【免疫力も美肌も欲しい】たった1個のレモンで贅沢時間～今話題のレモンカードを作ってみたら
「あぁ、免疫力上げたい・・・。」
この冬、例年にも増して
【免疫力への渇望感】はありませんか？
どんなに自粛したとしても、
絶対”あいつ”に出会わない、なんて無理な話。
もしですよ、仮に
”あいつ”に羅患したら、あなたの家はどうなる？
・・・
・・・
不安になったところで
【自力】をあげるしか他にない。
何はなくとも免疫力です。
以前書いた免疫力シリーズはこちら↓
【からだ攻略】小学生でもわかる免疫力のお話①白血球バランスが変わる？
ということで、
今日のテーマは「レモン」
(唐突だな）
レモンは
免疫力アップに欠かせないという
【ビタミンＣ】がとにかく豊富。
これは、皆さまご存知のことと思います。
けれど、
ビタミンだけではないすごいパワーを秘めた果物。
それが「レモン」です。
今こんな状況だからこそ、
自力をあげていきましょう。
そのために今日はレモンを
「とにかく推したい」と思います。
レモンの効果：ビタミンC
レモンといえばビタミンC。
ビタミンCといえばレモン。
もう、同一項でいいんじゃないかと思えるくらい、ビタミンＣの代名詞となっているレモン。
ビタミンＣは、
・防衛隊である白血球を強くし
・ウイルスを排除したり、増殖を抑える（インターフェロンを作る）
・丈夫な皮膚や粘膜で病原体の侵入を防ぐ（コラーゲンを作る）
と、【免疫力アップ】に多大な貢献をしてくれる。
その他、
・抗酸化作用
・ストレス軽減
・動脈硬化予防
・貧血（鉄の吸収を助ける）
・美肌
などなど、あげてもあげてもキリがないほどの秘めたるパワー。
まずは、これだけでも食べる甲斐があるというものです。
さらに・・・
レモンの効果：クエン酸
レモンの酸味のもととなるのは「クエン酸」
レモンにはクエン酸が豊富で、
果物の中でもトップクラス！
「疲れたらクエン酸」
と耳にしたこともあるかと思いますが、
疲労回復に効果的と言われています。
その他にも
・ドロドロの脂肪をサラサラに
・たんぱく質の分解・消化を促進
・血行を良くし、体の機能を回復
と、元気になりそうな効能が。
最近、お疲れではないですか？
そんなあなたにクエン酸。
では、東洋医学的にはどうなのでしょう？
次は薬膳的見解です。
レモンの薬膳的効能
五味：甘・酸 五性：平
帰経：肺・胃
熱を鎮めて水分を補う
といわれています。
熱を鎮めることで、イライラ・発熱・ほてりなどの症状の改善に役立つことになります。
水分を補うことで、口やのどの渇き・から咳・ドライアイ・肌や髪の乾燥にもよいということになります。
胎児を安定させるという効能もあるので、妊娠中の方にもおすすめです。
ふと、爽やかな香りは、つわりで苦しいときに私を助けてくれたことを思い出しました。
ただし、かなり酸味が強いレモン。
胃腸が弱い方、
胃潰瘍や十二指腸潰瘍の方には
刺激が強いので控えめにしましょう。
レモンの旬は秋。
なので、秋の乾燥する時期に特におすすめ。
引き続き冬も乾燥が気になる季節。
なので、レモンは今の時期も全力でおすすめしちゃう。
実は皮がとっても大切だった
「レモン水」
美容や健康意識の高い人は
日々、取り入れている方もいるかと思います。
朝はレモン水がマスト。
なんていう人いますよね。
では、絞った後の皮はどうしてますか？
実は、レモンのあの爽やかな「香りの成分」のほとんどは皮に含まれています。
精油の作り方でも、中身ではなく”果皮”から香り成分を抽出しているんですね。
その香りの成分は「リモネン」といって、
これをとることで
・集中力が増す
・代謝をよくする
・体内時計をリセットする
といわれています。
ちなみに薬膳的にいうと、
レモンの皮は気の流れを活発にしてくれるので、
ストレス発散につながります。
確かにあの爽やかな香りを嗅ぐと、なんだか軽やかな気分になりますよね。
ということはですよ、
レモンを買ったら
皮まで使い倒さないともったいない。
だって、
皮にこそ香りのパワーが秘められているんだから。
となると、心配になってくるのが農薬。
特に外国産のものは心配がつきもの。
輸入品の果物には、
”あんなものやこんなもの”
がふんだんにかけられて日本に入ってきます。
うぅ、知らないって怖い。
無農薬の国産レモンが一番安心ですが、
なかなか手に入らない。
手に入ったとしてもけっこう値が張る。
1個買うのも勇気がいるくらい。（貧乏くさいですけど）
じゃあ、無農薬が無理でも、
せめて国産のものにしたいところ。
もし、国産のものしか手に入らない場合でも、せめて農薬除去の作業だけやっておくと少しは安心かもしれません。
例えばホタテパウダーなんていうものがあります。
口にするものだから、できるだけ安心安全にしたいものです。
では、そんな貴重なレモンだからこそ、
余さず、存分に味わい尽くすのが「礼儀」というもの。
塩レモン、はちみつ漬けというのもおすすめですが、
今回はちょっと違ったもので
レモンを味わってみたいと思います。
一番作りたかったのがレモンカード
今回のチャレンジは
【1個のレモンでどれだけ色々楽しめるか】
です。
ここで真っ先に候補に挙がったのが、
レモンカード。
ジャムみたいだけどちょっと違う。
クリームのようにとろとろしていて
砂糖の甘みに、レモンの酸味。
そして、バターと卵のコクが組み合わさった
イギリス生まれの爽やかなおやつ。
アフタヌーンティーには欠かせないもの。
それがレモンカード。
「カード」は”凝固した”の意味。
果汁と、バター、卵、そして砂糖で作る
「果物バター」みたいな感じでしょうか。
一度作ってみたかったんですよね。
レモン1個を余さず使うために
レモンカード作りに必要なのは、
レモン皮のすりおろしとレモン汁。
そして、その残りをどう使うかが
「もったいない部」の腕の見せどころ。
（勝手に作った。部員は一人）
ということで、それぞれに分けて考えてみる。
レモンをわける
１．皮はすりおろす
２．汁を絞る
３．残った薄皮と種（まだ果汁も残ってるし）
４．残った皮（すりおろしたとはいえ、まだいける）
これを上手に使うとしたら・・・
すりおろし皮+汁→レモンカード
残った薄皮・種→レモンシロップ
残った皮→レモンピール
こんな感じで決めました。
作り方は最後にまとめてのせるとして、
できたものがこちら。
①レモンカード
とろとろです。
②レモンシロップ
量が少なく、一人分になっちゃいましたけど、味は格別。
③レモンピール
あまり多くはできませんが、カビが生える前に使うにはちょうどよい量かも。
レモンカードはジャムのように使うもよし、
おやつに使うもよし。
トーストに塗っても、
ヨーグルトに入れても抜群に美味しい。
レモンの爽やかさが食卓を華やかに彩ります。
口の中から世界が変わる感じ。
レモンの凄さは口から伝わります。
ダックワーズ風のクッキーに挟んでも美味なり。
これも爽やかな香り甘酸っぱくて、
本当に美味しかったです。
レモンシロップをお湯で割ってホットレモン。
たった一杯。
だけど”至極の一杯”でした。
一口飲んだら
ストレスがふわーってどこかへ吹っ飛ぶくらい
美味しかったです。
レモンピールはお菓子に。
今回はカップケーキにイン。
甘いだけじゃない。
レモンのほろ苦さと酸味。
いつものカップケーキが
「特別なカップケーキ」に変わった瞬間でした。
たった1個のレモン。
それだけで、
こんなにいくつもの楽しさが広がるなんて。
作る前には全くそこまで思わなかった世界。
レモンの先には、
とても明るくてしあわせな世界が広がっていました。
このしあわせ感、
確実に【オキシトシン】が出ています。
ということは、
免疫力も高まっている。
美味しくて、免疫力も上がる。
【最高の贅沢時間】が
たったレモン1個でできてしまったという話。
ぜひあなたも一度味わってみてくださいね。
＊
これ以降は作り方です。
興味のある方だけどうぞ読み進めてくださいませ。
①レモン1個でできるレモンカード
【材料】
レモン1個（すりおろし皮・しぼり汁）
バター 50g
たまご 1個
砂糖 50g（カード用）
今回は素炊糖を使用したため、できあがりは少し茶色がかります。
【作り方】
１．レモンはよく洗い、皮をすりおろし、果汁を絞る。（残った皮などは捨てないで！次のメニューへ）
２．たまごをといて、網でこしておく。
３．鍋に砂糖50gとたまごをいれよく混ぜる。レモン汁とバターを入れ弱火で加熱。とろみがついてくるまで、焦がさないように混ぜる。
４．火からおろし、すりおろした皮を混ぜればできあがり。
②残った皮でレモンピール
【材料】
レモン1個（すりおろして残った皮）
砂糖 50g
【作り方】
1．鍋に水とレモンの皮を入れ火にかける。沸騰したら水を切る。それを3回ほど繰り返す。
２．水気を切った鍋に、皮と砂糖を入れて火にかける。
３．混ぜながら、水気がなくなってきたら火からおろす。(鍋は洗わず、次のシロップ作りへ）
４．バットに広げ、乾かしたらできあがり。
③残った薄皮でレモンシロップ
【材料】
レモン1個の残った薄皮
【作り方】
１．ピールを作った鍋に水100㏄と薄皮(種ごとでよい）を入れて、水の量が半分になるくらいまで煮詰める。
２．煮詰まったら火からおろし、茶こしなどで皮を取り除く。
できました。
3種のレモンづくし。
どうぞ召しあがれ！
ビバ！レモン！
レッツ レモン！
綺麗道
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