見出し画像

自分を知らないと、他人の考えも分からない。行き着くべきところに行き着けない。

自分を知らないと物事への取り組みに時間がかかる。判断が早く進捗がスムーズな人は、自分を知っているからだと私は思う。

人の顔色をばかりを伺い、相手の望みを察知し、それに従って行動していた昔の私は、他人のために生きていた。
しかし、他人は自分色に私を染めて、私の存在が精神安定剤となり、一定期間経過すると、満足して去っていった。
私は何度も踏み台にされ、貴重な時を失ってきた。

ポジティブに言えば献身的。ネガティブに言えば都合の良い踏み台だった。
………………
リターンのない我慢を強いられると中々自分のための時間が生まれない。自分のやりたいことを遂げるために私は自分の価値判断で生きていきたいと思った。

当時の自分が遠慮がちになったのは、私がかなりの童顔で、若く見られるため頼りないと判断されやすく使われてしまったこと、「他人のために」という教育を受けてきたことの2つに基づくものだろう。

踏み台はもう嫌だと思った。そこから他人の言動ではなく、他人の言動についての自分の気持ちを考えるようになる。
………………
だから事ある毎に自分に対し「自分はどうしたい?」と聞くようにした。
そうすると、自分の中のルールに気づく。
どういうタイプの人といたら楽しいか。
この人と自分が合わないところ等。

私は純粋な人といたら楽しいし、
共感の強制が苦しかった。
この様に自分を知るから、他人を知ることが出来、その結果、他人適度な距離を保って付き合っていけ、踏み台にはならなくなった。

例えば、とある男性と会ったとき、この人は自分が傷つかない様に他人を壁にしているのだろうな。きっとこの先、私は彼の代わりに犠牲になるだろう。危険。

とある男性は初対面なのに「お互いに」「同じ気持ちだと思うけど」と何度もいう。自分は自分の意思決定の自由を支配されているようで窮屈だなぁ。悪い人ではないが、多分、私は逃亡するだろう。

等。
…………………
先日、元アイドルの美しい女性が離婚された。その原因が、交際期間が〇日だったことを指摘する人がいる。
しかし私は、自分を知らないと、他人を知ることが出来ないから交際期間が長くとも別れると思う。
だから交際期間の長短と、結婚の持続性は別物に思える。
現に友人は出会って3ヶ月で結婚したが長く続き、他の友人は交際12年でスピード離婚をしている。

転職もそうだ。
現職のリアルに対する自分の思いを知らないと、転々してしまい時間ばかりが失われる。
自分の向き不向きを深く理解しないと、同じことを繰り返し、納得いかないリアルを他人のせいにして井戸端会議に棲み着く人になってしまう。

そうなると結婚にしろ転職にしろ、思い通りにいかないことばかりで、愚痴ばかり呟く。「なぜあの人はああなんだろう」と。他人に対して「なぜ」と思う時点で、自分を理解していないことが原因なのに。
…………………
過去の自分も他人の心の内ばかり考える、ウザくて重い人間だった。
しかし、自分を深く考えるうちに、他人の心の中が簡単に見える様になった。
大体一度会えばわかる。
以前、取締役と食事に行ったとき、「相手の人格は、一回会えば分かるだろう。」と言ってくださった意味をようやく理解できるようになった。
………………
一度だけの人生でどこまで何を成し遂げるかは、時間との闘いの点も否めない。
早く自分の居場所で生きていきたいなら、早く深く自分を知る必要がある。

そう思うと、子供の頃教わった「先生の言うことをよく聞いて」は、「先生の話から自分の心の声をよく聞いて」が私には正しいのだろう。

それでも遅ればせながらも自分がどんな人間か気づくことが出来たから少しは、前に進めたかな。
………………
転職活動をしながら、面接官の質問を心の中に落とし込む。
はっきりとしたのは、現職を離れたい理由は、人や仕事が嫌いとかそんなことではない。

世の中に残すべき自分の仕事を取られてしまったが、それを実現できる場所に行きたいから。

それを告げることができたから、近いうちにきっとそこに行き着くと信じたい。

………………………………………………………
皆様✨今日もご閲覧ありがとうございます。

今日もご閲覧いただきありがとうございます。
また当方の記事をご紹介下さり、広めてくださり、サポートしてくださり、本当に有り難いです。

いつもありがとうございます。

今日も皆様のところにお伺いさせて下さい。


この記事が参加している募集

#仕事について話そう

111,024件

とても嬉しいので、嬉しいことに使わせて下さい(^^)