ぶんコーチ:サッカーとあそびと関わりと

キッズ年代(4年生以下)に「子ども達にサッカーを通じて[愉しむ]を伝えたい」をコンセプ…

ぶんコーチ:サッカーとあそびと関わりと

キッズ年代(4年生以下)に「子ども達にサッカーを通じて[愉しむ]を伝えたい」をコンセプトに活動してるプロコーチ。「子ども達は多くの事に興味関心を持ち挑み成長して欲しい」と願い沖縄を拠点として全国のコーチ仲間と情報共有を図り日々キッズ〜ジュニア年代へ[愉しむ]アプローチを模索中。

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遊んでいる時の眼の輝き

子ども達が遊んでいる時の眼差しってキラキラしている。キラキラしている時の子ども達は、無意識かもしれないけれど、たくさんのチャレンジを繰り返して成功体験を掴み取っている。そんなキラキラした眼差しでサッカーをしたらとても凄い力を発揮するのではないのか?       ■何かに夢中になっている時の眼差し  子ども達が遊んでいる時に観ることができる「キラキラした眼差し」をサッカーをしている全ての子ども達がキラキラして欲しいと考えて活動している。決して悪ふざけをして良いのではない。子

    • 謹賀新年!2022年は、記事を充実させていきます。 今年からも宜しくお願いします。

      • 子ども達が相手を意識するとき

         僕が巡回スクール活動をしている保育園や幼稚園などではミニゲーム中に仲間のボールを奪い合うのをよく見かけます。  そんな時に「仲間のボールは取ったらダメ」と「みんなで固まったらダメでしょ」と保育士の先生達は子ども達にチームプレーをやって欲しいのでそのことを伝える場面に出逢います。  先生達はチームでミニゲームをやっているのを知っているので良かれと思い子ども達へ注意をしています。  僕は、このような場面に出会った時には、そのまま子ども達にはプレーをさせて、先生方へは「今は

        • 楽しさは全ての活動の土台になる

           僕は、保育園や幼稚園、学童クラブなどに出向いて行うサッカースクール活動をスタートして10月で12年になります。この12年間でたくさんの子ども達と関わる事ができて多くの経験をさせていただき感謝でいっぱいです。  12年間も続けさせていただくと、毎年活動させていただいている保育園や幼稚園、学童クラブもあれば、3年に1度や1回だけの開催の保育園や幼稚園、学童クラブもあったりします。  そんな中で、8年ぶりの学童クラブから連絡をいただいて、巡回スクールの打合わせへ行くと、担当の

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        • つぶやき まとめ 2020年10月
          14本
        • つぶやき まとめ 2020年9月
          30本
        • noteVoice持論と時論#000〜
          16本
        • つぶやき まとめ 2020年8月
          31本
        • つぶやき まとめ 2020年5月〜7月
          6本
        • テキストまとめ:初稿〜
          4本

        記事

          JFA公認キッズリーダーについて

           日本サッカー協会には、公認の指導者ライセンス制度があります。  大きく分けると、サッカー指導者ライセンス、ゴールキーパー指導者ライセンスやフットサル指導者ライセンス、ビーチサッカー指導者ライセンスなどがあって、指導者がコーチングの方法や選手との関わり方などを学ぶ機会になっています。 その指導者ライセンスの中に「キッズリーダー」という資格があります。  「キッズリーダー」とは、子ども達が外遊びなどの遊びを楽しむために大人たちがどのように子ども達と関わった方が良いのかとか

          JFA公認キッズリーダーについて

          「プレーヤーズファースト」について

           みなさんは「プレーヤーズファースト」という言葉を聞いた事がありますでしょうか?  プレイヤーズファーストとは、指導者や保護者など周囲の大人が選手にとって何が一番良いか考え、導いていったりサポートをしていく事です。  大切なのは、指導者や保護者など周囲の大人が、大人の意見を押し付けるのではなくて、選手が自ら考えて勝利に向かって挑戦し成長をしていける環境を作り、目先の勝利にこだわるのではなく選手の将来を見据えてサポートしていく事なのです。  しかし、選手が「勝ちたい」「巧

          「プレーヤーズファースト」について

          対応するチカラがつく

           僕が子ども達とサッカーをする場所は、綺麗に芝が管理されているサッカー場や人工芝グラウンドだけではなくて、小学校の土のグラウンド、多目的公園の雑草が生えている広場、体育館のフロアーの上、砂浜などいろいろな場所を使わせていただいています。 「必ずココでやります!」と決まっていません。  なので、僕が関わっている子ども達は、芝生のグラウンドや砂浜でやる時もあったり、雑草の広場でやったりと色々な環境が変わってもサッカーを娯しんでくれています。  子ども達はサッカーをするのが楽

          子ども達が夢中になる方法

           僕が子どもの頃は、今から40年前くらいになりますが、その時と今では子ども達を取り巻く環境はとても変化しています。  それは、「楽しい物や楽しい事が少なかった時代」と「楽しい物や楽しい事が溢れている時代」として分けられると感じています。  1983年に家庭用ゲーム機、任天堂「ファミリーコンピューター(ファミコン)」が発売されました。それまでゲームといえば、ゲームセンター、マチャーグワァ(駄菓子屋)でするかで、時々ゲームウォッチを持っている子がいて、遊んでいた。それも少数派

          子ども達と一緒に動く

           保育園や幼稚園などで開催する巡回スクールなどでは、引率の担任の先生達に必ず「子ども達と一緒に動いてください」と話をしてます。  その言葉をかけるとほとんどの先生は、「サッカーは巧くないです…」と言われたりするので、すかさず僕は「巧いとかは関係ないです。子ども達と一緒に楽しむ事をやって欲しい」と伝えています。  先生が子ども達と一緒に動いて欲しいのは3つの理由があります。 1つ目:子ども達が安心して活動できる 保育園や幼稚園の活動では、子ども達全員が楽しみにしているわけ

          自分を疑う〜振返りの大切さ〜

           僕は、保育士や児童館職員などの仕事をしていたのは、これまで書いて来ましたが、それと並行して、イベント出演をしていた時もあります。  イベント出演している時には、ステージ活動を仲間にビデオに撮影してもらい終了後に反省会があって、自分の動きを確認するのです。  そうすると自分は背筋を伸ばして立っているつもりが猫背になっていたり、動きがイメージと違っているのが手に取る様に解り、自分の動きを改善していきます。その事を繰り返していると、今では自分の姿を違った角度から観ている自分を

          自分を疑う〜振返りの大切さ〜

          子ども達がのびのびと動く仕掛け

           サッカーの指導でコーチング方法は「ミーティング」「フリーズ」「シンクロ」の3種類に分かれていて、コーチは場面に応じたコーチング法を使って、選手達へ指導をしていきます。 3つのコーチング法の説明をします。 1:「ミーティング(Meeting)」  日本語では「会議」や「集会」などの意味があります。この言葉は、一般でもよく使われているので、皆さんもご存知だと思います。  コーチングでも同じ意味で使われていて、全体で動きの確認などを行う時に使う方法で、チームとしての約束事が共

          子ども達がのびのびと動く仕掛け

          サッカーコーチとして、僕がやりたい事

           僕がサッカーのコーチをするようになって30年になります。  スタートしたのは、高校1年の夏休み。卒業した中学校の顧問に「後輩の練習を見てくれ」と声をかけられた事がキッカケです。  巧い選手でもなかった僕が教えるなんて…しかも、後輩の方が巧いのに!と思いながらも引き受け時間が空いた時に顧問へ「なぜ、僕に声をかけたのか?」と質問をすると「お前は巧い選手では無いけれど、サッカーをとても楽しんでやっているから」との答えが返ってきましたが、納得できなかったので「楽しんでやっている

          サッカーコーチとして、僕がやりたい事

          「オニごっこ」は凄いあそび

           僕が開催している巡回スクールや巡回指導の活動では、必ず「オニごっこ」を行っています。  「オニごっこって、オニ役が逃げる役を捕まえるだけの子どものあそびでしょ!」と感じている方は多いと思いますが、その単純なあそびの中に「動きづくり」や「判断」「コミュニケーション」などスポーツだけでなく日常生活においても必要な要素が含まれています。 そのオニごっこに含まれている大切な要素の3つを説明していきます。  <1つ目>動きづくり的要素 動きづくりとは、幼児期の運動機能が急速に発達

          親子サッカーパーク

           僕は「親子サッカーパーク」を2020年4月から定期的に開催しています。  開催の目的は   1:親子でサッカーを通じて、スポーツを娯しむ   2:大人も子どももたくさん挑戦と失敗、成功体験を娯しむ   3:大人が子どもの挑戦を笑顔で見守れるようにする  以上3つです。  参加家族は、毎回まちまちですが、大体3〜4家族で大人子ども合計で12〜3名くらいが毎回参加してくれています。  親子サッカーパークを始めたばかりの時には、ボール2個、ミニゴール1台、フープ3色3本、マ

          失敗は無い

           僕は、関わる子ども達に「失敗と言うのは無くて、巧くいかない方法を見つけたんだよ」って話をします。  サッカーは、ゴールキーパーというポジションの選手やスローインという試合の再開方法以外では、ボールを手以外で扱って相手のゴールにボールを入れて得点を重ねていくスポーツで、バスケットやハンドボール、野球よりもミスが多いスポーツです。  そんなスポーツだからプロでも簡単にシュートは決まらないので、小学生年代になると、もっと決まりにくくなります。仲間にボールを受け渡すパスにしても

          子ども達を怒らない方法

           僕は、サッカーの巡回スクールなどを生業としている中で、日本サッカー協会の指針も遵守で活動をしています。  2008年4月から日本サッカー協会は、Jリーグと協同でサッカー界におけるリスペクトの重要性を認識し「リスペクトプロジェクト」がスタートしています。  その一環として、スポーツ現場での差別や暴力に断固反対し、差別や暴力のない世界をつくる事を目指して、相談窓口を設置するなどのさまざまな取り組みを行っています。  このような取り組みが進められています。  そんな中で