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【達成度振り返り】シンガポールで働き始めて4ヶ月経過

こんにちは。
早いものでもうシンガポールに来て4ヶ月が経ちました。
自分の頭の整理も兼ねて、この4か月で何ができるようになったか、また何がまだできていないかなど赤裸々に振り返りをしたいと思います。

前提(日本にいた頃の状況)


英語面:TOEIC820点程度。外資系の既存顧客営業のため専門分野はなんとか英語で会話できるレベル。(目安としては1日3時間程度は英語会議だった)
仕事面:日本では営業管理職。シンガポールではキャリアチェンジして、営業職の前のキャリアであるイノベーション推進を担当。一応管理職。
生活面:料理以外の家事は苦手で、きれい好きの夫に甘えていた。余暇は飲みやグルメ巡り、勉強もたまに。Youtube中毒。

英語面の達成度

できたこと・改善したこと:リスニング
もっと頑張ること:スピーキング

4か月前にシンガポールに来た時に、自分のあまりのできなさに驚きました。というのも、一応日本ではアメリカやシンガポール、中国等外国のお客様やチームメンバーと英語で仕事をしてきていたため、正直なところ「まぁなんとかなるだろう」という気持ちでこちらに来たのです。
それが、来てみたら英語が聞き取れないこと聞き取れないこと…。
正直なところ相当落ち込みました。
だんだんわかってきたのは、決められたアジェンダに沿ってプレゼンをしたり、会議をしたりするのはまだ日本にいた頃と同レベルで対応できている、しかし準備をしてきたアジェンダからずれた内容になったり、同僚とのたわいない会話などはてんでダメということです。
特に、私の同僚は中華系シンガポール人が多く、中国語と英語がミックスの英語で話しており、英語だと思っていて一生懸命聞いていてもそのうち中国語になってしまったりもするため、最初から聞くのをあきらめてしまっていたこともありました…。

周りの友達や同僚は、「3,4か月すれば徐々に耳が慣れてきて、聞いて話せるようになるさ」と言われていたのですが、実際4か月経ってみて、残念ながら私の場合まだまだです。
4か月前と比べると、英語が聞けない伝わらないが故の孤独感はだいぶなくなって、同僚と話すのも少しは身構えなくなりましたが、やはりまだ自分の気持ちを表現する語彙力や瞬発力が圧倒的に足りなく、ボトルネックだと感じています。
ちなみに↓のYoutuberさんが大好きで通勤の時等によく聞き流しているのですが、Outputに関する彼女の意見も面白いので、リンクを貼っておきますね。

ということで、渡星して4か月で私の英語はあまり改善していないという結果でした…
今具体的に英語力を伸ばすためにやっていることは以下です。

  • 週1回の英語オンサイトレッスン

  • 週3回の英語オンラインレッスン

  • 4月開催のTOEICに向けた勉強(週末のみ)

  • 平日はなるべく同僚とお昼に行って積極的に会話する

  • 気が向いたときに英語のJournalを書く(結局週1回程度)

  • シンガポール英語のPodcastを通勤中に聴く

最初のころは毎朝CNAニュース等を見ていたのですが、仕事が忙しくなってきたのと、ストレスに感じてしまい頻度を減らしてしまいました…。
きちんと自分の意見を正確に表現できるようにしたいです(切実)

仕事面の達成度

できたこと・改善したこと:シンガポール系会社の社風・上司のキャラ・プロダクト・仕事の進め方を把握する
もっと頑張ること:もっと発言頻度を上げる、スピード感を意識する、周りを気にしない、前向きでいる

私の仕事をざっくりというと、社内で開発したツール・インターフェースや、社外ベンダーのプロダクトを、APACのお客様や社内ステークホルダーと導入していきBAU (Business As Usual)まで見届けるという業務です。構想からデザイン、社内合意形成、購買、トレーニング、BAUまでEnd to endのサポートです。

なんとチームメンバーは私と上司の2人だけです…そして上司がSenior Directorとかなり上席のため、月の半分はAPACの国に出張に行っています。
私の上司はとにかくパワフルで、色々なことをやりたいと思っている人です。最初はその性格とスピード感を把握するのにとても苦労しました。上司も、私のことを「本当にきみは”日本人”だなぁ!」とあきれていたくらい、私のやり方に不満を持っていたようです。(具体的な違いは需要がありそうであれば今後書いてゆきます)

4か月経ってみて、まずは自分がスペシャリストとなるべき社内プロダクトについては一通り学べました。前述のとおり、上司が月の半分もしかいないですし、オフィスにいても、朝の9時から夜の6時、そして夜の10時から12時くらいまで会議ばかりのため、彼からは全然仕事は教えてもらえませんでした。
けれども仕事を進めないとそれはそれで怒られるので(笑)、知っていそうな同僚やグローバルチーム、また時には各国の担当者に「ごめん!おしえて!!」と頼み込んでちょっとずつ知識をつけていきました。
そこで、まずは上記のことを把握していけたかと思います。

しかし、上述のとおり仕事に関しては、できていないことのほうが多いです。上司に申し訳ないと毎日思ってしまいます。
まずは、上司が参加できない会議でも、きちんとAPACの代表者として発言できるようにしないといけません。うちの会社では、「黙っている人間=居る意味のない人間」なので。(どこもそうなのかな)

また、日本での意思決定プロセスに慣れてしまっており、これはスピード感がないと言われる所以だと思います。改善が必要です…。

周りを気にしない、というのは、会社では私一人だけが日本人のため、正直なところ後ろ指をさされることもあります。私のことや私が元居た日本チームのことを話すときだけ、あえて中国語で話したりもしています。
敵意を向けられたり噂になっていたりするとどうしても気にしてしまうのですが、なるべくAirpodsをつけたりして気にしないようにしようと思います。

前向きになる、というのは、ドットラインでレポートしているアメリカ本社のダイレクターから1on1のときにインフルエンスされました。
私の担当プロジェクトもアグレッシブな上司の元でブイブイ進めていっているため周りから文句の声が多く来ており、実際進めるうえで障壁が多く、こんなに歓迎されない仕事したくないなーと暗い気持ちになっていました。グローバルダイレクターに「暗いねー」と言われたので、思わずそのことを話してしまったのですが、彼は「新しく始めることなんだから、そんなのあたりまえだよ!これまでの自分が見てきたプロジェクトも全部そうだったよ!大事なのは、自分の仕事がこれからの会社の成長の役に立つって信じることとそう信じてみんなをインフルエンスしていくことだよ」と言われました。
彼は楽天的で逆についていけないのですが(笑)、少なくともそういう気持ちを持つことを心がけようと思いました…。
それにしてもやっぱりこういうロールの人たちってセルフモチベーション力が鬼高いですね…そういった意味でも私はこの仕事のコンピテンシーがないのかなとちょっと悲しい気持ちに陥りそうになったりもします。

生活面の達成度

できたこと・改善したこと:なるべく土日は外に出る、夫や日本の友達に会えなくても悲観しない
もっと頑張ること:自炊、平日の勉強時間の確保、楽器練習

そもそも日本に居たときは土日のどちらかは夫と家でまったり一日中ごろごろするのが好きな人間でした。
でもここだと、私が動かないと友達も知り合いもできないので、なるべく外にでるようにしています。

自炊に関しては、シンガポールの外食環境が良すぎて、あまりできていませんでした。食べ物の配達(日本のウーバーイーツみたいなもの)もあるし、モールのフードコートや団地の地階にあるコーヒーショップと呼ばれる屋台も安くておいしいので…。でもそうしたら日本に居たときより4kgも太って疲れやすくなりました、、
なるべく自炊するように頑張ります。

勉強時間確保に関しては、平日は残業も多く勉強できる日とできない日があったため、少しでも毎日できる習慣とその環境を作り出すためのワークタイムマネジメントに努力していきたいと思います。

楽器練習は、・・・再来月演奏会本番があるらしい(今日知った)ので、それに向けて練習に励みます…!

最後に

あまりコンテクストを説明できていない項目もあって自己満足な文章になってしまった気がします…追い追いトピック毎に深堀していけたらいいなと考えています。

まずは、次の振り返りの時に、上記改善点が一つでも多く改善できていますように…!

長いのに読んでくださってありがとうございました。

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