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高齢の父との暮らし

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#高齢の父と暮らす

私を構成するもの、天使と悪魔。

私を構成するもの、天使と悪魔。

自分の中から溢れてくる可愛らしい気持ちが愛しいとこんな記事を書いた。

その翌日、こんなことをつぶやいたまま公開せず下書きに残していた。

その翌日、ふだんお風呂を嫌がりなかなか入らない父が、珍しく素直に入ってくれた。

去年の12月なかばから今年1月までひと月と少しコロナで入院していた父は、退院後、家で入浴したことがなかった。2月から通い始めたお風呂が売りのデイサービスで何度か入れてもらっていた

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トイレ改修工事で落ち着かない

トイレ改修工事で落ち着かない

今日は、父のためトイレに手すりをつけ、トイレと外の段差をなくす工事の日だ。1日で終わるが1日がかりとのこと。介護保険でまかなえるので、1割負担ですむのはありがたい。

工事中はトイレが使えないということで、父用にポータブルトイレをレンタルするかという話になったが、工事の日をデイサービスの日に合わせてもらうことで話はまとまった。

なのに、父は少し前からデイサービスを拒否。
あんなに気に入ってたお風

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彼氏おんねんと言ってみた

彼氏おんねんと言ってみた

昨日のお昼は、父とけんちゃんと3人でカラオケのすぐそばにある中華。飲茶セットを選んだ。 

昨日は朝から家のトイレ工事のため、父を母のやってるカラオケに連れ出し、トイレはそこでしてもらうことにする。母と父の共通の友達けんちゃんに父のことを託して、私は家に戻る。母がけんちゃんに頼んでくれて無事昨日の段取りがついた。

そんなわけで、けんちゃんもお昼ご飯一緒にということで、3人で中華のお店へ。父が車の

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デイサービスに通いだした父

デイサービスに通いだした父

父のデイサービス通いが体験を経て本格的に始まった。体験時、お風呂に入ってこなかった父と物々交換的な約束をし、次は無事に入ってきてくれ、やったー!しかもお風呂がすごく良かったらしく、今日も気持ち良かった〜とご機嫌で帰ってきた。

あんなにお風呂拒否してたのに、さすがお風呂がウリの施設!名前が〇〇湯とまるで銭湯のような施設名なのだ。

火金の週2回で、迎えの時間が9:00〜9:30、帰りは3:30頃。

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突如降って湧いた縁談?!

突如降って湧いた縁談?!

昨日は、父のデイサービスの日。
父にとっては風呂屋の日。

父に「今日は風呂屋か?」と聞かれ「そうやでー」と答える私。父に、デイサービスとか言うてもなんのこっちゃであろう。

それにしても、あんなにお風呂を嫌がってた父が、こんなにもお風呂を楽しみにするなんて。ほんまよかった!

風呂屋から帰ってくる日は、やたらとよくしゃべる父。言葉がなかなか出てこないので、しゃべるというか、しゃべろうとしてるだけ

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父とトイレと紙パンツ

父とトイレと紙パンツ

父のためにトイレに手すりをつけてもらい、トイレと外の段差をなくす住宅改修をしてもらう予定になっている。介護保険で1割負担でやってもらえるのありがたい。

うちは府営住宅なので、改修工事の許可をとるのに少し時間がかかるようで、それまでの間、工事の業者さんから置き型の手すりをレンタルすることにした。レンタルの手すりがやってきた日、父に試してとお願いするも、結局その日はトイレに行かずじまい。紙パンツして

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新生活準備中

新生活準備中

料理が苦手な私の作れるものは限られている。

その限られた中で、父の好き嫌いがあって、父の食べられるものはさらに限られる。

父のために料理をするのが億劫で仕方なかったけども、色々考えるところがあり、父が退院したら、喜んで食べてくれるようなものを作りたいな〜と思うようになっていた。

そんな中、私でも作れそうな介護食を紹介してくれてる方を見つけて、日々記事を楽しませてもらっている。中嶋洋二郎さんあ

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父が死ぬかと思った話

父が死ぬかと思った話

2日前に救急搬送された父は、コロナと診断され、うちから15kmほど離れた病院に現在入院している。

最初に搬送された病院までの距離を調べてみると、8.8km。そんなにも歩いたのか!今日は足のすねが若干筋肉痛気味。ふくらはぎじゃなくすねってなかなかないかも。この詳しい経緯はひとつ前の記事をご覧ください。

昨日、入院先の看護師さんと主治医の先生から電話があり、父は熱はまだあるものの軽症とのこと。10

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高齢の父と一緒に暮らしながらやりたいことをする

高齢の父と一緒に暮らしながらやりたいことをする

松本の3人展のため家を不在にした約1週間、父のことが気になっていた。

松本へ向けていよいよ出ようと私が玄関にいると、玄関すぐそばのトイレに行くため父がやってきた。いつも履いてるパッチも履かず、なぜかトランクス一枚。トランクスから出ている足の細さにギョッとした。こんなにも細かったっけ?

父が、私の持つ荷物を見て、「大荷物やなあ。5人位で行ってくんか?」と聞いてくる。私の荷物の量で一緒に展覧会する

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怒りたいからそう仕向けてみた

怒りたいからそう仕向けてみた

ただ体験して、感情を味わう。
生きるってそれだけのことではないだろうか。
輪廻転成を信じてるけど、魂の成長のために生まれ変わるとかではないと思う。
何がどうなったら成長なん?って感じやし、ただ色んな体験して色んな感情を味わうためと思う方がしっくりくる。

ついさっき、穏やかな心から急変、心が荒れる出来事があった。

自分の部屋から出て台所へ行くと、水たまりが。踏んでしまった。
また父が漏らしたかと

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高齢の父と私がお互い幸せに生きるには

高齢の父と私がお互い幸せに生きるには

上高地と松本の旅から帰ってきた。

月曜の夜行バスで長野に向かい、昨日の朝帰ってきた。丸3日間プラスバス移動日の少しの時間家を不在にした。

一番の気がかりは、80を過ぎた父のことである。食事は自分で用意できない。お弁当でも食べといてと言いたいが、買いに行けない。出前はどうだ?と思ったが、携帯の操作もままならず、住所を伝えることもできんなー。私が変わりに長野から注文する?とも思ったけど、めんどいな

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