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退職の練習㊺生きるおかしみ

 前々回の山田太一氏の本のタイトルをパクりました笑。
 なんというか、自分の日常を顧みるとそんなおかしな出来事がちょっとずつ、あるような気がするからです。生きてるってことは、なんだか笑えることがあるなあって思うんです。

その1.めざましテレビにAdoの音楽ってどう?

 この曲を聴くたびに、いやあ、めざましテレビ、血迷ったなと思っていたんですけど。全く朝聴くのにふさわしくないと思っていました。
 しかし、ある朝、あのうねるような音楽を聴いたら、ソッコー目が覚めました!かなり、ナシだけど、すこしアルかもしれませんw。

その2.遅い車って、信号で、自分だけ行くよね?

 これもいつも感じていたことだけど、さっきまで、嫌がらせのようにさんざん遅く走っていた車が、自分だけ、信号を間に合って渡るのをみたことありませんか?私は、けっこう見ます。
 嫌がらせなのか、天然なのか?
 見るたびに、「ちっ」と思っていたのですが、相手のことを想像するのがちょっと面白いかもしれません。どんな人なんだろ?

その3.クラフト餃子ってなんですか?

 これも、なんかイラっとしていたんですよね。
 クラフトビールはどっちも横文字だから気にならないけど、でも、クラフトハンバーグとか、クラフトラーメンとか言われたら、ちょっと、頭叩いてやりたい気分にはなります笑。そういう自分を認めます。

その4.銭湯で運動する太った人

 この間も銭湯あるあるで書いたんですけど、露天風呂でもみじ眺めてるときに、目の前で運動する、太った人を眺めていることがけっこうありますw。最初は頭に来てたけど、意外と、これ、面白いですよね笑。
 そのうちyoutubeにアップしてやる。

その5.おじさんは一日中、テレビに文句つけてる

 うちのダンナが、朝から、テレビのニュースから言葉の表現からいちいち文句をつけてます。
 この間noteのおじさんの習性みたいな記事の中で、「おじさんはニュースに逐一文句をつける」みたいな表現があって、あ!うちのダンナだ!と思いました。私はテレビは好きじゃないのでそんなに文句を言うなら見なきゃいいのになと、面白く思ってました。「おじさんはテレビに一日中文句つけてるらしいよ?」と、ダンナに教えたら笑ってたのでよしとします。

その6.CMが年寄りを脅迫する

 自由人だけど、意外といつも同じ時間に同じことしているので、車で移動中とか、同じCMを見るハメになります。青汁、イタドリ、肝油、ニュ~モ、セサミン、すごく、CMは高齢者を脅しているよなあと思います。
 これでもかと脅しています。
 脅しながらもちょっと面白かったのは、アデランスのCMで、森山良子と清水ミチコが出ているもの。このウィッグをつけていると「突然の尾上右近でも大丈夫!」というもの。
 毎日見ていると、なんだ?この「突然の尾上右近」って?と疑問が湧いてくるけど、イケメンの名前を覚えたので良しとします。 

その7.髪を染める その2

 前回、髪を染める方針を立てたので、今回はこの間の続きだろうと、安心しきって美容院に行ったら、先生が、
「今回はどうします?」と聞いてきた。
 なに~!今日も考えなくちゃならないのか!
 先生の提案で、頭半分の下を金髪にすることに。
 なんかよくわからないけど、ま、やってみよう!
 シャンプーの後に、鏡で自分を見ると、これは假屋崎省吾ではないのか?という感じ。ヤバいかも・・・
 家に帰ると、ダンナにそうとうディスられる。
「お前の美容院の先生って、ホント、センスないんだな!」と怒り気味。
 そんなにひどかったかな?笑
 見取り図というお笑いのやるカスカップルの女の方みたいに、はすっぱだということになっている。
 ま、でも、この頭半分金髪の自分を見ていると面白いです。
 なんだ?この人みたいな感じで。
 よく考えると、「突然の尾上右近」の時の清水ミチコのヘアスタイルがそんな染め方でした。ほんとに流行ってるんですかね?大笑
 来月はどうしようか、考えちゃいますね!

その8.仕事や、何かに追い詰められた夢を見る

 夢の中で、教師の仕事の新しい分掌に配属されていたり、突然、授業をすることになったけど、準備全然してないし、ぎゃあ!みたいな夢とか、何かひたすら追い詰められた夢を時々見ます。ダンナに、そういうもんなんだよ、と言われました。(ダンナもそうだったのか???)自分の自由がどこか信用できない気分になっているのでしょう。だいたいこのnote自体、いつまでも「退職の練習」と名乗っているのがよくないかも。
 よっしゃー!退職の本番にはいろう。美術教師でもないから、それを名乗ることはもうやめる。ただの自由人です。ちゃんと自由になるぞ。自分!

 まあ、小さなことですけど、自分の生活は「生きるかなしみ」より、「生きるおかしみ」の方が、沢山発見できそうだと思ったわけです。
 どんなにひどい出来事も日記に書いてみるとちょっと客観的に面白い出来事に変化したりする。
 それを体験で知っているので、こうやって何か文を書くことで、イマイチなことも面白く変えることができる。

 きっと、自分はそういう人生を選んだのだと思ってます。

 生きるおかしみ、あったら、また記事にしよう(⋈◍>◡<◍)。✧♡!