出産前にやったこと ⑥すべりこみマタニティ教室 @大阪日赤病院 予定帝王切開

住んでいる区では、妊娠5ヶ月頃の妊婦に対するマタニティ教室を行っていましたが、ちょうど私がその時期になる頃、コロナの感染が広まり、中止となってしまいました。

私は経産婦で子育て経験も有りますので、必ずしも参加する必要はないとは思ったのですが、上の子の時に参加しておらず、また間が空いたので、復習や、区のサービスを知る目的で、また2回目に行われる歯科健診を受けたく、参加したいなと思っていました。

結果的に、妊娠9ヶ月のタイミングで再開され、参加出来たのですが、参加者の中で私が一番予定日が早く、妊娠の経過について学ぶ時も、先生から「5ヶ月だと、お腹の赤ちゃんはこんな感じですが、ajameさんは9ヶ月ですので、もうこの位になっています」などと説明が入り、皆さん私のお腹を「ほほー。」と見つめる事も。。。

今時だなぁと関心したのは、初回に心理士の先生から、産後うつについての講義が有った事。
私が出産してからも、産後うつが大きく取り上げられる事が増え、もはや社会問題になっていると言えます。
実際になってからでは遅いし、産後の保健師さん訪問までも時間が空くので、ちゃんと前もってケアする様なカリキュラムになっているのは、良く考えられているなと思います。

また、本当は授乳に関する講義のあった3回目を受けたかったのですが、帝王切開の日程が2日前に決まってしまい、もはやマタニティではないので、泣く泣くキャンセルしました。

こちらでは、同じ日赤で出産するという方とお話し出来ました。
キラキラした初産の妊婦さんで、失礼ながらセレブ産院を選びそうな雰囲気の彼女から、妊娠出産は何が起こるか分からないから、医療体制がしっかりした病院を選ぶことがどれだけ大切か、大阪日赤がどれだけしっかりしているかを熱く語られ(ご親族に小児科医の方がおられ、日赤を推されたそうです)、当時まだ完全には転院していなかった私にとっては、転院への背中を押して下さる出来事でした。

正直、マタニティ教室は、受けなくてもなんとかなります。
特に私が妊娠したタイミングでは、ほとんどのマタニティ教室が中止となりました。
それでも、知ることで分かることも有るので、行けるなら行ってはと思います。

また、やっているが安静等で行けないという場合も、コロナをきっかけに、YouTube等で助産師さんなどが数多く、プレママ教室の動画を流される様になってきました。
私も授乳については参考にしました。
(個人的に、HISAKOさんという助産師さんのブログとYouTubeチャンネルはお勧めです)

ただし、帝王切開についての話はほぼありません。
自治体や団体によってはあるかもしれませんが、オペは積極的にするものではなく、日本ではネガティブなイメージが有るため、怖がらせない為にやらないのでは?と聞きました。
しかしこれは大変に無責任では…と思う様になりました。
経膣からの緊急帝王切開は年々増えています。一通り調べておく方が、心の準備が出来るのではと思います。

※追記
上記の助産師HISAKOさんですが、元々妊娠されており、私がこちらの体験記を書いた後位のタイミングで、私と同じ低置胎盤による予定帝王切開が決まられ、無事に2020年10月にご出産されました。
このご経験を踏まえ、ブログやYouTubeに沢山、予定帝王切開や低置・前置胎盤についての解説を載せられていますので、是非見て頂きたいです。必見!お勧め!

加えて、私の区ではお母さんだけ、しかも平日開催で、これも出来れば改善出来ないのかな、と思いました。
私は上の子の時、別の自治体のマタニティ教室に行ったことが有るのですが、そこはパパママ教室で、週末に開催されていました。
いわゆる沐浴指導や、マタニティスーツで妊婦体験などの、伝統的な内容も有ったのですが、メインはお父さん向けの講義でした。
団体名を急に失念してしまったのですが(思い出したら差し替え訂正します)、パパ協会的な団体の方が来られ、いかにお父さんの対応が産後に影響を与えるか、友に育児する上で大切な事や、便利なグッズについて教えて貰いました。
その後ママ達で集まり、夫にお願いしたいことをいくつかの項目毎に考えて、パパ達に伝えました。

この教室で印象に残っている話は
・凄く子育てをしてくれるが、妻に全く感謝の言葉を言わない夫がおり、妻は鬱になってしまった。一方、激務でほとんど子育てに関われなかったが、妻への感謝の言葉を欠かさなかった夫の妻は元気に過ごせた
↑さすがに何もしないのはどうかと思いますので、極端な話ではありますが、心が大切、という話かと思います。

・共同で育児する場合、授乳やオムツ替えなどのお世話をいつしたか、簡単に情報共有出来るツールを使うと良い。
記録することで、大体どのくらいの間隔かもつかめる。
↑育児ノートを進められていましたが、当時から徐々に、夫婦間で共有出来る育児アプリが登場しており、私は上の子は自分だけアプリでノートを併用、下の子はアプリを共有しています。

これらも、今では沢山ネットに落ちているかと思います。
まずは、動画で勉強は有りかなと思います。

ただ、子育てには自治体が大きく関わってきます。自分も産後、劇的に自治体を利用する事が増えました。
自分の自治体の子育てサービスを知る機会として、マタニティ教室は有効かと思いますので、参加できるならされてはと思います。

あと、病院の教室は自治体以上に中止になっていますが、病院によっては、こちらも健診受診者や分娩予約者のみが見られる動画配信を行っている所もあります。
病院の教室は、分娩場所や病室見学が出来たり、具体的なお産の時や入院中の流れが分かるので、こちらは出来るだけ参加されてはと思います。
私は上の子が里帰り出産だったため、産院のマタニティ教室のうち前半回は里帰り前で参加出来なかったのですが、後半回は参加し、簡単に院内の説明を受けることが出来ました。

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