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潰瘍性大腸炎入院から1ヶ月

こんばんは。

先月の今日、4月24日に潰瘍性大腸炎の悪化で入院をしました。
入院をしたとき、満身創痍で、元気な自分の姿なんて想像もしなかったけど
でもせめて、1ヶ月後には元気になっていられますように。と
思ったことを覚えています。

そんな、1ヶ月後の今日。私は今、カフェインレスのコーヒーを飲みながら、noteを書いています。
かーっ!元気になったね!わたし!!

1ヶ月前から退院後の食生活は?

1ヶ月前のことは是非こちらの記事をチェックしてください。
今読んでも、満身創痍!生理でもないのに、生理用ナプキンが手放せない日々でしたが退院の頃にはかなり良くなっていました。

退院後、薬のおかげで、血便は出なくなっていたし、
下痢や便秘の回数も少しずついい感じになってました。

それでも食べるものには気をつけていて、揚げ物は絶対に食べない。
食べないというより食べるのが怖い!という感じで避けていましたし、
油もなるべく摂取しないようにしていました。
例えばパンにバターを塗らないとか。
炒めものをするなら、同じ食材で蒸し料理にする、とか。

やっぱり、辛いものと、油ものがこの病気にとって大敵なんですよね。
特に、古い油を使っての揚げ物なんて最悪です。
我が家は揚げ物大好きで、よく天ぷらとかフライとかやるんですけど、
1回揚げ物にしたら、まぁその一週間のうちに3回くらい使っちゃうんですね。
それ!もうしない!揚げ物自体もこの1ヶ月はしていないけど、
元気になっても古い油での揚げ物はやめようと心に誓ったのでした。
(揚げ焼きとかね。方法はいくらでもあるから)

あと、すごくすごくすごく辛かったのは、コーヒーが飲めないことでした。
私はコーヒーが好きでして。
好きというか、コーヒーがないと目が覚めないというくらい日常だったんですが、
コーヒーはカフェインが刺激なんですよね。
カフェインって案外いろいろな飲み物に入っていて、紅茶や緑茶にもカフェインはあるはずなのに、それらは大丈夫。
コーヒーのカフェインだけ異常に敏感に感じるのです。
退院後どうしてもコーヒーが飲みたくて、カフェインレスのコーヒーを飲んでみたのですが、それでも刺激が強くてすぐに下痢。しばらく控える生活を送ってました。

1ヶ月経過した現在の食生活は

揚げ物は食べない生活に

ゆっくりと、1ヶ月間、自分の体と大腸と向き合って、食べられるものを模索しながら生活してきましたが、
1ヶ月たった今、かなり改善してきたことを実感しています。
退院の時に「なんとか元気になれた気がする!」と思っていたのが、
今は「ほぼ元どおり!」と言えるくらいまで、体調も、食べるものも、生活も復活できています。すごくない?ステロイドと、リンヴォック。
あの治療がなければ絶対に今の私はない!と思うと、あの時入院ができて本当によかったなぁと感じます。

さて、食生活ですが、
まず、未だに揚げ物は食べていません。これは、食べなくても全然平気だと言うことに気がついたこと。
入院前にダイエットをしていたのですが、引き続き、ダイエット食のようなものを食べることに慣れていたこと。

揚げ物なしの生活を引き続き送っていますが、
子供たちがポテトフライを食べたりしてると一口欲しくなって、もらうことも。
でもたくさん食べたい!とは思わなくなりましたし、
1〜2口揚げ物を食べるのは全然大丈夫!美味しくいただいています。

コーヒーとトイレダッシュ事件勃発

コーヒーですが、カフェインレスのコーヒーは飲めるようになりました
昨日、カフェインのあるアメリカンコーヒーならどうかな?と思ってチャレンジしてみましたが、こちらはアウト!
飲んだ瞬間は大丈夫でしたが、1時間後に極度の便意が訪れて、焦りました。
そのエピソードを一つ紹介したい!とすると、ここからは、う○この話になります!苦手な方は飛ばしてください。
ただ、潰瘍性大腸炎を語る上で、うんぴ漏らすかも的な話は切っても切れないです。そして、どんなにファニーな人でも、大人になって、うんこ漏らすと、すごく悲しい気持ちになるし、あと普通に困ります。
でも、あるから!全然ある話だから!ちょっとした笑いに変えて行けたらと思っているので、気になる方は以下読んでみてください。

アメリカンコーヒーで間一髪!


先ほど話したアメリカンコーヒー、車の中で飲んだんですけど、
目的地に到着したんで、立体駐車場に車を停めたんですね。
全然空いてなくて6階に駐車することに。
ぐるぐると上に登っていく時点で、便意が来ているような気がしていたので、
考えないようにはしていたのですが、
車停めた瞬間に「あ、うんぴ漏れそう」ってなったのね。
この、うんぴ漏れそう、から確実に5分以内にトイレに行かなきゃやばいのが、この病気。
活動期だと30秒以内には行きたいところ。
今元気を取り戻しても、5分がデッドラインという感じ。

もう、気づかないフリはできないから、私と、私の腸をなだめるしかない。
「あやか、よく聞いて。まだ大丈夫だよ。もうすぐトイレ行けるからね」と言い聞かせて冷静さを保ちました。
が、こんな時に限ってエレベーターは全員1階と2階にいる。
「早く来て、はやくきて、はやく、きて!!!」
心の中で呟きます。
「私のう○こは腸にとどまる。私のう○こは腸にとどまる」
これはもしかしたら口に出していたかもしれない。
因みにこれね、昔、母が教えてくれたんです。
「うんこが漏れそうなときは腸にとどまることを教えなさい」って。
小さい頃の教え、今生かされてるよ、お母さん。

呪文みたいに言い聞かせて、なんとかエレベーターに乗り込むも
他のお客さんが、各階で乗り込む!
なんでよ!その階、満車だったじゃん!なんで今乗ってくんだよ!
いや、2階からも乗るのぉ!?2階は階段使ってよ!
とか、まじで勝手なことを思いつつ、エレベーター内で格闘。
おしっこと違ってうんこ漏らしそうな時って、もうなす術がないんですよね。
背筋をピンとして、お尻の穴をきゅっと閉めるしかない。
妙に、姿勢のいいまま、ようやく1階に到着!!!!!

1階にしかトイレがないその駐車場の、トイレにいますぐダッシュしたいんだけど、ダッシュしたら確実に、もれる。絶対走った勢いで出る。
なので、そろりそろり。まじで和泉元彌バリのそろりそろりでトイレに駆け込みました。
やっとのことで入ったトイレ!ゴールは近づいてる!頭の中にZARDの負けないでが流れる!
よし!もう大丈夫!てなったその時!
個室の鍵が壊れてて閉まんない!なんで!もう!いい!だめ!間に合わない!と、足でドアを抑えつつ、
ズボンとパンツを一気に下ろす!!!!
神様!間に合って・・・!!!!!

ということがありました。今回はセーフでした。本当に間一髪!
鍵は、壊れていると思って足でドアを抑えていたんだけど、
用を足して、冷静さを取り戻してからみてみると、全く壊れていませんでした。
落ち着け、自分。
しばらくの間は、絶対にカフェインレスコーヒーにしておこうと誓いました。


なんとカレーにチャレンジしてみました!

コーヒーよりももっとハードルが高いであろうと思っていた
カレーにもチャレンジしてみました。

馬鹿なの?って?
いや、でもいつかはチャレンジしてみて、食べられるかどうかわかるからさ。
1ヶ月経ったし、食べてみたんです。

カレーはコーヒーと同じく、大好きなメニュー。
けど、基本的にはお腹を下すことを覚悟した上で食べなきゃいけないから寛解期であったとしても調子の良い時にしか食べないのがカレーです。
最も食べたいのは、スープカレーなんだけど、お店のカレーはスパイスも強いし、今回はお家カレーの初級編から攻めてみました。

今回作ったカレーは、油も水も一切使わない無水カレー!
カレーのルーもいつもの半分の量しか使わずに、
ホールトマトを1缶分、たっぷりと入れて作りました。
美味しかった〜!!
食べたいなぁと思っていたカレーを口にした瞬間の喜び!
しかも!なんと、お腹も大丈夫だったんです!!
うれしーー!!!

また、調子の良い時に、カレー食べようと思っています。

最後に

潰瘍性大腸炎で入院してから1ヶ月経過後の、食生活について今回は書きました。
コーヒーとカレーも、工夫次第で食べられる(飲める)ようになったことが
最もよかったこと!
あとの食事は本当に普通に食べてますしね。

次の目標は、キムチと、ビールかな。
結構まだ先になる気がするし、食べなくても飲めなくても生きていけるからなぁ!
無理せず、少しずつ、前に進んでいきます!

入院から1ヶ月経過するまでは、病気のことや治療のことを中心に発信しようと決めていて、それ以降はどうしようかな?と思っていましたが、
書くことが今は息抜きになっていること。
そして、みなさんからたくさんの反応をいただけることが嬉しいので、
病気のことも、それ以外の日常や子育て、仕事のことなども発信していければと思っています。

ぜひ、読んだ方は スキ♡を押したり、SNSで拡散してください!
よろしくお願いします☺

鈴木彩可

これは入院中の私。点滴で浮腫んでいるせいなのか、ステロイド?のせいなのか?
わからないけど、顔が極限まで丸くなって、パンパンになりました。
嫌だなぁと思って鏡も見たくなかったんだけど、記念に一枚撮っておいてよかった。
この日よりも確実に、今、元気だから。
大丈夫だよ!って教えてあげたい。


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