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高齢の父との暮らし

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#介護

デイサービスに通いだした父

デイサービスに通いだした父

父のデイサービス通いが体験を経て本格的に始まった。体験時、お風呂に入ってこなかった父と物々交換的な約束をし、次は無事に入ってきてくれ、やったー!しかもお風呂がすごく良かったらしく、今日も気持ち良かった〜とご機嫌で帰ってきた。

あんなにお風呂拒否してたのに、さすがお風呂がウリの施設!名前が〇〇湯とまるで銭湯のような施設名なのだ。

火金の週2回で、迎えの時間が9:00〜9:30、帰りは3:30頃。

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父とトイレと紙パンツ

父とトイレと紙パンツ

父のためにトイレに手すりをつけてもらい、トイレと外の段差をなくす住宅改修をしてもらう予定になっている。介護保険で1割負担でやってもらえるのありがたい。

うちは府営住宅なので、改修工事の許可をとるのに少し時間がかかるようで、それまでの間、工事の業者さんから置き型の手すりをレンタルすることにした。レンタルの手すりがやってきた日、父に試してとお願いするも、結局その日はトイレに行かずじまい。紙パンツして

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家族への対応で見る自分の本性

家族への対応で見る自分の本性

父の帰りを待ち望んでいた。
 
去年の終わり、転院する日、家に帰れると思った父が喜んで泣いていた。なんともいえない気持ちになった。早く家に帰らせてあげたい。

なのに、帰ってきたら、あの気持ちいずこ?!同じようなお母さんがいる友達から優しい気持ちもてるん3日やでと言われ、いやそれはさすがに短かすぎるやろと思ってた。3日どころか、退院初日にもうすでにイラッとさせられた笑笑。

先週の土曜に退院したか

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父の涙と家族や人の優しさ

父の涙と家族や人の優しさ

急な展開で昨日、父が無事転院した。

おとといの朝早くは、まだ転院先が決まらず、コロナの隔離期間を終えた父を家に連れ帰ろうか迷っていた。

迷いの経緯についてはこちら。

妹とのやりとりで、やっぱり父を自宅に連れ帰るのはまだ早いか…となったが、まだあきらめきれず、看護師をしていた叔母に相談することにした。

年の瀬の朝っぱらから喜ばしくない相談事にちと気が引けると思ったが思い切ってLINEしてみた

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神オムツ

神オムツ

紙おむつって打ちたいのに、予測変換がスゴイ笑。

まだ真っ暗な3時前に目覚め、お腹が空いたのでお汁粉を食べた。賞味期限が来月に迫っていた小豆をようやく昨日炊いた。作るまでは面倒やけど、やれば案外簡単。そして美味しい。

お腹が満たされた私は、読みかけの『勇気が出る介護の本』の続きを読み始める。

寝たきりの状態になったとして、おむつは1日何回位交換するものなんかな?と気になり調べてみたら、おむつを

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高齢の父と一緒に暮らしながらやりたいことをする

高齢の父と一緒に暮らしながらやりたいことをする

松本の3人展のため家を不在にした約1週間、父のことが気になっていた。

松本へ向けていよいよ出ようと私が玄関にいると、玄関すぐそばのトイレに行くため父がやってきた。いつも履いてるパッチも履かず、なぜかトランクス一枚。トランクスから出ている足の細さにギョッとした。こんなにも細かったっけ?

父が、私の持つ荷物を見て、「大荷物やなあ。5人位で行ってくんか?」と聞いてくる。私の荷物の量で一緒に展覧会する

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怒りたいからそう仕向けてみた

怒りたいからそう仕向けてみた

ただ体験して、感情を味わう。
生きるってそれだけのことではないだろうか。
輪廻転成を信じてるけど、魂の成長のために生まれ変わるとかではないと思う。
何がどうなったら成長なん?って感じやし、ただ色んな体験して色んな感情を味わうためと思う方がしっくりくる。

ついさっき、穏やかな心から急変、心が荒れる出来事があった。

自分の部屋から出て台所へ行くと、水たまりが。踏んでしまった。
また父が漏らしたかと

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高齢の父と私がお互い幸せに生きるには

高齢の父と私がお互い幸せに生きるには

上高地と松本の旅から帰ってきた。

月曜の夜行バスで長野に向かい、昨日の朝帰ってきた。丸3日間プラスバス移動日の少しの時間家を不在にした。

一番の気がかりは、80を過ぎた父のことである。食事は自分で用意できない。お弁当でも食べといてと言いたいが、買いに行けない。出前はどうだ?と思ったが、携帯の操作もままならず、住所を伝えることもできんなー。私が変わりに長野から注文する?とも思ったけど、めんどいな

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