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【詩】静者に行進

冬の息が青く漏れる
「いっそ早く震えるべきだった」
そう言うと
画家は透明に沈み
絵と椅子の死体をわざと残した

真っ青な包帯を摘まみ上げ
ほーれほーれ!と叫ぶ者
夜空の端をめくり上げ
発狂しながら歩く者
はっきよい!はっきよい!
それがどんどん静者せいじゃに向かってくる

もうそこまで海は来ていた


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水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。