お産は目前!やり残しをつぶせ@大阪日赤病院 予定帝王切開



追記:長くなったため、項目毎に独立させました

さて、産んだらあれこれ出来なくなるから、やりたいことは産前に、とはよく言われて来ました。
私の場合、やろうと思っていた・やったことは
①食  ②エンディングノート  ③掃除や片付け ④健保の高額療養費の限度額適用認定証申請と、医療保険の書類取り寄せ ⑤産後用の手配(産後ケアと産後ドゥーラ)  ⑥マタニティ教室 ⑦写真関係 ⑧語学 ⑨体のケア 
でした。


①食

(←独立記事はこちら)
上の子の時は、地元の食べ放題やら東京駅をのぞむスイーツブッフェとか、東北旅行とか、色々しまくったのですが、今回はコロナでバイキングも旅行も自粛となり、結局、非常事態宣言が明けてしばらくしてから、近所をランチで楽しむ位しか出来ませんでした。
いや、バイキングは、まだ子供が赤ちゃんでチョロチョロ動かなければ、産後でも行きやすいですが、これは「産後は体重減らしたいから食べに行きづらい」ので、妊娠中に体重管理しっかりして、臨月にご褒美として行く事に意義があってですね…
それなりに色々めぐれたのは満足ですが、唯一、鶴橋のジャンボパフェ「カナリア」が、行ったら臨時休業で食べられ無かったのが残念。

大阪日赤病院のすぐそばは、昔の病棟の跡地がマンションになってしまっているのもあり、飲食店はほとんど無いのですが、すこし歩くと有名なお店が沢山あるので、それを検診の楽しみにするのも良いでしょうね。

後は、これはたまたまでしたが、オンライン飲み会に誘って頂き、二回程参加しました。海外や北海道九州の知人友人とも、久々に顔をあわせる事が出来たのは良かった。

まぁそんな感じで、既に写真を載せた様に、行ける範囲でのランチとスイーツや、お取り寄せを楽しんでました。

以前は、安静になるとこれらはなかなか出来なかったと思いますが、今は宅配やテイクアウトが充実したので、自宅であれば楽しめる範囲が広がりましたし、入院でも、多少は持ってきて貰えるかもしれません。旅行も、最近はバーチャルが充実。コロナがきっかけではありますが、凄い時代になりましたね。

②エンディングノート

♪(←独立記事はこちら)
これは入院バッグの紹介でも書いたのですが、エンディングノートを簡単にまとめました。
低置胎盤と診断され、分娩時の産婦死亡率がそうでない場合より高いと知ったのをきっかけに、自分に万が一の事が有った場合の準備として行いました。

書き込み式を買うほどではないなと思いましたし、またそもそも高齢者がターゲットの商品なので、中を見てみると、書こうと思わない項目も多く(自分史とか)、ネットに落ちている無料のテンプレを利用しました。これなら、書きたいページだけ印刷すればOK。

内容としてはまず、保険やクレジットカード、資産等(カードや書類のありかも)、万が一の場合に家族が問い合わせをしなければいけない物についてや、誰に何を相続権させるか。
そして、万が一の際に連絡して欲しい人の連絡先。葬儀やお墓のの形式の希望。延命措置をどうするかや、介護の希望などをまとめておきました。

まとめていると、これ、別に出産に限らず、人間いつポックリ逝ったり、長期間意識不明とかなるかもしれないので、普段からまとめておくべきだと感じました。

テンプレは、自治体やNPO、葬儀会社などのホームページからダウンロードできます。ワードやエクセル形式であれば、パソコンで打ち込んで書けるので便利。

なお、このエンディングノートを書いただけでは遺言書にはならないため、法的な拘束力はありません。どちらかというと、残された人々の負担軽減の為の情報共有の目的で行っています。

また訃報の連絡方法についても考え、関係者にお願いしておきました。
実は、エンディングノートを書いたことはなんとなく恥ずかしくて家族には言ってなかったのですが、尊敬する人生の先輩にだけは伝えており、先輩の了承もとって、夫にこの先輩の連絡先だけ教えて、私に何か有ったら連絡しろと言っておきました。先輩に連絡がいけば、エンディングノートの所在が夫に伝わるしくみです。
連絡先をこの先輩にしたのは、自宅が近くて夫とも少しだけ面識があり、先輩が遺族に会いやすい事と、この方にお願いすれば、訃報の連絡を広範囲に広めて貰いやすいた立場だった為です。

③掃除や片付け

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まずは赤ちゃんを迎える場所作り。
押し入れやクローゼットやチェスト、台所の棚などを片付けたり入れ替え、赤ちゃんの衣類や、オムツ関係・ミルク関係の荷物が入るスペースを空けました。

うちは寝床はベビーベッドを使わず、布団か大人のベッド(クイーンサイズ)に私と添い寝予定だったので、夫の荷物置きと化していたベッドやその周りを片付け(産前までは居間に面した和室で上の子と親子3人で寝てました)、また、上の子がいるときにぶつかられない様にと、ハイローチェアを譲ってもらって、その上に寝かせられる様にセットしておきました。

衣類はほとんどお下がりだったのですが、周りが何人も下さるものだから、大量になり、少しずつ洗濯して、すぐには使わないものは、海外旅行サイズのキャリーバッグに詰めました(それでも入りきらず…)

なお、Amazonのベビーレジストリ、アカチャンホンポとベビザラスの出産予定日登録で、おむつやミルクのサンプルも沢山の頂きました。
こちらは産後どっちにしろお世話になるので、個人情報登録しておいて損はないです。

年齢的に遊ばなくなった上の子のおもちゃも、洗濯や消毒をして保管。下の子が大きくなったらまた出して遊ばせます。
おもちゃと言えば、我が家はそれまで夏に実家が送ってくれる果物の丈夫な段ボールや、アマゾンの段ボールに、100均の壁紙シートを貼ってリメイクしたものをおもちゃ入れにしていたのですが、床がどんどん侵食されていたので、思いきって3段のオープンなおもちゃラックを買い、入れ直しました。いざという時に動かせる、キャスター付きを選びました。
また、上の子のおむつを大量買いした時の大きめの段ボールに、お尻拭きのストックなどを入れて、ベビーフェンスを固定する重石にしていたのですが、こちらは段ボールそのままだったので、こっちに壁紙を貼って、インテリア的に耐えうる見た目にカモフラージュしました。
産後はお尻拭きの他に、洗濯洗剤や柔軟剤の詰め替えのストックも入れています。

なお、お風呂だけはハウスクリーニングの業者さん呼んできれいにして貰いました。お願いしたかった業者さんが人気で、出産直前にしか予約が取れず、例の出血騒動の後だったので、出血した時は、このまま出産したらクリーニングの立ち会いは夫にお願いかな…などと思っていました。

産休に入ると眠気やだるさも強まり、また分娩時期が早まった事もあって時間が無く、片付けは最低限にとどまりました。もう少し前から計画的に出来たら良かったですね。

 ④健保の高額療養費の限度額適用認定証申請と、医療保険の書類取り寄せ

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これは予定帝王切開だっからですが、健保の高額療養費の限度額適用認定証申請と、医療保険の書類取り寄せを行いました。

通常お産は怪我や病気ではないとされており、検診含め保険外になりますが、帝王切開はオペになるためか、保険適用となります。
その場合、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になると、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が後から払い戻される高額医療費制度を使うことができます。そして、前もって高額になると分かっている場合は、事前に健保に申請すると、限度額適用認定証を貰うことが出来、入学のタイミングで提出すれば、会計時には限度額のみの支払いとなります。もし会計までに提出出来なかった場合は、一旦支払って、後から健保より還付されますが、面倒ですし、還ってくるとはいっても、支払わなくて済むならその方が嬉しいかなと思います。

また、個人で任意で入る健康保険も、通常帝王切開は支払い対象になり、女性特約や女性向け商品だった場合は、さらに支払額が高額になるかと思います。私はCO・OP共済の女性向けコースだったため、入院手当てが5000円プラスとなりました(月々の支払いをあと千円増やしておけば、トータル六万円ほど、更に貰えたんですが…)
診断書などが必要になるため、こちらも必要書類を事前に送って貰いました。
※余談ですが、書類の表紙の書き出しが、この度は大変でしたね、で、イラッとしました。出産は大変だけどめでたい事でもある。お産関係だけ別紙にするのは手間だし、実際に大変なお産になった方も沢山おられるとは思うのですが、女性向けコースが人気でもあるので、もう少し考えて貰えたらなと思います。

なお、検索すると、お産では何が起こるか分からず、予定外に高額医療費対象になるかもしれないので、予定帝王切開でなくても、あらかじめ健保にお願いして取り寄せておく事を進める記事も出てきますが、健保の手間になりますし、認定証を後から返さなければいけないので、私自身はお勧めしません。

⑤産後用の手配(産後ケアと産後ドゥーラ) 

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今回は里帰りしない事と、産後の体力回復のために、産後ケアと産後ドゥーラを利用したいと考えていました。

まず産後ケアは、区役所の担当の方に話を聞いたり事前のエントリーをしたり、利用予定の施設に問い合わせたり仮予約したりもしておきました。

産後ドゥーラは、家事代行とベビーシッターや赤ちゃんやママのケアをしてくださる方で、民間の認定資格です。養成講座が東京でしか受講出来ない事から、関東以外のエリアにはあまりおられないのですが、私はめちゃくちゃラッキーなことに、交通費がかからない自転車の範囲にお住まいだったので、頼むことにしました。
こちらは産前の打ち合わせ(有料)を勧めており、私もお願いしました。何をして欲しいか、何が良くて何がして欲しくないかなど、細かなすりあわせをしておく事で、利用時のギャップを減らせ、スムーズな利用に繋げられます。
勿論、利用してから気づく事もありましたが、利用されたいのであれば、お金を払ってでも、産前のすりあわせはしておく事を勧めます。
私は食事の作り置きと子供の沐浴をお願いしました。沐浴については親が立ち会いますが、産院で習ったのとは違うやり方が参考になりました。他、ベビーシッター業務もしてくださるので、預けてちょっと外出される方もおられるそうです。ママのマッサージが得意な方もおられるそうです。

産後ケアも、ドゥーラも、寝ていてねと言われるのですが、家族以外とおしゃべり出来る機会でもあり、楽しみでした(これは産後鬱の予防にも大変重要です)

私の場合は計画出産でしたので、最遅の分娩日が確定しており、それを目安にこれらの準備を進める事が出来たのは便利でしたね。

また、自分は使いませんでしたが、産後は夕食を宅配にされる方も増えています。気になる場合は、こちらも事前に調べておくとスムーズでしょうね。

⑥マタニティ教室

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住んでいる区では、妊娠5ヶ月頃の妊婦に対するマタニティ教室を行っていましたが、ちょうど私がその時期になる頃、コロナの感染が広まり、中止となってしまいました。

私は経産婦で子育て経験も有りますので、必ずしも参加する必要はないとは思ったのですが、上の子の時に参加しておらず、また間が空いたので、復習や、区のサービスを知る目的で、また2回目に行われる歯科健診を受けたく、参加したいなと思っていました。

結果的に、妊娠9ヶ月のタイミングで再開され、参加出来たのですが、参加者の中で私が一番予定日が早く、妊娠の経過について学ぶ時も、先生から「5ヶ月だと、お腹の赤ちゃんはこんな感じですが、ajameさんはこちらです」と説明が入り、皆さん私のお腹を「ほほー。」と見つめる的な事も。

また、本当は授乳に関する講義のあった3回目を受けたかったのですが、帝王切開の日程が2日前に決まってしまい、もはやマタニティではないので、泣く泣くキャンセルしました。

こちらでは、同じ日赤で出産するという方とお話し出来ました。
キラキラした初産の妊婦さんで、失礼ながらセレブ産院を選びそうな雰囲気の彼女から、妊娠出産は何が起こるか分からないから、医療体制がしっかりした病院を選ぶことがどれだけ大切か、大阪日赤がどれだけしっかりしているかを熱く語られ(ご親族に小児科医の方がおられ、日赤を推されたそうです)、当時まだ完全には転院していなかった私にとっては、転院への背中を押して下さる出来事でした。

正直、マタニティ教室は、受けなくてもなんとかなります。
特に私が妊娠したタイミングでは、ほとんどのマタニティ教室が中止となりました。
それでも、知ることで分かることも有るので、行けるなら行ってはと思います。

また、やっているが安静等で行けないという場合も、コロナをきっかけに、YouTube等で助産師さんなどが数多く、プレママ教室の動画を流される様になってきました。
私も授乳については参考にしました。
(個人的に、HISAKOさんという助産師さんのブログとYouTubeチャンネルはお勧めです)

ただし、帝王切開についての話はほぼありません。
自治体や団体によってはあるかもしれませんが、オペは積極的にするものではなく、日本ではネガティブなイメージが有るため、怖がらせない為にやらない様です。
しかしこれは大変に無責任だなと思います。
経膣からの緊急帝王切開は年々増えています。一通り調べておく方が、心の準備が出来るのではと思います。

※追記
上記の助産師HISAKOさんですが、元々妊娠されており、私がこちらの体験記を書いた後位のタイミングで、私と同じ低置胎盤による予定帝王切開が決まられ、無事に2020年10月にご出産されました。
このご経験を踏まえ、ブログやYouTubeに沢山、予定帝王切開や低置・前置胎盤についての解説を載せられていますので、是非見て頂きたいです。必見!お勧め!

⑦写真関係 

(←独立記事はこちら)
写真関係ですが、具体的には、マタニティフォトの撮影と、ニューボーンフォトの準備をしました。

今回、2回目の妊娠だし…と、そこまで妊娠中に何か特別な事をしませんでした。
上の子の時は、毎月分お腹の膨らみを写真に撮ったりしてたのですが。
そもそも、上の子の時はかなりつわりが軽く、他に子供も居なかったので、かなりフリーだったからでもあります。今回はコロナで出来ることも限られていましたし、上の子もいたし、つわりもそこそこあったので、出来る事に限界が有ったんですけどね。
ただ、折角なので、上の子の時にはしなかったマタニティフォトだけ撮影しました。
マタニティフォトは、万が一の早産に備えたり、里帰りする方が帰る前に撮ることも多いからか、主に8ヶ月後半に撮影することが多いそうなんですが、私は撮ると決めたのが割と遅かった為、10ヶ月に入った日に撮影となりました。

マタニティフォトといえば、ふわふわレースのドレスのイメージでしたが、私のキャラクター的に罰ゲームでしかない…と思い、お店のお勧めはお断りし(笑)持参の白Tシャツ&ジーパン&ロングスカートにしました。
また、メルカリでお腹に貼るボディシール(水で濡らして貼る)を書い、自宅で貼ってから行きました。
夫や子供も服装を合わせてくれて、3人で楽しく撮影出来ました。
さすがに一般人の私は、他人様に見せるつもりはないですが、これは妊娠中しか撮れないので撮って良かったです。

ちなみに、上の子の写真をずっと撮ってもらっているスタジオアリスにお世話になりました。
アリスを利用している理由ですが、大阪と地元それぞれに店舗があり、同じ業者を使う事で、アルバム台紙が共通になり、保管しやすい為です。
うちは上の子の里帰りが長く、100日まで地元にいましたし、その後の行事(一歳や七五三)も地元でやっていて、その時は地元のアリスで撮っており、それ以外は大阪で撮りました。
アリスは確かに技術は高く、衣装も多いですが、正直高額ですし、例外がある場合以外は、デジタルデータは一年後まで貰えない(かつ有料)なので、複数拠点ではなく、特定の店でしか撮らないとかであれば、街のフォトスタジオで十分かと思います。時間もかなりかかりますしね。

ニューボーンフォトについては、妊娠中に存在を知り、撮りたいな~と思っていました。
これは、まだ胎児の面影の残る産後間もない赤ちゃんの写真で、出来れば産後10日以内に撮影することが望ましいそうです。
自然に産気付くのを待つ場合、予約しづらいのですが、私は結果的に予定分娩になったお陰で、あまり心配なく予約出来ました。
これだけは、アリスでは取り扱っていなかったので、自分でフォトワというサイトを利用して、個人で活動されている写真家さんと契約し、自宅で撮影して貰いました。
フォトワでは、数日したら、フォトワのサイトを通じてデータをダウンロード出来ます。

ニューボーンフォトで撮った写真は、出産報告の写真でも使用しました。

⑧語学

前年度まで2年間、ラジオ英会話を続けており、テキストを取っておいたので、音読しようと思っていたのですが、出来ないまま…
上の子の時も、単語帳持参で里帰りしたのに開きもせず…
やはり、放送時間や、聞き忘れ配信も一週間以内のみといった強制力が無いと、続けるのは難しいですね。
来年度はまた視聴しようかなと思っています。

⑨体のケア

整体とカイロ、リフレクソロジーを利用しました。
特に、カイロを受けた事で、オペもうまく行き、産後の回復も良かったと感じています
(←詳しくは独立記事をご覧ください)

あ、そうそう、近所にある強烈に強いと有名な縁切り神社の鎌八幡や、縁結びの神社仏閣にも、散歩がてらお参りしました。
ほんとは帝王切開との縁を切って欲しかったのですが、帝王切開決まってからの参拝だったので、悲しい結果との縁切り、かわいい赤ちゃんとの縁をお願いしました。
今思えば、鎌八幡の縁切りパワーが、私を救ってくれた気もしています。

ざっとこんな感じで、特に産前の産休中は過ごしていました。
産むまで、あまり何も出来なかった…と悔やんでいたのですが、書き出したら結構色々してました(笑)
そりゃ英語勉強出来なくてもしょうがないですよね~(←そんなことはないぞっ!)

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