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楽しさは全ての活動の土台になる

 僕は、保育園や幼稚園、学童クラブなどに出向いて行うサッカースクール活動をスタートして10月で12年になります。この12年間でたくさんの子ども達と関わる事ができて多くの経験をさせていただき感謝でいっぱいです。

 12年間も続けさせていただくと、毎年活動させていただいている保育園や幼稚園、学童クラブもあれば、3年に1度や1回だけの開催の保育園や幼稚園、学童クラブもあったりします。

 そんな中で、8年ぶりの学童クラブから連絡をいただいて、巡回スクールの打合わせへ行くと、担当のA先生が、その学童クラブを卒業した生徒で、僕の巡回スクールをとても娯しんでくれていた女の子だったのです。

 僕は、最初の挨拶では気がつかずに打合せを終えた後に学童クラブの思い出話をしている中で活発な女の子の話になりました。その時に打合せをしたA先生が「その女の子が私です。」と話をしてくれたのです。

 A先生は、今年度からこの学童で働き始めて、子ども達と過ごしているけれど物足りなさを感じていたそうで、その時に「サッカースクールをやりたい」と企画してくれたようです。

 A先生が、小学生の頃に僕が巡回スクールをやっていました。その時も参加した子ども達は、上手、下手で分けるのではなくでみんなで娯しむ事を大切にしていたので、その事がとても印象に残っていたようです。

 その当時のガキ大将がサッカースクールの時間にはみんなを優しくまとめていたのが強烈に印象に残っていると話をしてました。

 そして「あの時にみんなで挑戦する事の楽しさを知ったから中学、高校に進学しても挑戦を娯しむ事ができた。それを今の子ども達にも知ってほしい。」とサッカースクールをお願いした理由を伝えてくれました。

 僕自身も「挑戦する事を娯しんでほしい」との思いを込めて活動しているので、その思いが伝わった事が嬉しかったです。

 楽しむ事が全ての土台になるんだと再確認ができた出来事でした。


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