1枚の絵をめぐる物語がはじまる(rev.) 〜「未来の学校のスケッチブック」序〜
ここに“1枚の絵”があります。
これは新しい「未来の学校」の姿を描いたもので、同時にそれは、未来の僕たちが、笑顔に溢れ、個々の才能をごく当たり前に発揮しながら、お互いの調和のもと、気持ちよく楽に生きている世の中(社会)の姿でもあります。
この絵は、実は“すでにある”もので、遠い未来からか、あるいはずっと昔の時代からか、おそらくはそのどちらでもないところからやってきました。
決して、たとえば僕という1人の人間が、考え出して描いたものではないということです(^^)
きっと多くの人が、この絵を見たことがあるでしょう。
でもそれは、おぼろげにしか思い出すことのできない夢のようなものかもしれません。
僕は、人生のある頃から、いつかその絵を描いてみたいと思うようになりました。
自分の観ているその絵を、ちょうど「ナスカの地上絵」のように、この地球の大地に、壮大に描いてみたいと思うようになったのです!
◇ ◇ ◇
これから、この「新しいカタチの教育システム」(学び)の全体像について、具体的に記していきたいと思います。
初めは、いったい何を言ってるのか、よくわからない部分もあるかもしれません。
でも、この多次元的な「未来のビジョン(景色)」を描きとめた、一枚一枚の“スケッチ”を、心のおもむくがままに自由に眺めていくうちに、しだいにその絵が、はっきりとした輪郭をともなって浮かび上がってくると思います(^^)
すべての子どもと大人たちのための「未来の学校」。
これが未来の学校において実現する、まったく「新しいステージの学び」で、そしてこれが、21世紀における「新しい公教育のスタンダード」になると思います。
(※文科省(中教審)が示した「令和の日本型学校教育」の方向性は、このビジョンに(ソフトに)移行していくことを可能にする、1つの“ステップ”になっています。そういう意味で、全国の学校教育が今、一斉にそのような方向に向かって動き始めている、まさにその流れに沿った形で、この「新しい学校教育」システムを実現していくことも可能です。)
◇ ◇ ◇
今、僕たちの世界は、忘れかけていたその「絵」を、思い出しはじめました。
いま生きているこの社会は、かつて誰かが思い描いたもの。
それぞれの側面において、強い影響を与えた個人もいるでしょうし、人々の集合的な意識がつくりあげてきたものでもあるでしょう。
でも、もし僕たちが「より輝かしい未来」を望み、その具体的な姿(ビジョン)をこの眼でしっかりと捉えようと思うならば、そこには必ず「新しい世の中」が、現実に立ち上がってきます。
そしてそれは、見る人の心が希望と喜びで踊りだすような、そんな晴れやかでワクワクする絵になるはずです☀️
清水あつし
★ 未来の学校デザインCO.(カンパニー)の活動
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!これからも、いい記事を届けていけるよう励みたいと思います🤗⤴︎