落ち込む牛

余裕で保つ仕事のクオリティ

気持ちの切り替えができる人は、きっと仕事ができる。

1週間の終わり。カレンダー通りの出勤日の人にとっては、5日間を振り返る日だ。対して、接客業で週末も働く人にとっては、休み前の気合の入れ直し日。そんな日には、この5日間ほどのミスや失敗が思い浮かぶ。

「ああ大事な連絡を忘れてしまった」
「お客さんを接客し損ねてしまった」

そんなことが、帰り道に思い浮かぶ。できるだけ思い出したくないけれど、ここで思い出さなければ、きっとそのまま記憶の彼方に忘れ去られてしまう。

失敗やミスは、できることなら本当に忘れたい。人に迷惑をかけるし、自分の評価も「出来ない人」になる。一度落とした評価はなかなか回復できないし、フリーランスならばなおさらだ。

ミスとともに、信頼が落ちる。

できる限り忘れたいけれど、このときにしっかりと振り返って気持ちの切り替えができる人は、仕事のできる人が多いように思う。

ミスや失敗を教訓として、再発しないように努める。再発防止を行なってミスを防いで、ようやく完了する。けれど、多くの人が気持ちに負けて、振り返りをやんわりと行なってしまう。

やんわりと行なった振り返りは、正直言ってまったく身につかない。だって、振り返って自分の身にする余裕すらないのだから。余裕のなさが、またミスにつながる。けっきょく仕事のできるできないは、余裕がどれだけあるかで決まるのだ。

気持ちの切り替えができるかどうかは、余裕の多さで決まる。そしてきっと、その余裕が次の仕事のクオリティを呼び出してくれる。

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