【社員の運動量が3倍に！】運動促進アプリ「Wellness Aile」の上手な活用方法（前編）
こんにちは、Techチームの倉持です！
皆さんの「ウェルビーイング」をもっと輝かせたい！ そのためには、いろんな角度からヘルスケアデータを楽しく分析することが大切だと思っています。
そして、楽しみながら健康を維持するためには、みんながワクワクしながら参加できるような仕組みが必要です。 アツラエが提供する「Wellness Aile」で、私たち社員も実際に体を動かし、どのような施策が本当に効果的なのかを日々チェックしています。
今回は、そんな私たちの挑戦から見えてきた、「イベント作り」のコツを皆さんへシェアします！
「期間限定イベント」を設定したことで、運動量が3倍に増加！
Wellness Aileを使うと、Apple Watchをつけているだけで毎日の活動が自動で記録され、アプリにすべてまとまります。
目標達成の喜びを、アクティビティリングが完成する数やコインで直感的に把握できるのもモチベーションアップにつながるポイントです。
さらに、チームを組んでメンバーみんなで運動の成果をゲームのように楽しく競い合える仕組みも搭載されています！
そして、チームで競い合うときに重要なのが、特別な「期間限定イベント」。管理ポータル画面からイベントの期間やチーム分け、どんな条件でポイントが付き、報酬は何かなどを設定すれば、イベント開始のカウントダウンメッセージをチームメンバーに一斉に送信できます。
「Wellness Aileチャレンジ」として、アツラエ社員を含む約50人でイベントを実施したところ、Apple Watchが捉える活動量やエクササイズ時間、スタンド回数などすべての平均値がイベント期間中に上昇し、消費カロリーに関してはイベント期間前から3倍に増加しました。（※グラフ参照）
消費カロリー量を示す「move（赤グラフ）」はイベント期間中、約3倍に増加！
イベントを行うとコミュニケーションも増える
イベントをさらに盛り上げる秘訣は、Wellness Aileの管理ポータル画面からイベントの設定を少しだけ変えて観察することです。そうすることで、効果の違いがより明確になり、どの企画が一番盛り上がるかを比較できます！
アツラエで実施したチャレンジでは、チームメンバーを毎回ランダムに組み変えることで、普段はあまり話さない人たちともコミュニケーションのチャンスが生まれました。
8月は前月0件だったチャットが324件に！
さらに、チーム内でのコミュニケーションについてもWellness Aile内の機能でしっかりサポートできます。アプリ内のチャット機能はもちろん、ワークアウトの成果をみんなで共有できます。また、2023年10月からはランダムに作られたチーム内で気軽にダイレクトメッセージが送れる機能も新しく追加されました！
左：チャット画面 右：DM（ダイレクトメッセージ）画面
今回のリサーチではイベント前後のコミュニケーションについてのデータの計測条件が一定ではありませんが、管理ポータル画面で確認するとイベント期間中は全体のコミュニケーションが活発になっていることもわかってきました。
このコミュニケーションと活動量の関係については、これからも注目して運用し、アプリのアップデートに反映していきます！
「続けられる」ウェルネス施策の実現に向けて
今回のWellness Aileチャレンジの分析で見えてきたポイントは、チームをどう組むかやイベントをどれくらいの頻度で行うかによって、効果が大きく変わることです。
しかし、一度うまくいったイベントでも、何度も同じように繰り返すと新鮮さがなくなり、参加者の活動量が少し下がってしまうことも見えてきました。
たとえば、これまではイベントの実施期間を4週間に設定していましたが、週が進むにつれて活動量がやや減ってくる傾向がありました。この問題については、イベント期間を短く調整することで参加者のモチベーションを高くキープできると考えられます。今後もさまざまな設定を試しながら、楽しく運動を続けられる方法を探っていきます。
そして、イベントの設計と並んで参加者のモチベーションを高めるのに大事なのが「インセンティブ」のアイデアです。どのようなインセンティブが効果的であったかは、次の記事で紹介いたします！