井凜生 オリンピックを目指して(26): 男子シングルス徹底分析 ラリー速度 0.9秒の壁!!

          1. 本コラムの目的・オリンピックを目指す視点や考えを発信 ・練習内容や質の情報共有 ・試合回顧や感想を発信 ・私が勉強した事を発信 2. 本文陸上競技には『10秒の壁』と言う言葉がある事をご存知だろうか。 男子100m走において達成困難と考えられていた9秒台に対する記録の壁である。 近年は9秒台が当たり前になって来た為、この言葉は忘れられつつあるが、どのスポーツにおいてもこういった壁がある。 バドミントンも例外では無い。 男子シングルスにおいては『ラリー速度0.9

          武井凜生 オリンピックを目指して(26): 男子シングルス徹底分析 ラリー速度 0.9秒の壁!!

          日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(22):『失望』とは何か

          こんにちは! 今回は『失望』と言う言葉について情報共有して行きましょう! 失望はいつも必ず期待とセットで使われます。 誰かに期待されたり、望まれたり、可能性を見出されたり。 他人が作った評価のラインを本人が越えられなかった時に『失望』となるのです。 指導者や親が気を付けなければならないのは、『失望を本人に突きつけてしまう事』ですね。 ・やる気が無いならバドミントン辞めよう ・お金と時間がもったいない ・みんなもっとやってるよ 本人を鼓舞させる為に様々な声掛けを試

          日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(22):『失望』とは何か

          東京経済大学バドミントン部リーグコラム(24): 学生からの声11

          2024.04. 学生からこんな質問があった。質問者は男子部員2年生だ。 質問 ラウンドのクロスカットやスマッシュを改善してから、フォアのスマッシュの感触が良くないです。 初見 細身ではあるが身軽で運動能力が優れた子だ。プレー中に派手なパフォーマンスは少ないものの、内面では闘志を燃やしているタイプの子だ。 一方で、身体の効率化や構造の知識が乏しい。能力でバドミントンを頑張っている形だ。 ラケット感覚はとても良いものを持っている。知識も入れ込んであげたい。ならば技術指

          東京経済大学バドミントン部リーグコラム(24): 学生からの声11

          武井凜生 オリンピックを目指して(25): 桃田選手から学ぶ〜ポカン口の正体〜

          1. 本コラムの目的・オリンピックを目指す視点や考えを発信 ・練習内容や質の情報共有 ・試合回顧や感想を発信 ・私が勉強した事を発信 2. 本文桃田選手がヘアピンやレシーブなどのプレーの際に、大きく口を開けているシーンが多々ある事にお気付きだろうか? 本コラムではこれを『ポカン口』と定義しよう。 一見、ボクサーがパンチを出す際に発する様な声を出しているのかと思う程のポカン口。実はこれには様々な良い効果がある。 ポカン口が与える効果 ①顎の力を抜く事が出来る 顎の力

          武井凜生 オリンピックを目指して(25): 桃田選手から学ぶ〜ポカン口の正体〜

          日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(21):『夢中』とは何か

          こんにちは! 今回は『夢中』と言う言葉について情報共有して行きましょう! 孔子の格言に『天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない』 と言う言葉があります。学ぶ事が多い言葉です。 私は『楽しむ者』と言う所に強い共感を持っています。 楽しむ人🟰夢中な人 と言う捉え方が出来ると思います。 夢中とは自分が ・一生懸命やっている ・努力している ・頑張っている ・当たり前の事をこなしている などの自己認識や自己肯定の領域を超えて行動や思考する事だと思ってい

          日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(21):『夢中』とは何か

          東京経済大学バドミントン部リーグコラム(23): 学生からの声⑩

          2024.04. 学生からこんな質問があった。質問者は女子部員3年生だ。 質問 サーブが安定しません。サーブ練習で良くても試合練習など緊張してしまう場面でミスしてしまいます。 初見 強打が得意なダブルスプレイヤーだ。ドライブなどの低い展開を得意としている。 手首の使い方が上手でダブルスのコンパクトな振りを可能にしている。 その一方で、面を作ったままラケットを押し出す様なプレーが苦手だ。打つ際に手首を使ってしまうのだ。これがサーブに影響していると考えた。 一緒に考えた

          東京経済大学バドミントン部リーグコラム(23): 学生からの声⑩

          武井凜生 オリンピックを目指して(24): 奈良岡選手から学ぶ!〜フォア前のロブ〜

          1. 本コラムの目的・オリンピックを目指す視点や考えを発信 ・練習内容や質の情報共有 ・試合回顧や感想を発信 ・私が勉強した事を発信 2. 本文フォア前のロブは凜生が意識している箇所の一つだ。 納得行く感覚を手に入れる🟰質の良いプレーが手に入る と言う事に直結する。 今回は奈良岡選手のフォア前ロブの打ち方や身体の使い方に注目してみる。 奈良岡選手のロブ まずは奈良岡選手の動画。 注目したいのが3つのポイントだ。 ①右足着地のタイミング ②手首の返しの少なさ ③ロブを

          武井凜生 オリンピックを目指して(24): 奈良岡選手から学ぶ!〜フォア前のロブ〜

          日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(20):『適性』とは何か

          こんにちは! 今回は『適性』と言う言葉について情報共有して行きましょう! 皆さんは自分の身体の特性や性質をどのくらい知っていますか? 日本では身体の適性からスポーツ競技を選ぶ人は少数派と言えるでしょう。 自分がそのスポーツを選んだ理由は当然『好き』だからであって、それが必ずしも自分の身体に最適なスポーツとは限りませんね。 でもスポーツは楽しむものなので、それは全く問題ありません! しかし、現状伸び悩んでいる。もっと戦績を求めて行きたい。こんな場合は競技の中で自分の

          日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(20):『適性』とは何か