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南北朝料理

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南北朝時代の人々や事件を妄想しながら作った料理の記録。
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#南北朝時代

シュクメ瑠璃光寺

シュクメ瑠璃光寺

シュクメルリというジョージア料理があると聞いた。↓

早い話が大蒜味のシチュー?という理解でいいのか。
松屋で人気のメニューとか?
ということで似た物を作りながら、山口の寺院とそれに大きく関わった氏族を妄想した記録。

薩摩芋  2個
玉葱   1/4
大蒜   2欠け
シメジ  1/2房
生姜   半欠け
高野豆腐 4切れ
胡椒   少々
豆乳   500ml
塩    大匙1
ローレル 1枚

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人参白和恵元とは誰か

人参白和恵元とは誰か

タンパク質と野菜が同時に食べられる白和え、時々、食べたくなるということで自作しながら、天下を割った兄弟喧嘩を妄想した記録。

人参    半分
豆腐    1/2丁
白摺り胡麻 たっぷり
塩麹    小匙半分
酢     小匙1
醤油    小匙1
胡麻油   大匙1

室町幕府の初代将軍、足利尊氏には一歳下の同母弟、それが足利直義。
兄弟仲は非常に良好。
しかも、二人は互いにない部分を補い合って

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味噌サ婆娑羅ダ

味噌サ婆娑羅ダ

先日、婆娑羅の代表と言うべき佐々木導誉について書きました。↓

少し書き残した感もあり、主にもう一人の婆娑羅、高師直について妄想しながら料理した記録。

鯖の水煮  1缶
味噌    大匙2
胡麻油   大匙2
蜂蜜    小匙1
トマト   1個
レタス   半分
黒摺り胡麻 お好みで

高家は代々、足利家に仕える執事で同じ先祖から分かれた家。そこに生まれた師直。足利尊氏に忠実に仕え、既存の権威

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サ婆娑羅ダ

サ婆娑羅ダ

華美な服装や目立つ行動で、既存の権威や常識にとらわれずに自由に振舞うこと。そういう人物を形用する言葉として、主に南北朝時代に使われた言葉が婆娑羅。
鯖缶を使った料理をしながら、婆娑羅について妄想した頭のおかしい記録。

鯖の水煮缶 1缶
塩麹    大匙2
オリーブ油 大匙1
トマト   1個
レタス   半分

元々はサンスクリット語のヴァジュラに漢字を当てた言葉が婆娑羅。金剛石、つまりダイヤモ

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