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それ、誰のためにやってるの?

2020年の年明けから、褒め日記↓を6か月つけていました。

私にとって
・自分の内面の声に耳を傾ける
・内なる感情をまるっと受け止める
身体のちょっとした変化に気づく
ストレスとの向き合い方

など、
内面の自分と向き合える良い機会となりました。

お陰様で、完全に消化しきれてないドロッドロした心の奥底に眠るモノと向き合えるようになり、良い意味で私の人生を大きく変えるターニングポイントとなりました。


知識と経験がついた今だからこそ、判ること

私の中でモヤっとした、過去の大きなトラウマ・・というか、

「私の人生の分岐点の1つ」となるハワイ在住の元カレ。その元カレの数々の名言集を振り返り、適切な表現でまとめてみた過去記事↓を読み返すと

あの頃の私は若かったわー、と思う人生のハイライトの1つです。


あの当時言われた名言集を、いくつかご紹介します:

ボクが君のそばに始終いなくても、趣味を見つけて楽しんでほしい

 → 私の好きなことや趣味、ちゃんとありますから 
 (好きなコトを好きな時にできない不自由な生活を強いられていた)
それ(ガードル)僕のためにやっているの?
体締め付けて血流悪くなるからしなくていいよ。

 → あなたのためじゃないから 笑
 わ・た・し・のスタイルキープのためなので(=私が満足するため)


当時は留学生としてハワイ州にある大学へ通うため、学校が始まる2週間前にハワイ入りした私。お休み期間の2週間は「これから住む大学付近の家」に行くのではなく、元カレの家に居候するよう指示されまして・・・。元カレの妹の部屋の隅で寝泊まりしていました。

元カレとしては、同じ屋根の下にいるからか、「元カレ家族の文化」を私に教えてくれるようになりました・・

(下着)洗濯は、家族と一緒にすればいいから
 
 
→ 自分の下着くらい、別口で洗わせてよーーー!!


元カレの中では
「ボクのために、日本での仕事と生活を切り上げてボクのもとへ来てくれた」
「(私がやることなすこと全て)ボクのためにやってくれている」

という思考回路だった模様です。


違うから。


元カレのためにやっている前提 + 元カレ自身がすべて物事の起点の体裁で話しを進める、
という、全く話がかみ合わない精神的に狂いそうな超絶悩ましい状況でした。


他にもたくさん「はぁ?!」って思う発言いただきましたが(現時点では私の記憶から抹消されています)、

この「洗濯物一緒にすればいいじゃん」発言が、私の胸の奥底に抑え込んでいた感情を一気に爆発させた引き金でした。そして私は、元カレの前で初めて号泣しました。


そんな私を見た元カレは

そんなことで泣かなくていいから。ボクのお母さんにちゃんと(一緒に洗わなくてゴメンナサイと)伝えればイイよ
 
 → 元カレにとってお母さんは、絶対的な唯一無二の存在


このご一家は、ご近所周辺からも「家族のきずなが強い!」といわれるほど、どこへ行くにも何をするにしても「いつも家族で一緒」のことをするご家族でして・・・。
そのため、初心者にはなかなか手ごわい環境ではあったのです(苦笑)。

この時点での、元カレの対応で「おや?」と思う点や不快感はたくさんありました。

ただ当時の私は、尽くして尽くして尽くしまくる―!な、ちょっとイカレた思考だったので、そういうサインを見逃していました!

今改めて褒め日記で感情をぶちまけ続けたことにより(訓練され)、20年近く前のドロッドロした気持ちを直視することができます。


「誰かのため」は、「あなたの幸せ」なの?

私が超絶モヤっとしているのは、この時言われた「ボクのためにやらなくていいから」です。

あなたのためになんて、やってないからーー!!!


と心の底から叫び続けています。

私の中では過去の出来事として、完全に「過去に言われた超絶イラっとする出来事」が消化しきれてないからか、

または

「私の気持ちや意見を、アナタの一方的な解釈で捉えないで」の気持ちが大きいのか・・・。


恐らく、

・私の気持ちを、あなたの一方的な解釈で踏みつぶさないで
・私の意見を聞いて
・私を一人の人間として尊重して

だと思うのです。


私は元カレのために

・今まで積み上げてきたキャリアを投げ捨て
・日本での短期滞在期間中にやりたかったことを全て諦め
・元カレが住むハワイに拠点を移し

ハワイで学生生活を始めることにしました。
(最終的には「今の私に至るため」に必要な過程であったので、結果オーライですが)


振り返ると・・・・
当時の私は元カレがイメージする「理想のカノジョ」になろうと、自分の本当の気持ちに蓋をして名女優並みに毎日を生きて(演じて)おり、

「元カレが望むようなことを全てやった」感満載の、私の全身全霊で元カレに全てを捧げてきた、自己犠牲の愛で溢れ返っておりました。


自分の気持ちに蓋してません?

子育てママや家庭に入っていると「あるある」かもしれませんが、

私はママだから・・・自分は二の次
妻だから、働いている夫を優先しないと、立てないと・・
私のことより家族のこと、家族の幸せが第一優先


思ったことありません?


美しいと思います。


ただね、
片方だけが我慢や負担ばかりする関係が続くと、絶対的にヘルシーではありません。私のように、いつか大噴火します。


私が元カレの洗濯物発言で感情がピークに達し、大爆発し、号泣したように、

もっと自分の気持ち、大事にしていいんだよ

自分がやりたいこと、自分の気持ち、優先してもいいじゃん

と思います。


自己犠牲の積み重ねは、いつか大噴火して収拾つかなくなりますよ
by 過去の経験


あなたがあなたを大切にしなくて、誰があなたを大切にしてくれるの?

まず自分を大事にすること、知って下さい。あなた自身に「そうしてもいいんだよ」と認め、Goサインを出してください。


自分をまず満たす


そこからです、誰かを支えていきたいのなら。


過去のさんざんな目にあった経験も含め、
私はアジア人差別の激しい異国の地で「真の孤独」と5年闘い「人生の教訓」として得るものをたくさん学びました。

なのでこれからは、似たような境遇の女性向けに、気兼ねなく気持ちを打ち明けられるコミュニティー作りに、貢献していきたいと思っております。

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