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Googleは、人間性が優れた人が多い。最強のチーム作り【必須条件】『人間力の高め方➕子育てと知育』

本当の頭の良さとは、IQがずば抜けて高いことではない。私が【この人は、賢いな】と思った人のだいたいが人間性を測る指数が総合的にハイスコアである。 Googleが世界的に大企業へと成長したことにも、関係していると思います。そこで働く人の人格が良いだけではなく、入社後もパフォーマンス力をさらに引き上げるGoogle特有のチームワーク作りがある。

世界的に、 Googleの人事制度や社内コミュニケーション、 Googleの働き方などは、メディアや著書でも注目を集めていてる。Googleは、積極的にGoogleの働き方などを日本企業にシェアしている。

日本は、まだまだThe 日本企業 という、社内の人間関係は、縦社会、ピラミッド体制が根強く染み付いているようにも思います。

グーグラーは、人間性が優れている

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私は、世界各国の Googleオフィスへ訪れたことがあります。 グーグラーの友人や知人、ちょっとだけでも話したことがある人も含めれば、200人以上いる。 今までに会ってきた人たちは、共通としてGoogleらしさを必ず持っている。そこから大きく外れた人は、やはりいない。

一番、私が感じたことは、彼らは、心がキレイで誠実だといつも思います。大人になっても、こんなにピュアな気持ちの人間でいられることが、凄いことだと思います。社会に出て、どこか尖ってしまったり、歪んでしまったり、擦れたり、そういう部分を全然感じません。

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自分ファーストではなく、他人ファーストであるようにも感じました。とにかく、思い遣りがあり、親切、真面目、そして、仲間意識が強く、コミュニケーション能力が抜群に高い集団と私は見ています。

 Googleは、高学歴にはこだわっていない分、どんな【人】かを、面接回数が多い Googleでは、人間性やその人の様々な能力を見抜くのだと思います。

ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、オークスフォード、東大、世界でも有名な難関大学の学生でもガンガン落とされるワケは、ただお勉強ができるだけ、あるいは、スキルのみでは、会社組織では働けないし、組織をより発展させるためには、1人1人の自発性やパフォーマンス力、コミュニケーション能力が必須となる。

 Googleに入社してからも、周りの人が人として、凄く温かいので、さらに人間性が磨かれていくのだと思います。本当に人として素敵な人が多い!と、 Googleの社員も言うほどなので、ああ言うリーダーを目指したいとか、チームメンバーと働く意欲など、モチベーションが高まりやすい環境があります。

Googleの採用で求める人

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①考える力や問題解決をする力
意思決定やデータ分析などに必要な批判的思考。
広い視野でいろいろな角度から物事を捉えられる力や、新しい状況や環境でどうすればうまく仕事が進んでいくかの臨機応変さがあるか、スピード感をもって考える力があるか
②リーダーシップ
難しい課題に直面したときに、どうプロジェクトを進めていくか、チームと協力していくか
③グーグルらしさ
あいまいで不明瞭なその環境を楽しみつつ、解決方法を見つけられる自発性を重視しています。そのとき、失敗や間違いを恐れず前に進めること
④職務に関連したスキル、知識、経験

 Googleの最強のチーム作り【必須条件】

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チームワークは、個々のスキルが高すぎても低すぎても上手くいかない。それらをまとめる力と、機能させる力が必要である。みんながみんなバラバラだと、優れた技術や能力は、ただ散り散りになって、より良いものを掛け合わせることができない。

チームに必要なのは、当たり前のことだけど、信頼関係である。 Googleでは、特に心理的安全性の大切を社員一人一人がよく理解していること。それは、社内において、自分の発言やアイデア💡が否定されるんじゃないか?と、萎縮してしまえば、情報をシェアすることはなくなる。

上司だから、部下だから、リーダーだから、といった肩書きの立場で、物事を言うのではなく、フラットな立ち位置で、安心して、発言、行動できる環境を大切にしているのです。

その背景には、みんな愛をちゃんと知っている人達だからこそ、他人に配慮できること。困っているときや、悩んでいるとき、仲間が声をかけてくれたり、親切に接することが、この人と一緒に働きたい、頑張りたい、プロジェクトを成功させたい!と、人間関係が作るモチベーションにも繋がっているのだと思います。

チームが受け止めるメンタリティー、バイタリティーもあるからこそ、チームが機能するのではないでしょうか。

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創業者のラリーやサーゲイは、社員たちに高い自由度を与えて、広い視野でクリエイティブに思考し、ほかの社員と協力する、そんな環境が必要と考えた。社員を大事にして、多くの情報を共有し、オープンな職場を作りだし、イノベーションを可能にする。これがグーグルの働き方であり、文化である。

Googleのイノベーション9つの柱

1.「イノベーションはどこからでも出てくる(Innovation comes from anywhere)」
2.「ユーザーにフォーカスせよ(Focus on the user)」
3.「10%ではなく、10倍大きく考えよ(Think 10x, not 10%)」
4.「技術的な洞察に賭けろ(Bet on technical insights)」
5.「(製品を)出荷し(改善を)繰り返せ(Ship and iterate)」
6.「社員には20%の自由時間を与えよ(Give employees 20% time)」
7.「始めからオープンであれ(Default to open)」
8.「賢く失敗せよ(Fail well)」
9.「重要なミッションを持て(Have a mission that matters)」


 Googleカフェテリアの有効活用

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目的は普段は仕事でかかわらない社員同士で話してもらうこと。

営業や財務、エンジニアといったばらばらの職種の人が話し、アイデアを出し合い、コラボレーションにつなげてほしいということから、健康をサポートするだけでなく、社内コミュニケーションを円滑にさせるため無料のカフェテリアを設置しているという。

人間性を高める【メタ認知】とは?

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画像出典:アンコンシャスバイアス研修

普通の人は、子どのころから大人になるにつれ、そういった他人の行動や他人が自分に見せる表情などを読み取って、自分の振る舞い方を自然と学びます。

それが『メタ認知』という脳の機能です。

簡単に言えば、自分をモニタリングする能力です。

HQ,IQ,EQ,SQ,PQとは?

たとえ高いIQ(知能指数)を備えていても、その能力を使う能力であるEQ(情動指数)が備わっていなければ意味がありません。

HQ 人間らしさの指数
(Humanity/Hyper-Quotient )
HQの発達は8歳がピークで子供のHQを高める方法には、読書(音読)、計算、会話、豊かな人間関係、遊び等が指摘されている。

IQ 頭の知能指数
(Intelligence quotient)
IQは、知能に対してHQは知恵を育てる能力のことである。

EQ 心の知能指数/情動指数
(Emotional Intelligence Quotient)
①自己認知力=自分の本当の気持ちを大切にし、自分が納得できる決断を下せる能力。
 ②自己統制力=衝動を抑え、ストレスの元となる感情を抑えることができる能力。
 ③動機づけ=目標に向かって前向きに考え、努力を続けることができる能力。
 ④共感能力=他人の気持ちを敏感に感じ取り、共感する能力。
 ⑤社会的スキル=集団の中で他人と協調、協力できる能力。
PQ 前頭前知性の指数
(Prefrontal Quotient)
人の高度な機能をつかさどる人間らしさの脳の知性。
「自我」と「社会的知性」と「感情的知性」は、それぞれ前頭連合野の別の領域にあるが、これらの知性は前頭連合野が担う中心的な知性群である。PQは、自分の持つ多重知性(言語的/絵画的/空間的/音楽的/論理数学的/身体運動的/社会的/感情的知性など)の統括。
SQ 社会性の知能指数
(Social Intelligence Quotient)
SQとは人と人との関わり、対人能力、社会性がどれだけ秀でているのかという点に焦点を当て、他者の感情を理解し、さらに自分の行動が相手に及ぼす影響も考慮して対人関係を円滑にする能力。ビジネスの現場でリーダーシップを取る人は、SQが高い人ほどその能力を発揮するといわれています。

人間力の高め方➕子育てと知育

幼少期にPQをしっかりと教育することこそ大切だといわれています。幼少期に、虐待や暴言を受け、恐怖や不安を感じてきた子供は、普通の人より眼窩前頭皮質が萎縮していると研究結果で分かったようです。つまり、感情を司る脳の機能が低下し、対人関係が上手く行かなかったり、自分の感情をコントロールできないといった精神疾患なども引き起こしやすいと言われています。

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画像出典:ダイアモンドオンライン 記憶、感情調整、メタ認知…8つの脳部位を変える習慣

人間性を高めるポイントとしては、自分の感情のコントロール、そして、他人への配慮、共感、理解などが重要であることが、人間性を測る知能指数から分かります。それらを維持したり、高めるためには、まず自分がリラックス状態を作れることや、心と身体が健康であることは重要です。

 Googleでは、マインドフルネス、瞑想のトレーニングを全社員が受けています。義務ではないので、継続するかしないかは、本人の自由だそうです。

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マインドフルネス、瞑想によって、気持ちを落ち着かせたり、集中力を高める、頭の中を整理する、自己認識力を高めるなど、メリットが多くあります。

私は、ヨガ講師でもあるので、ヨガは、柔軟だけではなく、瞑想、呼吸法など、全てが一度にできるので、時間のない方にも、是非オススメしたいです。

また、瞑想は、実は簡単ではありません。そもそも瞑想に入れない人もいるので、瞑想できない理由と改善方法を紹介した、『人生の9割は、メンタルで決まる』を是非、ご覧下さい。Amazon Kindle Unlimitedにて、無料購読できます。

【人生の9割は、メンタルで決まる
~鋼のメンタルは、幸せな人生を歩む~】
https://www.amazon.co.jp/dp/B07W1893CD  

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【本書の主な内容】
・本番に強いメンタルを作る
・決断力・判断力・精神力を身につける方法
・豊かな人生を作るEQ(心の知能指数)の高め方
・心が折れる原因
・最強のメンタルと仕事の効率化
・他人への依存を断ち切る
・潜在能力を最大に引き出すメンタルトレーニング
・健康な心と身体を作る

「あなたの周りのサイコパス人間~タイニーブレイン創造的思考と閉鎖的思考の違い~」https://www.amazon.co.jp/dp/B07W4LLBH1 

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【本書の主な内容】
・サイコパスに、支配されない強いメンタルを身につける
・人間関係を築くEQ(心の知能指数)の高め方
・サイコパスの脳の構造・人格の特徴
・パワハラがもたらす社会への悪影響とは?
・サイコパスをやめる方法
・サイコパスの接し方・対処法
・人生・人間関係を豊かにするEQ(心の知能指数)とは?
・【人権】を知ろう、私たちの存在価値

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