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おばあちゃんの作ってくれたあの味。記憶を頼りに 「白菜と油揚げの含め煮」

祖母がよく作ってくれた、あの味。私にとって、思い出のあのタベモノ。

香りと味の記憶って、こんなにも深く心に居座るものなんだ…  ふと思い出すんです。おばあちゃんがよく作ってくれた「白菜と油揚げの含め煮」

料理名が合ってるか分からないけど、口に入れた瞬間に、油揚げと白菜からじゅわ~っと甘い汁がでてくるお料理。

お料理を作る立場になった今、そんな思い入れのある味がふと恋しくなるときがあるんです。

わたしなりの "白菜と油揚げの含め煮"

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レシピ(2人分)

・白菜 200g
・油揚げ 1枚
・しいたけ 2枚
Aだし汁 100ml
A醤油 大さじ2
Aみりん 大さじ1

(下準備)
・白菜は、茎と葉の部分に切り分け、茎は3cm幅に切り、葉はひと口大に切る。
・油揚げは、さっと湯通しをして、縦半分に切り、3cm幅に切る。
・しいたけはさっと拭いて、石づきを切り落とし、薄切りにする。

1.鍋にAを入れて中火にかけ、煮立ったら白菜の茎の部分・油揚げ・しいたけを入れて、蓋をして5分煮る。

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煮込むにつれて、くったりと、具材同士が少しずつなかよくなってきます。

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2.白菜の葉の部分を入れて、蓋をして更に3〜4分程煮る。

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葉物は、固い部分と柔らかい部分を、時間差で入れてあげてください。ほんの少しの気遣いを。

3.蓋をとり、具材に煮汁が染みてくったりするまで2〜3分ほど様子を見つつ煮詰める。

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少しだけ、煮汁が残っているくらいで火を止めて下さい。

すぐ食べたい…気持ちを抑えて、ここで冷めるまで待つと、さらに味が染みていきます。(私は待てないタイプですが、すこしでもおいしく頂くために、ぐっと抑えてほしい…)


高校生まで、よく祖母がごはんを作ってくれていて、あの頃は、当たり前のように食べていたごはん。

実家を出てから、ふと、「あのときつくってくれた、あの料理」の光景が浮かび、なんだか恋しくなるときがあります。

味って、思い出。すてきな記憶。

今になって、感謝とともに思い出します。

こんなしあわせの循環がめぐるように、わたしも大切な人たちに作り続けたい。そう思います。


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