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仮に子供が増えても、将来日本を離れてしまい、少子化対策にはならないのではないか。

10年前、司法試験の受験を控えた私にビッグネームと呼ばれる弁護士の先生が「国を選ぶ時代になった。日本で取るか海外に行くかも考えたら良い。」と仰った。

「こんな国で子供を生んでどうするの?育てるなら自分の生活水準は下がるし、働きたくても一回仕事休んだら戻るのは現実的に厳しいよ。」
27歳から交際していた相手は子供を欲しがらず、意見の不一致で、結局32歳で別れざるを得なくなった。
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子育て支援のために給付金を出すとの政治的判断。しかし、お金だけの問題だろうか?
出社しなければならない空気感、
子供がいたら手料理をしなければならない空気感、
子供がいる女性は夜に外出できなくなる空気感、
それが子育てへの足枷になっているのではないか?

更に、仮に補助金を出しても大人になった彼らは日本を選ぶだろうか?
自社を見るだけでも若手は外資企業や海外にどんどん流出しているし、
友人も子供は留学後、海外生活をさせると言っている。
暮らしが豊かな人々は、10年前から既に日本を離脱している。

豊かな日本人のみならず、更に
現在、貧しい国の人々が日本に出稼ぎに来ているように
未来、貧しい日本人も海外に出稼ぎに行くことにならないか。
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お金だけでは子供は増えない。
仮に増えても日本を離れることになりかねない。とすれば、お金を出しただけで日本の未来へのリターンがない可能性もある。

きっと人が人を受け入れ合い、許し合わないと進まないよ。

学校も会社も国会も利権争いに終始し、仲間の話に耳を傾けることがない。
利権争いをする暇があったら、お互いの良いところを探してそこで付き合っていく努力をして欲しい。
例えば、尊重し合えるように適度な距離感を保つ働き方を推進したり、風通しが良い組織にしたり。

非難ばかりの大人社会や国会を見ていたら、子供も真似するよね。そして日本社会に失望する。

公共の電波で国会議員の不倫報道を熱心にするよりも、子供の送迎を1日でも変わってあげたら?と思うよ。

社会から追い出されるのは、違法行為者ではなく被害者。つまり法が機能していない。そんな不公平なところに居たくないよね。

男だから女だから、若いから年だから、なんて拘っている場合じゃないのにね。
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未来を悲観する人たちが沢山いて、
日本から活気が消えて保守的になる。

「生きにくい」と言う人で溢れた社会に行く人も残る人も目減りする。
たまに来る観光客は、お客様扱いされて心地よいからであり、
口を塞ぎ他人を煽てる立場にはなりたくないから棲み着きはしない。
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日本はどこに向かっているのだろう。国家公務員になっても、プライム市場の大きな会社に入っても、見える景色は、人が自らの利権のために欲望のままに生きる末の世だった。

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