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見過ごされがちな"プレゼンティーズム”が、経営に与えるインパクト

こんにちは。AuB株式会社です。弊社は『すべての人をベストコンディションに。』というミッションを掲げ、サッカー元日本代表の鈴木啓太が創業した会社です。
このnoteでは、ビジネスパーソンが「いつも調子がいい状態」を作り出すために必要な情報をメインに発信していきます。


優秀なのに、パフォーマンスが最大化しない原因

前職で実績を重ね、採用要件に合致するスキルセットを持つ優秀な人材を採用したにも関わらず、なぜか自社ではパフォーマンスが上がらない。成果を出せていない。そのような状況に直面している企業も少なくないのではないでしょうか。
そう言った企業ほど「カルチャーが合わなかった」「採用要件が間違っていた」といった結論を下しているような気がします。

一方昨今では、スタートアップを中心に新入社員のオンボーディングに力を入れている企業が最近増加しているように感じます。これは非常に素晴らしいことです。
MVV・企業文化の浸透施策や、早期活躍のための仕組み化など、企業として再現性があるだけでなく、やっている方も楽しいユニークな施策がどんどん発信されているのを見かけます。

このような進化はオンボーディングだけでなく、採用段階でも見かけます。従来のような最終面接後すぐに入社をするという形ではなく、半日〜3ヶ月程度の「お試し入社」という制度が存在したり、まずは副業で様子を見たりと、双方にとってミスマッチが起きないような仕組みを取り入れている企業も増えてきたのではないでしょうか。

このように、最近は採用・オンボーディングの当たり前が変化していると言えるかと思います。しかし、それでも尚冒頭で述べたとおりミスマッチが起きてしまう企業も多いのが現実です。実際問題、双方にとってのミスマッチを完全に0にするのは、至難の業です。

今回本noteにおいてご紹介したいのは、パフォーマンスが最大化しない原因が「本当にミスマッチが原因なのか?」ということです。こうした疑問を持つ個人・企業は少ないのではないでしょうか?
※もちろんミスマッチの定義にもよると思います

つまり、カルチャーもマッチしているし、今の企業フェーズにおいて必要なスキルセットを持っているにも関わらず、活躍できていない可能性はないのか?もし仮にその可能性があるのだとしたら、要因として何が考えられるのだろうか?
本noteは、このような切り口で自身の/従業員のパフォーマンスについて考えるきっかけになれば嬉しいです。

”プレゼンティーズム”が経営に与えるインパクト

前提として、従業員個々人のバックグラウンドにも差があるので、パフォーマンスが上がらない原因を1つに絞ったり、完全に特定することは難しいと思います。しかし、それでも1つずつ潰していかなければ、状況は前に進みません。

本題に戻ります。従業員のパフォーマンスが最大化しない1つの原因として「プレゼンティーズム」が考えられます。
プレゼンティーズムとは「従業員が出勤していても、何らかの不調のせいで頭や体が思うように働かず、本来発揮されるべきパフォーマンス(職務遂行能力)が低下してる状態のこと」を指します。

引用:https://kenkou.plus/column/7977 

つまり、スキルやポテンシャルを持っているにも関わらず、パフォーマンスが最大化できていない(活躍できていない)状態のことです。本noteを読んでくださっている方も「重症ではないものの、なんとなく身体がだるい……」という経験は、一度や二度あるのではないでしょうか?

そのような身体の小さな違和感を放置し、中途半端に稼働を続け、時間内に業務が終わらず長時間労働につながる。その結果、心身への疲労が積み重なりパフォーマンスが落ちていく。このようなサイクルが当たり前のように起きている人/企業も、実際問題多いのではと感じます。

もし、プレゼンティーズムに陥っている日数が多ければ、働いている(出勤はしている)時間に対して、生産性が落ちているといえます。1日の労働時間8時間×5日=40時間において、本当に集中して業務に向き合えていると心から言える人は、少ないのではないでしょうか?

また、従業員側ではなく企業側として考えてみても、プレゼンティーズムに陥っている従業員が多い場合は、労働時間に対する生産性への影響について考え直すことが大切かもしれません。

先ほど引用した記事に記載がありますが、経済産業省が社員の健康に関するコストと個人の健康の関係を調査した結果、健康関連リスクの高さによって一人あたり30万円程度の損失が発生することが分かっています。

一例:便秘によるパフォーマンス状況の差

上記で紹介したプレゼンティーズムに関して、何らかの不調というのは風邪や診察を要するような病気だけでなく、頭痛や胃腸の不調、軽度のうつ、花粉症のアレルギー症といった、つらくても無理をすれば出社できる程度の疾病も含まれるため、多少イメージしにくい人もいるかと思います。

1つ具体的な例を見てみましょう。多くの人が一度は経験したことがあるであろう便秘
便秘が脳に及ぼす影響を確かめるために、30~50歳代の働く女性14人を対象にした実験では、便秘か快便かで作業パフォーマンスに顕著な差が出ることが判明しています。

引用:https://www.asahi.com/relife/article/13507484

慢性的な便秘は、体の不調にとどまらず、作業効率や生産性の低下など、脳の働きにも無視できない影響を及ぼすことがわかってきているので、注意が必要です。

ただ、実際は便秘も風邪同様に「まあすぐに治るからいいや」と、放置してしまう代表格の症状ではないでしょうか。また、企業側も便秘などの症状に直面している従業員を把握するのは難しいでしょうし、サポートしている企業もあまり聞きません。

しかし、先ほど紹介した同じ実験において、慢性的な便秘は、やる気や集中力をそぐだけでなく、脳がフル回転で活動しても、結果を出せない「空回り」の状態を引き起こしてしまうということが分かっています。

引用:https://www.asahi.com/relife/article/13531999

今回は便秘を一例に解説をしましたが、昨今では便秘の他にも頭痛や花粉症と言った、日々の生活で頻度高く直面するプレゼンティーズムが、仕事に与えるパフォーマンスへの影響が証明されているにも関わらず、あまり重要視されていない現実があります。

前述した「1人当たり30万円程度の損失が発生している」という結果に関しても、従業員規模が多い企業においては、合算すれば合計金額は非常に高くなります。逆に、アーリーフェーズで従業員数が少ない企業においても、そのフェーズでの30万円の損失は大きなダメージと言っても過言ではありません。

それに、パフォーマンスが最大化しない理由が、採用におけるミスマッチではなく、スキルセットの問題でもなく、プレゼンティーズムだった場合、本当の課題に気づかずissue度の低い部分の改善にリソースを割いてしまうリスクもあります。

身体における小さな違和感を、重く受け止める

今回はプレゼンティーズムが与える経営へのインパクトというテーマを、便秘という一例を用いながらご説明しました。

少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが「なんとかなるでしょ」と見過ごされがちなプレゼンティーズムを重く受け止めること。そして、自身および従業員が生産性や集中力を落としてしまっている理由を把握し、まずは出来るところから改善しましょう。
こうした取り組みも、今後経営する上で重要な取り組みになると考えています。

我々は「すべての人を、ベストコンディションに。」というミッションを掲げています。
理想的な腸内環境へ導くことで、ヘルシーで活発な明るい毎日を過ごしたいあなたの心身のコンディションをサポートしていくことを目指します。

「腸活」とは、一般的にバランスのよい食生活や適度な運動などを行いながら腸を整える活動のことをさします。
しかし、世の中に多くの情報が氾濫する中、専門的な知識をもたないことで、ヨーグルトや野菜を食べることだけで良いと考えてしまったり、体に良いといわれる単一の食材、単一の菌を取り入れる偏った腸活をしてしまい、理想的な腸内環境に近づけていない人が多く見受けられます。

AuBは理想的な腸内環境を目指すために、体調管理のエキスパートであるアスリートたちを中心に、7000検体以上を研究。
そこから導き出した科学的腸活メソッド、「AuB GUT CARE METHOD(菌を摂る・育てる・守る)」の3つの方法を提唱し、商品開発をはじめとしたサービス提供や、情報発信をしています。

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